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改めて、日本とエジプトを比べてみる。

高畑の犬の宮と猫の宮の縁起は、こうでした。

都から来たと言う「年貢の代わりに子どもを差し出せ」と要求した役人が実は古狸が化けていた物を、下位の国の三毛犬と四毛犬が命がけで退治したのです。
そうしたら、この狸達の血を舐めた大蛇が仕返ししようと狙っているのを、70年後に信心深い庄屋が観音菩薩から授かった三毛猫に見つけられてしまうのです。
この蛇もまた、三毛猫の命がけの活躍で退治されてしまうのです。

この縁起は、娘を生贄に差し出せとヤマタノオロチに言われたのを聞いたスサノオが、見事に大蛇を退治する話に似ているのです。

犬の宮縁起では文殊堂帰りの座頭、猫の宮縁起では観音菩薩が出て来るのに対し、スサノオは神の国を追い出されてきたとちょっとずっこけているのですが…。

 でも、スサノオはアマテラスと兄弟だったですよね。

エジプト神話では、夜な夜な地下を通る太陽神が、飲み込もうと待ち構える大蛇を、猫に変身して成敗するのです。

 九州には、太陽の船そっくりの壁画のある墳墓があったと思うけど。

関連は確認する必要があるけど、神武天皇も秦氏も九州に縁があるのです。

ここまで来ると気になるのが、浦島子です。
彼に玉手箱を渡すのは、乙姫様ですねえ…。

 この姫、本当はオッタ姫だったりしませんかね?

オッタとは、エジプト語で猫の事です。
何時頃から言われていたのか、気にはなりますけど…。

 エジプト語では、猫を指す言葉にマウもあったでしょ。
 なんで、今は使わないのかしら。

なんででしょ。

 そう言えば、玉手箱って玉のように美しい手に乗る大きさの箱とも取れるけど。
 玉と箱といえば、丸い頭で香箱を組む猫で、手は香箱猫の前足だったりして。

 スフィンクスを見るたびに、香箱を組む猫を連想していました。

 玉手箱は、スフィンクスだった!
 なんてね。

面白い連想ですねえ。
この香箱猫、もとい玉手箱、太陽神の巫女オッタ姫と看做せる乙姫から渡される相手が浦島子ですね。

 ウラ・島子とみると、“アラー”島子かも知れないですか。

 島は、縄張りを意味する俗語に使われるね。
 領土や領地と言う意味でも、あったのかなあ。

川崎真治著
「世界最古の文字と日本の神々―全アジア共通の数詞トーテムによる解明 」

本書の中に、「シマ」の語源はスメルだという説が展開されているのですよ。

ウ・ニル(シュメール語)人口築造・丘状の神殿台閣
ダガル(シュメール語)大きく膨張した。方言ダマル。ダバル

つまり、出っ張った状態が、「ダガル」あるいは「ダマル」や「ダバル」というのです。

川崎氏は、議論をここからさらに展開します。

ウ・ニル・ダバル(インダス語)島
  ニル・デムマ(ドラヴィダ語)島
     デムマ(ドラヴィダ語)島。丘状の土地も含む  
     ル・マ(沖縄の波照間)島
     ロ・マ(沖縄の加計呂間)島
     ラ・マ(沖縄の慶良間)島
     シ・マ(倭人語・日本語)島

浦島子とは、アッラーの領地の君子と見て良いのですかね。

 アラー神の正体は、エジプトの太陽神ラーだとするとですよ。

ラー神の祭司として、太陽神の巫女を通して神権を授かるアラ・島子は、いったい誰でしょうか。

古代エジプトでは王様だから、日本でも王様級でないと釣り合いがとれないのです。

 この玉手箱、スフインクスの象徴かも知れないですねえ。

ちなみに邪馬台国では、太陽神の巫女に補佐される男性の執政者がいました。

 女王卑弥呼と補佐する男性とは、言うけどね。
 太陽神の巫女に補佐される男性の執政者と見ることも、できるかも。
 
 そう思ってみるとエジプトに、そっくりね。

神武天皇の手引きをしたのが、猿田彦です。
 
 これも、古代エジプトでは猿は太陽神の崇拝者とされているから、そっくりですよね。

となると、オオタタネコさんはオオタノネコさんと見たくなります。
確かオオタタさんの家系ではなくって、オオタさんの家系…。

 これもオッタさんが本当?

やはり、オオタタネコさんはオッタのネコさんですか。

 ネコは、禰子ですか。

たぶんそうです。

 あらためて、日本ってエジプト…。

そうですねえ。

琉球大学木村政昭教授は、沖縄海底にエジプトのサッカラにあるピラミッドコンプレックスにそっくりな形が沈むと主張するのです。

偶然と思いますか。
似てるだけと笑いますか。

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