選挙に思うこと。
どうしても気になるので、辛口言わせていただきます。
選挙の時、どうしてますか。
ちゃんと聞いて、ちゃんと選ぶ、基本でしょ。
いい加減に聞いて、いい加減に選ぶ、そんな有権者では困りますよね。
事実をちゃんとわかる目と、自分の意見や価値観がちゃんと説明できる口と、話をきちんと聞ける耳と、冷静さと思いやりとの釣り合いが取れる心と、もてるようになりたいです。
これ、すべての基本でないでしょうか。
「注意書きはよく読んで、用法・容量を守って正しくお使いください。」
たいていの薬には、ちゃんと書いています。
“もし、いい加減に読んで正しく使わないで副作用があっても、当方責任取りません。”ってことでしょ。
選挙公約と違うと言っても、しょうがないです。
聞いてないと泣き喚いてうそつきと叫んでも、当選者は責任取らないのです。
常日頃の発言や行動を隠して、選挙では票目当てを言う候補者が多いのは、あなたも知っての通り。
ろくに政治に注意を払ってこなかった、いい加減なあなたが悪いのですって事ね。
選挙のたびに、こんな声を聞きますよね。
「誰入れたって、たいした違いないよ」
政治の愚痴の定番です。
「声が届いてない」
矛盾してないでしょうか。
あなたは、選挙を何だと思ってるのでしょうか。
「落ちそうなのに入れたって、死に票だろうが」
「あんなの落としたいから、票を集中させよう」
気持ちはわかるです。
でも選挙って何のためにするのです。
「政治に民意を反映させるため」
だったら、自分の気持ちや意見に少しでも近い候補を、選べばいいのではないでしょうか。
「どんな政策が、いいかわかれば選ぶさ」
あなたは、ふだんから政治に不満や不平やグチをいってないっていうのですか。
それを並べてみてほしいです。
そして、私ならこうするのにと、皮肉ってほしいです。
それをまとめれば、あなたの政策ができあがるです。
それと比べてみればいいだけです。
みんなが自分の意見や気持ちに正直に投票すれば、どうなります。
投票率が大幅に上がったら、どうなります。
あっという間に政治は変わるのではないのでしょうか。
だって、ひとりひとりの望んでいない政治をやる人は選ばれていないです。
自分の気持ち、大切にしてほしいと願うなら、まずあなたが自分の気持ちを大切にしたらどうです。
自分の気持ちも大切にできないものに、誰かの気持ちを大切になんか、ほんとうにできるのでしょうか。
難しいところですね。
ただ、自己犠牲で奉仕している人々は、どうなんだろ、とは思います。
じゃ、私自身は、自分の気持ちにどれだけ正直に生きているか、ちょっと不安になります。
正直になるためには、正直になっても誰にも後ろ指さされない気持ちじゃないといけないからです。
でも、いつもそんな気持ちになれるなら、それこそ神か仏の領域です。
まだまだ、届いてないから、自分の気持ちにうそをついても、なんていいたくないけど。
こんな不謹慎な自分を、許してほしい、みまもってほしい、みちびいてほしい、そんな虫のいい祈りをしている情けない私がここにいます。
えらい謙虚ですね。
高慢や傲慢になったら、目の前にある事実は願望に蹴散らされるでしょうね。
自分の気持ちを大切に・・・・してないなあ。
まず、自らを省みてですね。
自分の気持ちを伝えようとしないで、「私の気持ちわかってない」といわれても、いわれるほうは困るってのはあるでしょうね。
面と向かっていれば、しぐさや表情で伝わる、でもそうでなければ言葉でないと伝わらない、ってことなのですけれど。
「最後の最後のお願いに!!!!」
本人不在…居てもだけど、宣伝カーがいくら回っても、拡声器でいくらがなっても、アンタの票は増えないでしょう、と…。
毎度の事ながら、溜息をつきたくなります。
あんまり国民、県民として真面目な方ではありませんが。
選挙権は、権利ではなく義務であるということくらいは、理解しております。
職場でも、昨日は一言も「選挙」の話が出ない。
無関心、放棄はいけませんです。
相変わらずの投票率の低さにがっかりします。
騒ぎが何時も空回り。
選挙の後は、いつも空しい気持ちになるのは私だけ?
夜になっても近所迷惑も顧みずに選挙カーで騒音を撒き散らしている候補者には絶対に入れないもん。
低い投票率・・。
「たった40パーセントたらずの人たちで政治家が選ばれています!あなたはそんな政治でOKなのですか?」
と訊いて下さい。
わたくしは、投票した人だけが文句言えると思ってます。
欧米に比べて、自由度の少ない選挙も、街頭宣伝がやかましくなってしまう理由とは聞きます。
たとえば、選挙の最中に街中で掲示板以外に張ってある知事選や市区町村長選のポスター見たことあるでしょうか。
「知事には現職」なんて書いてあるのですよ。
外国では、玄関先ドアを開けたまま三分とか、ルールを作って戸別訪問を認めるとか、選挙期間が今の日本より長いとかで、選挙といってもかなり静からしいです。
今の日本はべからずだらけで、外国の基準からすると、どうやって選挙するのってあきれられるもんだそうです。
街頭宣伝をやってるのはたいてい、しがらみのない人たちで、しがらみのある人はもっぱら企業団体や町会や商店街など組織回りをして票集めをしているようです。
自分の意思表示として、真っ先に前日投票、つまり選挙に行けない人のため市役所で投票することをしてきました。
ありのままを受け止め、どうするかを考えてこそ、道が見えてくる、そう思えば謙虚にならざるを得ないですよね。
なんか人間も、勝手です。
選挙権が与えられなかった頃は、「選挙権をよこせー!」って運動してまで叫んでたのに。
戦後手に入れてみたら、選挙に行かないどころか見向きもしません。
「選挙?どうせなんにもかわらんよ。体力の無駄遣い。」
これで国や地元がだめになった場合、国民や住民も「知りませんでした」、「政治家が悪い」じゃすまされないでしょう。
国民も、きちっと自分の持ってる一票を大事にしてもらいたいです。
ちなみに私の家族は、地元に一番お金を持ってきてくれる人に入れてるみたいで、非常になさけないです。
地方はまだまだ、経済面のおくれが大きいからなあ。
おまけに、政治も遅れてるから…。
都市部も、地域に一歩入れば中世を案外引きずっていますけど。
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