三大ピラミッドは誰が?
ギザの第1ピラミッド (クフ王)
古代エジプト史上、最も大きなピラミッドです。
建設当時の高さは147m、底辺の一辺は230m、斜面勾配は51度50分です。
ギザの第2ピラミッド (カフラー王)
クフ王の第1ピラミッドの隣にある、2番目に大きなピラミッドです。
高さ136.5m、1辺の長さ210.5m、斜面勾配は53度10分です。
ギザの第3ピラミッド (メンカウラー王)
3つのピラミッドのうち、最も小さいのが、メンカウラー王のピラミッドです。
高さは66.5m、1辺の長さ108.5m、傾斜角度は51度です。
ギザの三大ピラミッドは、斜面勾配がそれぞれ違うといわれます。
そして、考古学者吉村作治は歴代ファラオには、自分の角度があると指摘しています。
もし、三大ピラミッドの角度が指示したとされるファラオの角度と一致すれば、これまでの定説は確かということになる可能性はあります。
ところが、ここでも驚きの情報を出すものがいます。
またしても、飛鳥昭雄と三神たける、この二人です。
アラブの言い伝えには、エノクが建造を指示したと言うものがある、と主張するのです。
ここでいうエノクとは、旧約聖書で登場する人物です。
エノクとは「従う者」という意味。
エノクという名前は『創世記』に二度現れます。
初めは4章17節で、カインの子としてその名が記されます。
カインは建てていた町に彼にちなんでエノクとつけたといいます。
二度目は5章21節から24節で、こちらのエノクは洪水で有名なノアの曽祖父にあたるです。
65歳でメトシェラをもうけ、365年生きたあと、「エノクは神と共にあゆみ、神が連れて行ったのでいなくなった」(24節)といいます。
飛鳥昭雄と三神たけるが主張する、三大ピラミッドにかかわったとするエノクは、ノアの曽祖父にあたる方です。
聖書の創世記には、おもしろいことに具体的地名はノアの洪水後の、アブラハムがウルを出立したとするところまで出てこないです。
ならば、創世記二人目のエノクは、地理的にはメソポタミアの住民、ということになるかもです。
三大ピラミッドは、いまでこそ、それぞれ角度が違って見えています。
けれど建造当時は、白く輝く化粧版で覆われていた、つまり、元の角度は現在と同じである保証はない、ということです。
ま、同じ人物が企画したとすれば、今の角度の差程度なら誤差の範囲内といえるかも知れないですが。
吉村作治は、エジプトにメソポタミアから星の信仰がもたらされたといいます。
もしも、飛鳥昭雄と三神たけるのいうアラブの言い伝えどおりなら、三大ピラミッドの位置に提出されているある説に一気に光が当たります。
そう、オリオンの三ツ星をかたどったと言う、あの説。
そうなると、ナイルの水は天の川に見立てられていることになるでしょう。
赤道に近い緯度のエジプトでは、オリオンは天頂に近い高さに見えます。
これは、エジプト人にたいして、建造者は三大ピラミッドを世界の中心である存在に捧げたと、いってることになりはしないでしょうか。
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コメント
オリオン座はアダム・カドモンっぽいですね。
投稿: コテツ | 2008年5月18日 (日) 21時08分
見た感じ、そのものっぽいですねえ。
投稿: cova | 2008年5月20日 (火) 15時21分