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紅葉狩り

紅葉狩り、皆さん行かれますか?

見事な紅葉は、まるで山火事みたいですね。

実際全山紅葉を、「山が燃える」って言いますよね。

野焼き、山焼きは野や山の緑の勢いを取り戻す為に、わざと火を放つのですよ。
灰が、良い肥料になるのです。

落ち葉も腐葉土として、土を肥やすのです。
蘇りを願う気持ちを込めた、風習だったのですね。

この、野焼き、山焼きはかつて全国的に、焼畑をしていた名残でもあります。
さて、紅葉の代表的な木といえば、楓でしょ。

楓は、もとは「かえる手」でありました。紅葉狩りは、「かえる狩」でもあったのです。
では、何のために「かえる狩」をするのでしょう。

“楓”は、“木”と“風”に分解出来ます。
陰陽五行では、“木”は“蛇”、“風”などの象徴です。
つまり、かえるは蛇に捧げられるために狩られるのです。
蛇は、脱皮をします。このとき、当然ながら栄養がいるということで、かえるを捧げるのです

さらに、落葉は木の脱皮に擬えられ、かえるは木のための栄養としても捧げられるのでしょう。
その時の紅葉の赤色は、山焼き、野焼きに見立てられ、木々は死を潜り抜けることになります。
そして、再び蘇るのです。

もう、お分かりですね。

死と蘇りの儀式が「紅葉狩り」なのです。

ここに立ち会う人々は、火による清めを体験したのと同じなのです。

ポチッとよろしく!

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