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猫と祟りと?

エジプトの宗教では、猫には3つの役割が有りました。

雄猫は太陽神ラーの象徴、雌猫は愛と恐怖の女神でもあった慈悲と豊穣の女神バステトの象徴で、バステトは本来は雌ライオンで破壊の力神セクメトでした。

猫とライオンは、戦いの神シェカメットの象徴でもありました。

雌ライオンの姿で描かれたシェカメットは、古代エジプトでは最も激しいハンターとして知られています。
シェカメットは、ファラオの保護者とみなされてもいました。
暑い砂漠風がシェカメットの息であるされ、砂漠をつくるとされました。

そしてシェカメットは、雌猫や雌ライオンとして描かれながら太陽の神ともされたのです。
 
 太陽神とされた点では、雄猫として描かれるラーとだぶりますね。

ええ、不思議ですね。

特にバステト神の崇拝は、ブバスティスというところが中心に行われていたのです。

紀元前1000年頃にこのブバスティスが古代エジプト政治の重要な中心となったため、ますます猫は神として崇拝され、繁栄したのです。

 これは、シヴァとお妃パールバティあるいは神紀カーリーとそっくりですね。

昼は日溜りでうたた寝し、夜になると活動し、くるくると変わる猫の目は、月神としての性格を秘めていたのかもしれないですね。
 
 月神は陰陽では陰の神、陰と言う点では、姿が見えない旧約のヤハウエや、再臨のときまでお隠れのイエスも似てますね。

しかし、猫神はイエスと悪魔(akuma)の性格を併せ持つように思える点では、シヴァと性格が似通った神ですね。

 ラーは、穏やかな神かと思えば、怒り狂って雌ライオンで破壊の力神セクメトを地上に送ったりしてるしね。

そしてまた、ネズミ=根住みを退治する猫は、おなじくネズミを退治する蛇とも同格の神ですね。

 二面性という点では、猫=蛇=シヴァとなるのかな。

シヴァは、天空の祟り神ヤハウエと地上の救世主イエスの二面性にも繋がって見えるのは興味深いです。

 だから猫は、祟るなんていわれてしまうのかなあ。

どんなもんでしょ?

 天空の祟り神ヤハウエ・・・。
 いつも旧約を読むたびに、なんでこんなに恐ろしい怒りの神なんだろうと思ってきました。
 それに対してイエスの愛。
 対照的ですよね。
 猫はその二面を併せ持つのか。

 だから猫って魅力的なんですね。
 納得。

なぜか、バステトは本来は雌ライオンで破壊の力神セクメトだったことは、旧約のヤハウエと新約のイエスに妙にだぶりますよね。

みなさんは、どうおもったでしょ。

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