白猫タロット、知ってましたか。
白猫のタロットカード、“The Tarot of the White Cats”というのがあるって、知ってましたか。
白猫のタロットですか。
知りませんでした。
白猫タロット、猫と魔は関わりが深いので、あっても不思議ではないのです。
“The Tarot of the White Cats”は、騎士の描かれたタロットのなかでも、とても伝統があるというのです。
青い目の白猫が描かれているほか、象徴の表現はまったく標準に従っているので、タロット初心者でも問題なく使用できるとされているのです。
アイルランドあたりに、白猫が関係する伝説があったはず。
色はともかく、猫にまつわる伝承はあってもおかしくない地域ではあるのね。
アイルランドの古い民間伝承では、白猫は「死の知らせ」の象徴なのですね。
白猫を見ると死期が近い、と言われていたようですね。
それも、その人にだけ見えるというのですよ。
白は「死と再生」の色だから、むべなるかなですよね。
ちなみに白は陰陽では、西と死に配当される、言い換えれば復活の秘儀に関わる色ですよ。
白猫が、死の知らせですか・・・。
よく黒猫が不吉だなんていうけど、違ったんですね。
黒猫が不吉と言うのは、悪魔(akuma)や魔女との関わりが濃いからですよ。
英国にいた猫、日本の猫となぜか似ていて親しみがあったな。
三毛猫は、いませんでしたが。
ヨーロッパあたりの猫、確かに日本と似てるようですね。
わたしも、白猫が「死の知らせ」の象徴っていうのも知りませんでしたわ。
ウチの白猫は・・・死の知らせではなさそうです。
白猫は、金目銀目、つまりオッドアイがおおいの。
余計神秘的なんだろうね。
白と黒は色彩の両極端、色ではないと言ってもいいかもしれない。
「色のない世界」というと、黒白モノクロームのことを言うもん。
白と黒は、むしろ光と闇ですよね。
白と黒の色彩としての概念、調べると面白いかもね。
白猫・・・白子みたいな扱いでしょうか?
確かに、白い動物はその希少性や見た目の美しさから、古くから神の使いや吉凶の前ぶれなどとして畏れられてきました。
白子も例外ではなく、古くから信仰の対象として地元の人たちに大切にされてきた例があります。
でも、白猫は白子とは、ちょっと違うです。
白子、つまりアルビノとは、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患、ならびにその症状を伴う個体のことです。
アルビノの場合には、目の瞳孔は毛細血管の透過により赤色に見えます。
確かに~・・・
実家での飼っていた十姉妹、真っ白で赤目だったなあ。
後に失明しました。
ええ、白子の失明は可能性が高いそうですね。
体色と同じように目の色もまた、それなりに意味を持って見られたと思えます。
普通とは違う赤目は、ある種の異能の証と見られていたようなのです。
眼の色が青だと違うのかな?。。。と思いましたが。
タロットの白猫は青目、白子とは区別して考える方が無難かも。
白猫は死の知らせの伝承があるアイルランドは、ケルトの多い土地ですね。
ケルトには、意外と陰陽を連想できる文化があるようです。
日本に清明桔梗で知られる五芒星があるように、ケルトにもCeltic Pentagramと呼ばれる五芒星があるのです。
一筆書きの五芒星などは、ケルト文化を象徴するデザインのひとつです。
芽吹いた若葉と組み合わさったと思えるものなど、いろいろなものがあります。
このケルトの五芒星は、人体になぞらえられているの。
常若の象徴の若葉が見えるものもあることから、飛鳥昭雄と三神たけるは生命の樹と言うかもしれないね。
あの二人なら、言うかも。
ケルトにも五色があるのですよね。
この五色だったと思うけど。
赤・緑・青・黒・茶
知ってる方、教えて欲しいです。
普通の五色はこれ。
赤・l黄・青・黒・白
これなら、誰が見たって陰陽がケルトにあるって言うでしょうね。
そうね、確かにケルト五色はあるけど陰陽に似てると言う声がない。
色が違うことは、確かでしょ。
ケルトにも、闇と光の対立という考えもあるそうですね。
これなんか、まさに陰陽みたい。
アメリカのケネウィックで見つかったアイヌに近いと思われる古人骨は、イギリスでケルトが多い地域の男性に似ていて驚かれましたよね。
日本には、イギリス人に似た顔がいると欧州人からも言われていたし、妖怪と妖精、緑茶と紅茶、などの類似も指摘されますよね。
日本で神聖視される白蛇、タロットの白猫、面白いですね。
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