7本の管をもつ燭台
七福神など、七は、神にかかわりが深い数と言えるでしょうねえ。
まず七で思い起こすのは、北斗七星ですね。
北半球の北斗七星や南半球の南斗六星は、神の両手と言う思想もありますね。
上にあたる北にある北斗七星を陽と見れば、下にあたる南にある南斗六星は陰にあたります。
たとえ、一方しか描かれていなくても、考えに入れてかまわないともいえるでしょうね。
北斗七星だけでも、南斗六星をあわせて考えて、さしつかえない?
ええ、陰陽と見ていいと思える場合は、北斗七星と南斗六星を合わせて見たほうがいいでしょう。
次に思い当たるのは、神代七代です。
それと、謎の七枝刀もあげてもいいかも。
いいですねえ。
面白いです。
今、『真実を告げる書』というトンデモ本読んでいるのですが。
この手の本って、俗にそう呼ばれる…でしょ?
そういわれること、多いですねえ。
読まれましたか?
似たような本は、かなり前ですが見たことはあります。
異星人が聖書を持って来るようにと著者に言って、聖書の記述について説明するのです。
そこに七が出てましたよ~!
抜粋してみますね。
創造者たちの基地は7つありました。
「これら7つのものはあまねく全地を行き来するヤーウェの目である」
ゼカリヤ書第4章第十節
「7本の管をもつ燭台」ゼカリヤ第4章第2節参照
というのは今ではその意味が分からなくなっているのですが
もともと創造者たちの司令部にある7つの表示灯をもつ中央電信装置のことで
他の基地や地球を周回する惑星間航行用宇宙船と連絡が取れるようになっていました。
神と天使が、異星人かどうかはともかく、聖書には光に包まれて登場する天使の姿も描かれています。
SF作家であれば、こんな風に描くかも。
神や天使は、プラズマバリヤーに身を包んで亜空間瞬間ワープで現れた。
つまり、神や天使を、宇宙船どころかその上を行く超科学の持ち主であるか、想像を絶する超能力者集団として描くなら、もっともらしいと思いますけど。
この本はその点、中途半端でちんけな妄想小説にしか、思えないです。
ご指摘の通り・・・ 。
なんか聖書の内容より格が落ちる気がするんですよね・・・ 。
キリストは、その異星人そのものよりもっと上から遣わされたように感じます。
問題の本に描かれている異星人程度では、せいぜい信徒レベルに描くのがリアルというのが、聖書と比べての感想です。
異星人はどうも・・・ひっかかりますね。
どの話でも思ったほどそんなレベル高くないですね。
大概。
科学的には高いらしいですが・・・。
それに七は神の数、神の象徴なので、ヤーウェの目とされる「これら7つのもの」は神自身の目であると思えます。
7本の管をもつ燭台が意味するものは、カッバーラの奥義であるメノラー以外ありえないです。
実は、メノラー=アダムカドモン=生命の樹なのです。
アダムカドモンって、十個の節と三本柱の門松みたいなのでしょう。
あれって、生命の樹とも言うのですか。
はい、同じものです。
生命の樹=ヤハウエ=イエスの意味で使用されることが多いです。
7本の管をもつ燭台が意味するものは、御父もしくは神の一人子であるイエスと思われるのです。
キリストが出て来る前の、聖書のすったもんだはその異星人でもOKなんですが。
聖書に比べて違和感がどうしてもある場合、その部分は信頼しないほうが良いと感じますね。
でもあながち丸っぽ嘘とは思ってないんですがね。
個人的には。
とにかく微妙に納得できない部分も含んでいますね。
ていうか、部分的に真理を織り込みながら全体として嘘っぽい場合、警戒したほうが良いです。
真理で信頼させて、嘘を言葉巧みに信じ込ませようとたくらんでいる場合がありえます。
わたしも、ただの不思議好きに過ぎないので、間違いを犯していないとはいえないけれど。
だから、こんな見方も面白い、位に思って楽しんでくださいね。
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