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拍子と締め

三三七拍子を文字で書くと、「チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャンチャン・チャンチャンチャン」となりますね。

 応援で使う場合が、多いですよね。

似ていて間違えやすいのが、手締めですね。

 こちらは、祝いの席が多い。

はじめと間に「イヨー」「ヨッ」「もう一丁」などと掛け声をかけ、最後に拍手するのが一般的です。

三本締めは、「よーぉっ」というかけ声の後に「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」という手拍子を3回繰り返すやり方です。

一本締めは三本締めの3分の1ということになり、「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」を1回だけやるです。

一丁締めは、「よーぉっ、ポン」と手拍子一発で終わるやり方です。

地方によっても、違いがありますよ。

関東一本締めといって、関東では一丁締めを一本締めと呼び、「一本締めでお手を拝借」と言われると「よーぉっ、ポン」とたたくところが多いです。

関東にも、独自の手締めが行われる地域がありますね。

東日本のほかの地域でも、“伊達の一本締め”のような独自の手締めがあるのですよ。

西日本でも、大阪締めといわれるやり方が広く行われるほか、博多など独自の手締めが行われる地域があるです。

 締めにも地域によって色々あるんですねえ。
 知りませんでした。

 ちょっと、気になるんですけど。
 「よーぉっ」という最初の発声は、単なるかけ声だけではないでしょ。

「祝おう」からきているとされますね。

来賓に音頭取りをしてもらうのは、大変に失礼なことでしたよね。

手締めの音頭取りは、主催者側が行うべきものです。

 来賓に締めを頼むのは失礼なんですか!
 確か呼ばれた宴会でね。
 主催者が来賓に締めをお願いしているのを、よく見かけましたが…。
 あれは常識に欠けることだったんですね。

 ひとつお勉強になりました。
 気をつけよう。

複数の来賓をお呼びしても、どういう基準で締めを誰にお願いするか、ややこしいことになります。

それなら、主催者側の責任者が仕切る方が来客に差を付けずにすみます。

無事終わったことに感謝するのが締めであるなら、主催者側が仕切るのが筋ともいえます。

三三七拍子では一拍の基本が4分音符になっているのに対し、手締めの場合は一拍の基本単位が8分音符になるです。

三三七拍子が応援であって祝いではないのは、拍子をとる、つまりみんなで息を合わせることに目的があるからです。

一見平板に聞こえる三三七拍子です。
実は、拍子のとり方も「強弱」が基本です。
強弱のとり方は、「4231・4231・4231・4231」となるです。

三番目の「4231」の一番弱い拍子の「1」だけ音が聞こえ、ほかの三回では無音となるので結果として聞こえる音がこうなるです。
「チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャンチャン・チャンチャンチャン」

 入る声も、掛け声と言うより合いの手に近いってことね。

つまり、三三七拍子は音楽なのですね。

日本の民謡に共通する拍子を、三三七拍子も共有しているというわけかもしれないですね。

それに対し、手締めは神社など神前の拍手に通じる呪術と言えるです。

三本締めは造化三神、一本締めは最高神、それぞれ相手となる対象が異なるのかも。

締めの最初の発声「よーぉっ」は、神に対する呼び掛けであるのかも。

 料理業界では3本締めするときに、こんなふうに言ってするのだけど…。
 1本目は食物を作ってくれたお百姓さんに
 2本目はそれを料理する調理人に
 3本目はそれを食べるお客様にささげます
 締める本数や捧げる対象も、あるのかなあ?

締めは、基本的に感謝の表現と思いますね。

料理業界の三本締めは、お百姓さんや漁師さん、料理人、お客様、この人たちの協力に感謝するとともに、この人たちの協力を得られたことを神に感謝したいという気持ちもあるのかも。

 一本締めと一丁締めが、大納得です。
 日本人は三拍子ができないのは、このリズム感があるからだなぁと改めて思いました。
 どうしても、三拍子のときに無音の一拍入ってしまうのが日本人なんですよ。

タクトを振るまねをしてみるとわかるけど、一拍目と二拍目の間に隠れた一拍がありますね。

この無音の一拍を、最後に入れたくなっちゃうのが日本人なのかも。
だから、リズムに乗り損ねるのでしょうね。

 近所の人、三三七拍子を呼び出し音にしてますよ~・・・
 あ、鳴っていると他人にまで分かりやすい。。。

呼び出しっていうか、携帯の着信音にですか。
いろいろあるですね。

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