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味な出会い?

エジプト学者吉村作治は、エジプト人が案外日本の味を好むといっています。

日本から持っていったものを、現地の人に試しにあげてみたら喜んでおいしいと食べたそうです。

今じゃ、多分、お土産に持って行ってるのではないかと思います。
ていうか、自分用に持っていったつもりが、お土産になっちゃっていると言うか。
ま、発掘を手伝ってくれている現地人の人数は多いから、さすがにみんなの分はないかも。

そこで、エジプト料理を調べてみます。

すると、なるほど日本で好まれそうなメニューがいろいろあります。
二、三、挙げてみます。

シシカバブ Seekh Kebab

エジプトでもっともポピュラーな、羊または牛のブロック肉を使った肉料理です。

一口大に切り分けた肉を、漬け汁に半日ほど漬け込みます。
肉を金串に刺して、グリルで火が通るまで返しながら焼くのです。

これを見て真っ先に連想したのは、蒲焼です。
あるいは焼き鳥など串焼きです。

グリルというけど、やってることはまるで、あぶり焼いてる串焼きそのものです。
炭火で焼いたら、日本で流行るのでは、などと考えてしまうけど、どんなもんでしょう。

漬け汁は、すりおろした玉ネギとニンニクに、残りの全ての材料を混ぜます。
混ぜるのは、これです。

オリーブ油・レモン汁・トマトピューレ・ローリエ。
あとは、塩・黒コショウ・オレガノ・カルダモンを少々。

ファソリア Fasolia

マトン、つまり羊肉とインゲン豆のシチューで、なんだか懐かしい、素朴なおいしさとのこと。

シチューは、ようするに煮込みです。
マトンは肉としては、臭みがなくさっぱりとした味わいで、甘味があり噛みやすいといいます。
ちなみに、羊肉はモンゴルでは、大根の漬物と食べることも多いといいます。
ファソリアの食感は想像するに、日本で言えばブリ大根みたいなのでしょうか。

水に一昼夜浸した白インゲン豆を、やわらかくなるまでゆでます。

マトンを一口大に切って、やわらかくなるまでゆでます。

熱したバターで、みじん切りのニンニクを炒めます。
ニンニクが香ってきたら、みじん切りの玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。

炒めたニンニク・玉ねぎと、ざく切りのホールトマト缶を、なめらかになるまで混ぜます。
ミキサーにかけると楽、あるいはフードプロセッサーでもいいかも。

ゆだったマトンに、ミキシングしたペーストと、白インゲン豆、ブイヨン、砂糖、ケチェップ、水適量を加えて30分ほど煮込みます。

塩・コショウで味を調えます。

ショブラ アトー Shobura Atu

ヒヨコ豆のスープ、ヒヨコ豆の香りが食欲をそそる、シンプルな料理です。

一晩、水に浸したヒヨコ豆をやわらかくなるまでコンソメで煮て、塩、コショウで味を整えます。

おいしそうな煮豆と言いたい、けど、スープ。

これ甘くして、お汁粉か善哉みたいなのやったら、おいしいかどうか、試したいような、ためらうような。


ほかのメニューも、日本の好みに合いそうな気がしますね。

アジアをはさんで、似た味を好む民族がいるって、面白いですね。

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コメント

古代イスラエル人はエジプトできゅうりを食べたらしいですが、エジプト人もきゅうりを食べるんでしょうか。

投稿: コテツ | 2008年5月24日 (土) 17時35分

今のエジプトはもちろん、昔も食べていたようですね。

投稿: cova | 2008年5月24日 (土) 18時25分

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