麻雀
任天堂株式会社は今でこそ、家庭用レジャー機器の製造・販売の大手ですよね。
社名は、「運を天に任せる」「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉に由来すると言われているそうね。
初代社長が死去しているため、詳しいことは不明だそうですが。
前社長の山内博も、どちらかと言うと運命的な要素を信じる傾向の人というから可能性あります。
つまり、玩具・ゲームを製造する会社ってことですね。
特に家庭用ゲーム機業界では日本、世界問わず最大級の企業ですよね。
創業した明治22年9月23日のころ作っていたのは、もちろんテレビゲームなんかじゃないです。
麻雀、囲碁、将棋、花札用具のメーカーとしても知られているけど、もともとはこれが本業だったです。
元々は、京都で花札屋として創業した玩具企業だったでしょ。
それと、今は中国語では麻雀ではなくって麻将と書くの。
麻雀だと、雀になっちゃいますよ。
そうですか。
たしかに、中国語に設定して「麻雀」で画像検索すると「分類:雀形目、麻雀科、麻雀属、麻雀種」なんて表記して雀の写真が出たりしますね。
日本では、麻雀のほうが通りが良いので、こちらで表記させてもらいますね。
1983年7月15日に、ファミリーコンピューター、略してファミコンと銘打って売り出されたゲーム機が大当たりしたのが任天堂の転機でしたね。
浮き沈みの激しい中で、テレビゲームを今も引っ張り続けているのはすごいですよね。
麻雀(マージャン、Mahjong)とは19世紀中頃の中国を起源とし、日本をはじめ世界中で親しまれている原則として4人用の牌を使ったテーブルゲームなのです。
麻雀ってやったことないんですよね。
色々覚えるのが難しそうで・・・・。
実は、私も未経験ですが。
あらら・・・。
ところで、任天堂の話は、枕なんですか。
ま、硬い事言わないでです。
原則としてと言うのは、3人麻雀が、関西や四国など地域によっては4人麻雀より主流だからです。
3人麻雀の盛んなとこって、もしかして饂飩好きな地域と重なってませんか。
どうなのかです。
西日本全体として、饂飩派と蕎麦派の分布がどうなっているか見た方が良いかも。
出雲弁地域は、やっぱり蕎麦派でしょうかね。
どちらかといえば、そうかです。
もっと、調べる必要はありそうですね。
私はうどんのような粉食文化と言葉、そして3人麻雀の関連性に強く惹かれるよね。
麻雀は1850年代、上海近辺で生まれた遊戯といわれているです。
もとになったのは、馬弔(マーチャオ)、馬将(マーチャン)とも呼ばれた伝統的な紙札遊戯と、骨牌遊戯の一種の天九牌(てんきゅうはい、てんかおはい)だそうです。
馬弔は、古代より中国で遊ばれていた紙牌を用いるカードゲームが、象牙・牛骨製の牌ゲームに変化し誕生したものですと。
各札は、1枚ずつで合計40枚で1セットとなるカードゲームなのですと。
馬弔の構成は以下の通り。
文銭が11枚。
一文 二文 三文 四文 五文 六文 七文 八文 九文 枝花 空湯
索子が9枚。
一索 二索 三索 四索 五索 六索 七索 八索 九索
萬貫一が9枚。
萬貫 二萬貫 三萬貫 四萬貫 五萬貫 六萬貫 七萬貫 八萬貫 九萬貫
十萬貫が11枚。
二十萬貫 三十萬貫 四十萬貫 五十萬貫 六十萬貫 七十萬貫 八十萬貫 九十萬貫 百萬貫 千萬貫 萬々貫
このゲームは宋の時代には存在した可能性があるとされているが、なんとなく現在の麻雀の元祖といった感じだそうです。
馬弔(マーチャオ)、馬将(マーチャン)の名前から言っても、麻雀(マージャン)の元祖でしょうね。
でも、今でも続くカードゲーム、トランプとの関係はあるでしょうか。
4種のカードを奇数枚づつ、と言う点では共通ですね。
トランプは、占いと関係が深いでしょ。
馬弔と占いってかです。
どことなく陰陽は、背景にありそうですけどね。
天九牌は、骨牌の枚数は32枚。
西洋のドミノ牌のルーツともいわれる、中国のドミノ牌です。
天九牌は、香港、米国の中国人等で遊ばれているようであるが、主として賭博に用いられているようで。
西洋のドミノのように、全く同じものが2つない内容ではなく、 全部で21種あり、このうち10種は1枚ずつ、11種は2枚ずつ。
天九牌は、1枚しかない10枚の牌を軍人(武牌)、2枚ずつある11種22枚の牌を市民(文牌)と呼ぶそうです。
ある種のゲームでは、この区別が重要な意味を持っていると言うです。
ドミノは、一説によると、紀元前3世紀に現在の中国で行われていたそうね。
ドミノの起源ははっきりしていないが、マルコ・ポーロによりイタリア、そしてヨーロッパ全土にもたらされたといわれているから、中国発の遊びと言えるかです。
かつてのシルクロード沿いの国々で、ドミノに興じる姿を見ることができると言うからです。
天九牌の目は、西洋のドミノ牌と違って0の目がないそうですね。
ドミノ牌の各正方形には0個から6個、あるいは0~9個の印からなる模様、つまり目がサイコロのように書かれていますね。
市販されているドミノ牌には、木製、象牙製、およびプラスチック製のものが多いのですって。
ドミノ牌は28枚1組で、目が0~6のドミノ牌が入ったひとそろいをダブル・シックスといいます。
ダブル・シックス0~6で、可能な目の組合せ((0,0),(3,6)など)が全て一枚ずつ入っています。
(3,6)と(6,3)のように順番を逆にしただけのものは同じ牌と見なされ、3と6が書かれた牌は一つしか入っていません。
ドミノ牌の目はサイコロをもとにして作られたといわれ、ドミノと言う名は「頭巾」を意味するのですと。
天九牌では、点の色は1と4、それに6-6の牌の6の片側の3つが赤く塗られてるです。
親を決める際には3個のサイコロを振り、 このさいころも1と4の目が赤く塗られてるです
出た目の合計だけ、時計と反対回りに数えていくそうです。
赤と黒、左回り、やはり陰陽が背景にありますかね。
赤が南、黒が北、左回りは陰の方向、そう見て良いかも。
馬弔も、奇数枚の陽、偶数組の陰、そう見たら陰陽、中国古代の遊戯と陰陽って関係深く見えますね。
任天堂の出発となった花札は、「花かるた」とも呼ばれた日本の伝統的カードゲームの一種です。
今では、一般に花札といえば八八花のことね。
一組48枚に、12ヶ月折々の花が4枚ずつに書き込まれているです。
48枚の由来は、ポルトガルのトランプが一組48枚だったころに伝来した名残だそうです。
ポルトガルとの交易を通じて、日本にカードゲームが初めて上陸したのは安土桃山時代でしょ。
日本の「かるた(歌留多、骨牌)」の語源は、ポルトガル語でカードゲームを示す「carta」だったよね。
国産のかるたは天正時代(1573~91)にさかのぼれるそうで、当時の札が一枚だけ現存するのですって。
宣教師が、鉄砲やキリスト教、カステラ等と共に伝えたそうです。
2人で遊ぶこいこい、2人以上で遊ぶ花合わせ、と言う遊び方が一般的ですね。
愛好家の中では八八と言う遊び方に人気があり、そのほかにも、全国各地で独特な遊び方してるのですね。
トランプと占い、関係は深いですね。
任天堂って社名、そう思ってみると意味深長ね。
「運を天に任せる」「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉に由来すると、解釈されても仕方ないかも。
囲碁と将棋は?
以後検討しょうかって。
でもほんと、面白いこと満載ですね。
楽しんでもらえましたか。
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