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ねこことば

「ねこ」が使われる言葉はいろいろあるのです。
興味深いものをいくつかあげてみます。

「ねこだ」「ねこ座」「ねこがい」、たんに「ねこ」とも言われる、藁縄を編んで作った大型のむしろがあります。

これらの名前は、背負い袋のことや、背負子の下に当てる藁製の背当てにも使われます。
また、藁などで編んだむしろで、蹴鞠の庭などに敷くものを、「ねこぶき」「猫掻」とも言うのです。
こういうものを敷くと、ねこが喜んで寝転がるからともとれるのです。
藁を笑いにかけたと見るとどうなのかです。陰陽では笑いは光です。
それで、光のねことなり、太陽神のねこが透けて見えそうですね。

藁はその細さから、そして、蛇の古語の一つ「はは」に音が通じる箒の材料として蛇に通じ、とぐろの蛇は「かんなび」つまり「神の火」に転じます。
さらに、蛇の印象がねこに重なっていき、「火」と「光」が通じていった過程さえ連想されます。

おもしろいものでは、兵庫県の一部で、嬰児または胞衣(えな)を埋める共同墓地を「猫三昧」と言うのです。
猫は鳴き声が、赤子と間違えられる事が多いばかりか、体型やしぐさも、赤子に重なるところが少なくないからかもです。

ちなみに、薪や炭の材料にされる裏白樺(ウラジロカンバ)の別称に、猫四手(ねこしで)があります。
かばのき科の落葉高木で、高さ約15メートルほどになり、深山に生え、皮に香気があります。
楕円形の葉には縁辺に二重鋸歯があり、裏の脈状に白毛を密生します。
この裏の白いあたりが、多少オリーブぽいですね。
4月から5月頃葉腋(葉の付け根)の脈状に、おばなとめばなが分かれている単性の花が集まって咲く穂状花を垂れ、円筒形の花穂を結ぶのです。

吉野裕子氏は、扇に陽の物や陰の物の印象が重ねられていると指摘します。
猫もまた、招き猫の歴史の中で陽の物に関わってくるのです。
そして気になる事に、扇の親骨の透かし彫りの一種に、「猫間」があります。
猫の目のように、あるいは丸くあるいは細くさまざまに姿を変え、連続して彫りすかしたものです。

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コメント

猫大好きなんで、違う意味での猫三昧を味わいたいです。

投稿: コテツ | 2008年6月 3日 (火) 19時01分

↑猫をかわいがって、心行くままに和みたいという事です。

投稿: コテツ | 2008年6月 3日 (火) 19時02分

猫良いですね。
猫=^◇^=

投稿: cova | 2008年6月 4日 (水) 05時33分

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