« 星をさがせ! | トップページ | 胡桃で知られる笠間稲荷 »

サルディーニャ島って、こんな島。

地中海で最も美しい海と讃えられ、各国のセレブレティが集まるサルディーニャ島をとりあげてみましょうか。

 サルディーニャは、色々特徴の多いトコらしいですね!
 残念ながら行ったことは、ないのですが… 。

ヨーロッパの人たちの憧れの高級リゾートの島ですよね。
ダイアナ妃が、亡くなる直前までいた場所としても知られているのですよね。

サルディーニャは、イタリア半島、スペイン、チュニジアの間、フランス領コルシカ島の南に位置するイタリア領の島です。

ローマから飛行機で約1時間、地中海のほぼ中央ですね。

 シチリア島に次ぎ、地中海で2番目に大きな島でしたよね。

はい、南東にあるシチリア島より、ちょっと小さいです。
東側にティレニア海、その対岸にイタリア半島、北側にはボニファシオ海峡を挟んでコルシカ島を望みます。
西側は、サルディーニャ海と呼ばれているのですよ。

 ビーチが美しいほか、何か見所はありますか。

様々な興味深い観光資源に、恵まれているのですよ。
この島には、リゾート地コスタ・ズメラルダやジェンナルジェントゥ山地など、多くの観光地があるです。
歴史的な観光地としても、先史時代の石造建築であるヌラーゲ遺跡を代表するバルーミニのス・ヌラージ、フェニキア・ローマ時代の都市遺跡であるオリスターノ近郊のターロス、カリアリ南郊プーラにあるノーラなどがあるです。

イタリア半島を足だとすると、その足跡にあたるような島の形から、古代ギリシャ人はサンダリオン(Sandalyon)と呼んでいたです。
鰯の英語名サーディンは、この島から来ているのですよ。

サルディーニャは、サルディーニャ語ではSardigna, Sardinna, Sardinnia 、イタリア語ではSardegna、カタルーです語ではSardenyaと綴るです。
日本語ではイタリア語からのサルディーニャの他、ラテン語や英語のSardiniaに由来するサルディニア、サルジニア、サルヂニア、サルデニアなどの表記があるです。

古代にこの島はフェニキア人によりイクヌーザと呼ばれ、ラテン式の綴りでIchnusa、もとはHyknusaと表記されていたです。
現在は州都カリャリで製造される、サルディーニャで一番ポピュラーなビールにイクヌーザの名を残しているのですよ。
また、周辺の島を含めて、イタリア共和国のサルディーニャ特別自治州(Regione Sardegna)を構成するです。

 イタリア自治州サルディーニャ島とは、どんな島なのですか。

面積24,090 平方kmで、四国ほどの大きさです。
人口165万人、州都はカリャリ、あるいはカリアリとも呼ばれるです。
サルディーニャの住民は、ヴェネツィアを州都とするイタリア北東部のヴェネト州の住民とともに、固有の民族集団を意味する"popolo"としてイタリア議会から認定されているのですよ。

ついでに、地中海最大の島であるシチリア島は、面積は25,420平方kmで、島名は英語由来の名称でシシリー(Sicily)、シシリアとも呼ばれるです。
シチリア島は、その周辺の島を合わせて、イタリア共和国のシチリア特別自治州(Regione Sicilia)を構成しているのですよ。

サルディーニャ州は、8つの県からなってるです。
カリャリ県、サッサリ県、ヌーオロ県、オリスターノ県に加え、分割により2005年にオルビア=テンピオ県、オリアストラ県、カルボーニア=イグレージアス県、メディオ・カンピダーノ県が加わったです。

 気候や風土は?

サルディーニャは地中海性気候に属し、春と秋は暖かく日中は暑いけれど夜は涼しく過ごしやすい、真夏はとても暑い、冬は穏やかです。
近年、旱魃が続いているのですよ。

サルディーニャには、大陸部のどこにでもいるクサリヘビやマーモットなど、多くの種がいないそうです。
一方、チチュウカイモンクアザラシやイノシシをはじめ、多くの希少種の動植物が生息しているのですよ。

それでも、一般の訪問者として見ている分には、イタリア本土との違いは、あまり感じられないそうです。

 確かに、動物好きでもなけりゃ、気にしませんねえ。

違いをしいて言えば、標識にイタリア語とサルディーニャの伝統的な言葉、サルド語の表記があることくらいとか。

 そんな程度ですか。

サルド語とも呼ばれるサルディーニャ語は、ラテン語を起源とするロマンス語に属する言語で、フェニキア語、エトルリア語の影響を受けているとも考えられているのですよ。
サルディーニャ島では、島民たちを一つの民族または国だと考え、政治的な意味からサルディーニャ語を主要言語だと主張しているグループも存在しているそうです。
 
 でも、サルディーニャ島に独立運動は聞きませんねえ。

サルディーニャ島にも、島独特の、のんびりした雰囲気というのはあるそうです。
ほとんどの島民はのんびりしてて、独立なんて考えてないのかも。

 魚が沢山獲れるのに、結構肉食が好まれると聞いてますよ。

料理も、イタリアで食べるものとほぼ同じだそうですね。
違いと言えば、山の方は肉や乳製品、海沿いはシーフードが多いというくらいなのかも。

山の方へ行くと、ヨーロッパの素朴な田舎の風景が広がっているのですよ。
牧畜を営み生活している人が、ほとんどですから。
サルディーニャ島には多くの羊が、放牧されているのですよ。

海沿いでは、とくにエメラルド海岸は見る価値ありなのかも。
海岸線からエメラルドグリーンの美しい海が望めるので、高級別荘地になっているのですよ。
海を見下ろす丘には、各国の大富豪の別荘が並ぶです。
歴史のある別荘地なので、建物はこの島伝統の石造りで統一されているのですよ。
それで、のどかな海の街に、見えるのですって。

 大富豪ともなると、太っ腹だからでしょうかね。

高級リゾートだということがわかるのは、マリーナに停泊しているたくさんのクルーザーを見るときなのかも。
豪華クルーザー、それもとても個人所有と思えないクルーザーがいっぱいあるですから。

 今も島に残る民族衣装とは?

島と言っても、四国ほどの大きさがあるです。
その四国ほどの広さの島に、村ごとに多くの民族衣装があるです。
地域ごとの文化があるのは当然です。
島なのに300以上の民族衣装があるというから驚きですよね。
海沿いの村は、他国との交易があるから、外国からの輸入品である糸やビーズなどを使ったものがあるです。
他国の侵攻を受けた地方では、征服国の文化がデザインに反映されているものもあるです。
山間部では、羊が多く飼育されているだけあって羊毛を素材としている衣装が多いなど、衣装のデザインや素材は、その村の歴史を表現していると見られているのですよ。

村ごとに民族衣装ができたのは、サルディーニャはとても山が険しく、村と村が離れて点在していたので、各村が自分たちのオリジナリティーを表現するためと言われているのですよ。
でもそれは通説であって、なぜそのようにたくさんの民族衣装ができ、今まで残ってきたかということは、まだ詳しくわかっていないようです。

特に婚礼衣裳は、その村の特色がよく出ているのですよ。
昔は衣装を見れば、あのお嫁さんはどこから来たということがわかったそうです。
今は、どうなのでしょうね。

 歴史的な見所は?

美しい海岸線から島の奥へ入っていくと、そこには謎に満ちた、古代文明の島が姿を現すです。
サルディーニャ島が古代から栄え、長い歴史があるということを証明しているのが、島に残る数多くの遺跡です。

6000年前から栄えていたという文明の証と、今も受け継がれている伝統が、サルディーニャ島にはあったのです。
地中海の覇者ローマ帝国の誇る強大な軍事力ですら、島の海岸線の一部を征服するだけに留まった島だったのです。

 サルディーニャ島には、どんな文明が栄えていたのなのですか?

詳細は今も調査中ということですが、とても興味深い島です。
古いものは、ストーンサークルのような巨石建造物や、階段ピラミッドまであるです。
階段ピラミッドは、メソポタミアのジグラッドと関連があると見られているのです。

サルディーニャ独特の、ヌラーゲと言う石積みでできた円形の砦があるです。
知ってる人が聞いたら馬鹿言うな突っ込むかも知れないけれど、沖縄の古代の城であるグスクを連想しましたね。

島に7000以上のヌラーゲが、残っているのですよ。
それらはすべて複製ではなく、修復をしながら古代から現在に至っているものです。
3500年前に造られたヌラーゲでも、ドームが当時のまま残っているのですよ。
複数のドームが集まって、ヌラーゲの一つの集落を作っていたのです。

 今まで残っていることが、スゴイよね。
 
そのヌラーゲが、美しいのです。
荒削りといった感じの石を、ひとつひとつ積み上げた天井は、ドームになっているのです。
荒削りな石を積み上げてドームを作るのは、かなりの技術と緻密な設計が必要です。
石組みと言えば、中南米のマヤやインカも、きれいな曲面を作るなど高度な技術ですよね。

メソポタミアとインカ、エジプトとマヤ、文化的に似ていると言う人もいるのですよ。
そして、インカやマヤの栄えた古代中南米と日本の縄文は、ミトコンドリアDNAの調査によって、つながっていることがわかってきているのですよ。
日本の城の石垣の技術は、どこまで遡れるのなのかも。

サルディーニャ人の起源に関する理論のほとんどは、遺伝学的な研究と民族の移動状況を重要視しているのですよ。
遺伝学的な研究によると、サルディーニャ人は、周辺地域の人々や若い民族とは異なり、前インド=ヨーロッパ人だとしてるそうで。
そういえば、サルディーニャ語もインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属するそうですよ。
ただし、サルディーニャ語はイタリア語の属する東ロマンス語より、フランス語の属する西ロマンス語に近いと言う説も根強いとか。

インドは、ペルシャとの関連があり、ペルシャは日本に不思議なつながりが見えるです。
なにか、サルディーニャ島って、におうです。

え?鰯のこげた匂い?
そういえば、英語の鰯の語源になっちゃう位だから、鰯が好きな人たちなのかも。

メソポタミア、エジプト、ローマ帝国などの文明が、地中海の沿岸には栄えていたです。
サルディーニャの古代文明がとても興味深いのは、島の位置にも関係しているのですね。

島に残る遺跡の中に、興味深いものが見つかっているのですよ。
それは、子宮を意味するとされる三角に開けられた穴の中に下りていく階段の下にある池です。
池の天井はドーム状になって頂点に穴があり、そこから差し込む光で月の満ち欠けを観察した施設と見られているのです。

それを知って、はっとしましたね。
沖縄県の与那国海底史跡に、謎の三角穴があるです。
似た用途で使われたのかも。
謎の三角穴は、農事祭祀に使われた可能性はもちろんあるです。
けれど、生まれ直しの儀式に使われた疑いもかけて良いのではとも思えるのです。

そしてサルディーニャ島には、ストーンサークルがあるです。
ストーンサークルと言えばイギリスが有名だけど、東日本にもあるです。

 言葉は、サルディーニャ語なのですかあ。
 イタリア領なら、イタリア語って思ってた。

サルディーニャで一般に話されている言語は、イタリア語とサルディーニャ語です。
もちろん、公用語としてはイタリア語が使われているのですよ。

サルディーニャ語は、今でも農村部では日常語として話されているのですと。
でも、州都カリャリの若者たちの中には、サルディーニャ語をまったく知らない人もいるのですよねえ。
日本でも、若者には土地の言葉を知らない人はいるのですよね。
どこも似たようなものなのかも。

サルディーニャ島北部のガッルーラ、サッサリ地域では、コルシカ語の方言が話されているのですよ。
ジェノヴァ地域からの移民が暮らすサンピエトロ島では、イタリア半島のリグリア方言が使われているのですよ。
アルゲーロ近辺では、アラゴン王国の支配を経験した歴史的背景から、中世期の要素を受け継ぐカタルーです語の方言が話されているのですよ。
アルゲーロって、アラゴンにちなむ地名でしょうかねぇ。

 旅した気分になりますねぇ。

 イタリアの島々には、猫が多いと聞くけどね。
 サルディーニャ島にもいるのかなぁ?

あのあたり、猫は多いでしょうね。

 そうそう、猫も沢山いるし。
 ワインも美味しかったんじゃないかな?

美味しいようですね。

 いってみたいなサルディーニャ島!

好評で、扱ってよかったです。
サルディーニャ島の歴史も興味深いけど、長くなっちゃうので今回はここまでにしておきましょうか。

ポチッとよろしく!

|

« 星をさがせ! | トップページ | 胡桃で知られる笠間稲荷 »

歴史」カテゴリの記事

イタリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サルディーニャ島って、こんな島。:

« 星をさがせ! | トップページ | 胡桃で知られる笠間稲荷 »