オオタタネコは猫神官?
日本史の謎、邪馬台国。
所在地候補は、近畿と九州にほぼ絞られた感じは強いです。
四国の徳島に邪馬台国の祭祀場があったという説もでて、ますます九州説は分が悪いです。
とはいっても、珍説・奇説も負けてはいないです。
魏志倭人伝をまともに読むと、邪馬台国は沖縄周辺の海上になってしまうからです。
沖縄説は、まだかわいいです。
ジャワにあった、フィリッピンにあった、などはまだ御愛嬌です。
珍説・奇説は日本周辺は何でもあり、の状態です。
もっと笑っちゃうのが、古代エジプト説です。
どこをどう見たら、エジプトまで行っちゃうわけでしょう。
魏志倭人伝から見れば、笑い話の邪馬台国古代エジプト説です。
でも、日本古代を見ると、笑ってばかりもいられないです。
どう見たってありえない邪馬台国はさておき、古代日本はエジプトが透けて見えます。
太陽神を中心とした、動物神を含む八百万の神です。
しかも、女性神とされる天照大神は、本来、男性神の天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊です。
ファラオは地上における太陽神、天皇は天照大神の子孫であり神とされたので、やはり地上における太陽神と見ても良いです。
太陽の船は、日本でも絵は少なくても見つかります。
ピラミッドは、各国にあります。
日本にも、ピラミッドと見られる山はいくつかあります。
ところが、ギゼーのピラミッドと構造と思想を共有するトンカラリンのような遺跡が日本にあるのです。
吉村作治は九州の謎の遺跡、「トンカラリン」には、ピラミッドと共通点が多いと指摘します。
入り口の大きさ
通路内部の斜面の角度
通路に大回廊のような部分があるがその高さ
角に切込みを入れた石組み
トンカラリンは途中から通路が曲がり外に向かうので、吉村作治はピラミッドのような生まれなおしの思想があったと解釈します。
ちなみに、トンカラリンとは、熊本県和水町にある全長464.6mの隧道型遺構です。
隧道とは、トンネル状の構造物のこと。
位置は、国指定史跡の江田船山古墳がある、清原(せいばる)台地のあたりです。
日本とエジプト、似た思想が見えるのは、面白いですね。
生活の基礎である、食の好みの共有です。
ファッションについても、女性はさておき、男性については庶民段階ではあっても腰に巻いた衣装で上半身を露わにして品位が問われないです。
武将や武士でも、鍛錬の場であれば片肌だけでなく諸肌脱ぎを平然としています。
男性の衣装で、肩までは出しても、胸まで露わなのは、少なくても高度な文化や文明を築いた国や地域では、日本や古代エジプトくらいに思えます。
女性の服飾についての比較も、もっと資料があればしてみたいです。
ネコという名前のファラオがいて、日本の天皇がオオヤマトネコ、ペルシャ語やアラブ語にネコがあるのは偶然でしょうか。
エジプトでは、今も昔も、猫をオッタと呼びます。
もっとも、古代にはマウという呼び方もあり、いつからオッタになったのかが気になります。
日本には、オオタタネコという人物がいたです。
大田氏の流れとされるというから、オオタノネコと見てもいいのでしょうか。
もし良ければ、オッタノネコと解釈しても良いのでしょうか。
オオタタネコは、三輪神社の祭司だったはずですね。
オッタノネコであれば、猫の祭司とみなせるのでしょうか。
猫の祭司とすれば、この猫は当然、神であるはずです。
最高神が太陽神であれば、太陽神は猫神だったのでしょうか。
猫神が太陽神であるなら、古代エジプトにこれまたそっくりとなります。
まさか、古代エジプトに日本人がいて、猫を見てはオッタ、オッタと言って喜んでいたのでしょうか?
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