「シア」「シャ」のある地域
地図を見て気がつくのは、世界には意外と「シア」「シャ」のつく地域名が多いということです。
そのうち、「ネシア」のつく、ミクロネシア、ポリネシア、メラネシアなどは、ギリシャ語によるものだそうなので、現地語にはあまり関係が見られないです。
残るは、マレーシア、ロシア、ギリシャ、歴史的なものでは、ペルシャ、プロシア、などです。
そのうちプロシアは、現地名をプロイセンと呼ぶので、ここでは考えないことにしますね。
すると、残りはマレーシア、ロシア、ギリシャ、ペルシャ、となるです。
ところが「シア」「シャ」を接尾辞とみると、語幹はそれぞれこうなるです。
「マレー」、「ロ」、「ギリ」、「ペル」
面白いのは「ペル」で、南米に「ペルー」がありますね。
共通するのは、ともに太陽神信仰をしたことです。
太陽神に、ギリシャ神話の「Ἥλιος(ヘーリオス)」がいますね。
ギリシャ語の「オス」は「(なんとか)人」「(なんとか)教徒」という意味です。
となると、ヘーリオスとは「ヘーの民」と解釈してもいいのかもしれないです。
もしそれが言えるのなら、こういっていいことになるのでしょうか。
「ギリシャに「へーの神」つまり、「ヤハウエの神」をあがめる人々がいた」
しかし、「へー」を「ラー」の転化とみたらどうかです。
ギリシャとエジプトの交流の深さからいえば、ラー信仰がわたっていても不思議ではないです。
そう思うと「ギリシャ」の「ギリ」は、「ラー」の転化とみてもいいのでしょうか。
そうなると、「ロシア」の「ロ」も、「ラー」の転化とみてもいいのでしょうか。
でも、ロシアにエジプトとの接点があるとは、みえないです。
ユダヤなら、いつのころからか、いたけどです。。。。
「ペルー」「ペルシャ」の「ペル」は、「ラー」が「ヘー」さらに「ペル」に転化したとみていいのでしょうか。
ともにスメルの影響を思ってもいいように思えます。
それを運んだのは、ヘブルの民なのでしょうか。
歴史と地理からいってペルシャは、ありえます。
ペルーは、イスラエルとの文物との類似が見られるアイヌを子孫とする縄文人にヘブルとの関連をみつけない限り、難しいかも。
じゃ、「マレーシア」の「マレー」は、どうかです。
「ラー」の転化とも、冠詞「アル」がついた「アル・ラー」の転化とも想像できます。
「ラー」は地理的にかなり難しいです。
ところがアジア各地に散った、古代イスラエルの民が間に入ったというなら、可能性は捨てきれないのです。
後ろにいるのは、何者なのでしょうか。
ただ、「シア」「シャ」のつく国や地域が、いづれも西ヨーロッパ的キリスト教の地域とはいえないだけは確かなのです。
シアの付く国を色地図で表すのも面白いですね
国や地域の名前、みていくともっといろいろ見えてくるかもです。
シャで、ちょっと思い出したんですけど。
ロシアからヨーロッパ全域に渡って、スクやツクのつく地域が多いです。
見当違いかもしれませんが、これらの語幹との関連は?
ロシアにとくに多いですし。
わたしも、これは気になってます。
転化の可能性は、無視できないかも。
接点となるのは何者なのか、探ってみる価値は十分にありなのです。
面白いですね~。
私も、ふと、「スク・ツク」を思い出しました。
やっぱ、「スク・ツク」を連想しますか。
確かに、なにかあるって思うでしょうねえ。
地名や国名って、必ずしも住んでいる人たちが名付けてないんですよね。
むしろ、外部の人間、支配・侵略しようとしている人たちが名付ける場合が多いですね。
日本海なんてのも、中国と日本にはさまれた海域なので、よその人達が地理を判断しやすいよう、つけちゃった名前なはずです。
地名を外部からつけるって言えば、組織名でもそんなのあったですね。
イギリスの歴史的な二大政党「トーリー」とか「ホイッグ」も、お互いがつけたあだ名だったと記憶してます。
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コメント
ペルーといえばカブレラストーンがとても興味深いです。先史文明の遺産ですから。
投稿: コテツ | 2008年6月14日 (土) 11時14分
アメリカ古代は、日本となにかありそうですからね。
投稿: cova | 2008年6月14日 (土) 11時26分
「スク、ツク」は、日本語でいうところのズバリ、宿「シュク」です。~~宿=~~ツク、だと思います。もしかして、縄文人の足跡かも!
投稿: | 2018年3月 3日 (土) 05時27分
宿(シュク)ときましたか。
それも面白いですね(笑)
投稿: cova | 2018年3月 5日 (月) 22時08分