ペルシャ人は何しに来たのか
日本古代には、けっこうあるのです。
「これなんでかな」
ペルシャ人は来ていたというけれど、何が目的だったのでしょうか。
実際、正倉院御物には多いですね。
ペルシアの方々の遺物は、大和朝廷を調べたらいっぱい出てきそうです。
ウチの実家で飼ってるほうの猫は、ペルシャだよ。
結構猫は、ペルシャから来てるようですね。
まだまだ、国づくりはこれからって時にペルシャから助けに来てくれたのはありがたいのは確かなんだけれど。
でも、それだけだったのでしょうか。
日本にとっては、助けてくれてけっこうなんだけど、ペルシャにとって、何か得するわけなのでしょうか。
アジアの西の端から、アジアの東の端へ、けして楽な旅ではなかったはずです。
アレキサンダー大王のような領土拡大の遠征じゃないとは言っても、すんなり通れる場所ばかりとはとてもとても、思えないです。
つまり、かなりの人数でなければ邪魔しようという相手に対抗なんかできゃしないってわけです。
こんな危険を冒して、国づくりまだまだこれからの東の果ての島国に、なんでまた大勢してやってくる必要があるわけでしょう。
となると、ペルシャが危険を冒してまで日本に来る理由はただひとつです。
「東の交易拠点がほしい」
海を渡るのは大変だけど、それは相手も同じです。
守りにくい陸の拠点より、海という天然の掘割がある島のほうが守りやすいです。
しかも、遠い土地の産物であれば交易の利益だって大きいです。
でも、でも、でも・・・。
古代で外国に交易拠点をつくるっていえば、たいていの場合入植するのではないのでしょうか。
いくら富がほしくっても、いくら冒険がしたくっても、祖国に帰れる保障があってこそ出かけたいと思うのではないでしょうか。
ほぼ、片道切符がきまっている日本行きです。
どんなに儲かるっていわれても、どんなに帝国の命令でも、はいわかりましたって、あなた、すぐにいえる?
命令する側だって、すなおに、はいわかりましたって、言うこと聞く者にいう方が格好がつくのでは?
当時のペルシャに、そんな都合のいい人たちはいたのでしょうか。
アミシャブの報告書ってのに、北朝十支族が散らされた先にペルシャがあったです。
詳しい調査に入ってないようなので、文献からの推測なんだろうけど。
もしペルシャに十支族の人たちがいれば、けんか別れした南朝二支族のいる故郷の土地より日本行きを選んでくれるかも。
けれど、そんな彼らだって、積極的になれる理由がなけりゃ素直に言うこと聞くでしょうか。
ところが、日本には古代イスラエルの文化を持っている先住民がすんでいるそうだとの話が、ペルシャに届いていたか、どうでしょうか。
そんな話があれば、十支族にとって、異文化にかこまれて暮らすペルシャより、似た文化の隣人のいるらしい日本に行きたいのは人情ではないのでしょうか。
ペルシャとイスラエルは近いですから、同じような文化のある日本に来たのかもしれません。
確かペルシャは、イスラエル人に対していい待遇をしてたような覚えがあります。
で、日本にペルシャ人が遠路はるばるやってきた、のだったりして。
点と点をむすぶと、面白い連想ができますね。
もちろん、これは、たんなる私の想像なんだけど。
またまた面白い想像ですね。
でも、人を突き動かすものって、命令より、利益より人情かもしれませんね。
たとえ道のりが困難でも希望のないところに留まるより新天地を求めたいのが人情なのでしょうか。
確かに日本は四方が海に囲まれていたので、天然の要害になってますね。
モンゴル軍も少し暴れまわりましたが、夜襲を恐れて船の中で休んでいるうちに海のもくずと消えました。
日本は、外国がほしがりますね。
昔アメリカは日本を中継地にしてましたし、今は反共の防衛拠点にしてます。
古くは、元寇とかありましたね。
日本人がイスラエル人の末裔である事が分ったときには、世界の人々はどう思うのか気になります。
「やっぱり日本人は特別な民族だったのかー」ってな感じになるんでしょうかね。
これからのDNA鑑定や、発掘などの報告が楽しみですね。
ペルシャが日本へ向かった時、陸から海に出れば海賊に襲撃されることは考えなかったのでしょうでしょうか。
それほど陸と海との行程にはかなりの違いがあったと思うのですけど。
実際発掘すると、大抵土器と建物跡ばかりです。
発掘に復元が追いつかず、土器のかけらが山のようにあります。
それから解析が始まるのですが、学者さんは自分の都合のいいことしか見ないのか見えてないのか…。
もし、十支族であったなら彼らの旅路には、すでに十支族の末裔はいたかもしれないです。
ペルシャは十支族どうしの助け合いを期待して、日本行を命じたとも考えたけど、長くなるから省きました。
わたくしも、その現世利益的でない考えは一体何が目的?と考えます。
ほんと、ペルシャは日本でなにをしたかったのでしょうか。
交易とは思ってみたけれど、どれだけ利益があったのでしょうか。
イスラエルとペルシャの関係も、謎は深いですね。
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