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青空に想う。

空といえば青。
アッラー、青と来るとイスラムのタイル。
彩りは「黄・白・青・赤・緑」とあっても、青のイメージが強いです。

この色眺めてふと思ったのですが、陰陽五行の五色に似てるですね。
陰陽五行の五色は「赤、青、黄、白、黒」ですが、緑が黒に変われば、もろ、そのまんまです。

でも、違うのは違うだろうってですか。

こういう例もあります。
能舞台には必ず五色の幕が掛けられていて、幕の向こうは「あちらの世界」をあらわします。
シテの「おま~く」という掛け声によって、この世との境界が開かれるのです。

当然五色は、陰陽五行の五色を表すのです。
揚げ幕の五色は「紫、白、赤、黄、緑」なのです。
紫が青に変われば、イスラムのタイルの配色にそっくりです。

また、青というと鳩摩羅什のふるさと西域のオアシス都市「亀茲(きじ)」、つまりクチャの方では空が神としてあがめられ、青が象徴とされています。

鳩摩羅什の有名な言葉に、「色即是空・空即是色」があります。

「色即是空・空即是色」で、この「色」というのは、もとのサンスクリット語ではルーパ。
サンスクリット語のルーパとは、目に見えるもの、形づくられたものという意味とされています。
木も草も犬も猫も人間もすべて「色」です。

そして、この「色」は、釈迦の発言「諸法無我」「諸行無常」にあるように、実体としてあるものではなく時々刻々と変化している実態の定まらないものだとみられています。

そして「空」とは、もとを正せば、宇宙に存在するものはすべて目に見えないエネルギーのさまざまな表現形態であり、そのエネルギーのことだとされます。

その「空」から生み出され、形に表れたものが「色」です。
そして、「色」は「空」にもどり、無限に繰り返されると言うのです。

ここまでややこしく言わなくっても、「色」は空を表す青、「空」は神とみて、「空は神、神は空」という鳩摩羅什のふるさとの思想をさしていると思ったらいけないのでしょうか。

取り留めない話です。

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