« 樽神輿 | トップページ | 肥田氏と諏訪氏と賀茂? »

タミル語と日本語

学習院大学名誉教授であった国語学者で文学博士の大野晋は、日本語と南部インドの特にタミルの言葉が似ているとしているです。

 タミル語は、ドラヴィダ語族の中で書かれた言語としては最も古いそうね。

現在残る文献の最も古いものの起源は、紀元前後までさかのぼるといわれるです。

ドラヴィダ人(Dravidian)は、アーリア人の侵入以前にインド北部を支配していたと考えられる民族群です。
 
 インダス文明は、ドラヴィダ人によるものだとされているのでしょ。

同文明の遺跡から発見された未解読のインダス文字により記された言語が、ドラヴィダ語族の言語である可能性が高いためです。

日本語の起源を古代タミル語にあるとした、クレオールタミル語説です。

クレオール言語とは、異なる言語を話す商人などの間で自然に作り上げられた言語が、その言語の使い手達の子供によって母語として話されるようになった言語を指すです。

大野晋は、インド南方やスリランカで用いられているタミル語と日本語との基礎語彙を比較し、タミル語が日本語の起源であるとするです。
 
 大野はタミル語との関係で系統論を放棄し、日本語はクレオールタミル語であるとする説を唱えたのでしょ。

弥生時代に稲作・金属器の使用、機織りという文明が南インドから渡来し、それらは日本人の生活の基礎になり、またその時に、日本語の基礎文法もタミル語からとりいれられたと主張してたのです。

  ところで、ロマってインド北部から出たって説あるけど、もとはタミル語が属するドラビダ語族も北部だったなら、関係あるのかなあ。

さあ、注目してる研究者ほとんどいないのじゃないかです。
情報が少ないから、断定は避けたいけどです。

 でも、ロマも気になる人々ですね。

そうですね。

タミル語との日本語とを比較すると、ただ単に言葉の対応だけでも、重要な単語約500に渡る例があげられているのですね。

tambo(田んぼ)→タミル語のtampal、 naru(成る)→naru、fatake(畑)→pat-ukar、fa(歯)→palなどで、ほかにも、眉、切るなども音と意味が似ているのです。

加えて語順(文法)が非常に似ていたり、日本的心情をあらわす「アハレ」(af-are)という言葉にも、対応する語があり、タミル語のav-alam(アヴァラム)は、日本語の語感に非常に近いですね。

日本の和歌と同じ57577の形式が、タミルの古い歌集「サンガム」にも数多くあったりするらしいです。

インド北部とは服装や建築、食べ物や人種も異なる南インドの文化はドラビダ文化と呼ばれ、言葉の他にも、なぜか日本とそっくりの物が使われています。

甕棺、ドルメン、子持壺、小正月の習慣、弥生土器とよく似た模様のある土器、米が主食(北部はナン)、南インドの寺院の祭りのクライマックスに日本とそっくりに登場する御祭の山車…etc。

 例えば小正月だと、日本では、1月14日夕方、ドンド焼きをする。

 注連縄をはり、それに紙を垂らす。

 門松を立てる。

 15日、若水を汲む。

 三河万歳、大和万歳が家々を回り、めでたい言葉を述べ小銭をもらう。

 南インドでは、1月14日に古いものを集めて焼く。

 15日、縄にマンゴーの葉を吊るす。

 バナナの木を切って門に立てる。 

 新しい壷で水を汲む。

 神の使者という少年が家々を回り、寿詞を述べ、鐘を鳴らし太鼓をたたき、歌を歌って小銭をもらう。    
      
こうみてくると、この説は、もっと注目されて良いですよね。

 ところで以前、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」って歌にタントラを連想するって言ってたでしょ。
 
 インドと日本、なにかあるのかな。

 ほかには、日本語の起源に関係ありそうな言葉あるの?

関係がありそうとされる言語は、いくつかあるです。

アルタイ起源説、高句麗語同系説や朝鮮語同系説、オーストロネシア語起源説、アルタイ系言語と南島語の混合言語説、さらには、ラテン語やギリシャ語などと同系なんてものまでです。

 日本人の先祖って、いろんなとこから来てる可能性がありそうね。
 縄文・弥生時代はかなりの長さ。
 その間にどんな交易があったのかは想像の域をでませんが、色々と想像できて楽しいですね。

いろいろ説が出ていても、絞れないって事はそうですね。

だから面白いのですね。
「島国根性」なんていえないですよね。

日本人の顔だって、多民族国家と思えるくらい変化に富んでますし。

最近半世紀間に中国、日本、南インド・タミル、チベット、チャガタイ・トルコ、ペルシャなどの各文明における古典学が、相当に進展してるそうですから。
特に、「原典」の校訂・注解・翻訳・研究・方法論など、進んでいるらしいです。

まだまだ、日本人の起源にはさまざまな議論が出そうですね。

 日本語の語源って、本当になぞですね・・・・。
 タミル語ですか。
 タミル文化なんて、本当に久しぶりに聞いたなあ。
 世界史を思い出して懐かしいです。
 まさか日本語とつながりがあるとは思いませんでした。
 研究が進むほど謎が深まったりして。

ここに、トンデモ扱いされがちなヘブル語説やスメル説までいれたら、本当にぎやかです。

でも、これだけ説が出てくるってことは、起源説に登場する地域の間にもなんか関係あるのじゃないか、なんて議論立てることも面白いかも。

だってそうでしょう。

日本にどこか似ているという、共通点を持っているわけですもん。

ポチッとよろしく!

|

« 樽神輿 | トップページ | 肥田氏と諏訪氏と賀茂? »

インド」カテゴリの記事

チベット」カテゴリの記事

ペルシャ」カテゴリの記事

ロマ」カテゴリの記事

民俗」カテゴリの記事

言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506332/43378553

この記事へのトラックバック一覧です: タミル語と日本語:

« 樽神輿 | トップページ | 肥田氏と諏訪氏と賀茂? »