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Halloweenと日本

北海道の七夕では、Halloweenみたいに子どもたちが家々を回るんです。
「ろうそくくれないとかっちゃくぞ!」とか、言うそうですね。
持ち歩く提灯の灯りを保つために、ろうそくをもらってたようですね。
『出さないと、かっちゃくぞ』とは『出さないと、ひっかくぞ』の北海道弁です。

現在は、七夕では各家を周りろうそくではなくお菓子をもらっているんですと。

10月 31日の夜に行われるHalloweenとは、All Hallow's Even (諸聖人の祝日の前夜)の短縮語です。
日本なら旧暦のお盆の頃では、ないでしょうか。
11月1日に行われるAll Saints' Day(万聖節)の前夜祭で、古代ケルトを起源に持つのです。

英国ではあまり行なわれないけど、米国では盛んな、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す祭りですねえ。
米国では、カボチャをくりぬき目鼻口をつけた提灯を飾るのです。

“Trick or treat!" (お菓子をくれないといたずらするぞ)と言いながら、夜には怪物に仮装した子供たちが近所を回り菓子をもらったりするのです。

おもしろいことには、隣接する青森のねぶた祭りの慣わしに似ていて、ねぶた祭りの掛け声「ラッセラー」は「ロウソクをよこせ」という意味があるのだそうです。

ねぶたは本来『睡魔退散』の行事だったそうです。
この「ろーそくよこせ」も、『睡魔退散』の行事だったのなんでしょうかね?

北海道や東日本とアメリカは、ケルトで繋がってるかも知れないのです。
土方歳三の洋装写真はなかなか格好良いし、二宮金次郎の肖像画はまるでペリーみたいだし、秋田美人の美白の肌は白人の血がないとこうはならないと言われるし、秋田犬の血液型パターンはヨーロッパ型と言われますし。

東日本先住民の縄文人の子孫であるアイヌのそっくりさんの骨が、アメリカのケネウィックから出ているのです。
その一つを復元したら、イギリス出身俳優パトリックスチュアートのそっくりさんですと。
パトリックスチュアートの故郷がミアフィールドで、ケルト人の一派ゲール人の土地です。

もし、パトリックスチュアートがケルトの血をひいていたなら、縄文人やアイヌはケルトの親戚かも知れないと言うわけです。

そういえば、カナダには先住民から習ったと言うメープルシロップ煮があるけど、甘露煮や甘煮を連想するのですよ。
それにメープルシロップには、水飴っぽい食べ方もあるのです。

て、ゆうかメープルシロップって、水飴のご親戚?

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