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香箱座りと天照国照彦?

猫はよく「箱座り」と言われる、座り方をします。

 兎も、するようですが…。

香道に使われた道具一式を入れた香箱の形に似ていることから、「香箱座り」「香箱を組む」などとも言われて、ねこの得意とする座り方の一つです。

 猫の香箱座りという言い方、優美ですね。

 その命名から見ても、猫を尊いもの、優美なもの、高貴なもの…等と見ている証拠ですね。

 ところで、香を焚く習慣は古代に遡れるそうですが。

香道として確立されたのは室町時代三条西実隆、上野宗信によってです。
江戸時代後水尾天皇の代に、その最盛期を迎えたとされます。
この時期多くの香人が輩出し、豪華な香道具が制作されました。
大名婚礼調度にはもちろん、中流以上の嫁入道具 にもこの道具一式は加えられたと言います。

 香箱座りまたは箱座りとは、前脚を折って座ることですよね。
 この座り方の時は、安心してる時だと言われてますね。
 
ええ、猫がこう座ってくれたら、信頼してくれていると思って良いです。

この香箱座りの時、猫の体は頭の丸と胴体の四角の組み合わせの形になります。

 丸は天、四角は地を表現しますよね。
 猫は、太陽神の象徴とされたのでしょ。

日本の太陽神は、正式名称を天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日命と言われます。
この名前は、天照国照彦・天火明命・櫛甕玉・饒速日命に御霊分けられます。

天と地と太陽神とくれば、頭の丸は天照、胴体の四角は国照を指し示すと見れないでしょうか。
 
 つまり、天照国照彦ですか。

さらに、夜になると光る猫の目は夜道を通る太陽の目ともされたから、天火明命に対応しそうですね。

しかも、狩人としての猫は俊足を誇るので、饒速日命と呼ばれても不思議ではないと思われます。

 おまけに、櫛甕玉の玉は日本の猫の代名詞。

「櫛甕玉」は「奇御嘉玉」と見ると、面白いですよ。

嘉の字の意味は、上の部分は太鼓のつつみを表していて音楽の意味で、「加」の字は楽譜の意味があるそうです。

 なんと、音楽の事でしたか。

「玉」を美しさの表現と看做せば、たとえるものなき妙なる調べの神でも、あるのでしょうかね。

 猫って音楽とは縁が深そうだから、もしそんな想像が出来たら楽しいですね。

 ところで猫神は、正面きって奉られてはいませんねえ。

 猫神の祠は極めて少なく、大半は道端の石に彫られた形で祀られてますよね。

私、ここにポイントがあると見ます。
神社とくれば大抵は、狛犬がありますよね。
でも、どう見たって獅子ですね。

 なのに犬…。
 どうしてでしょうね。

猫が光の太陽神なら、犬は冥府つまり闇の神。

 と言うことは…。
 
 合体したら、シヴァ神みたいな陰陽的な神ね。

ええ、シヴァ神はしばしば、妻と合体した両性具有神として表されます。

 シヴァ神って言えば、踊りが上手い神でもありますね。

 たとえるものなき妙なる調べの神に見ても、良さそうねえ。

 陽と陰、なんだか姿を表したイエスと隠したヤハウエみたいにも感じるけど。

似てるって言えば、似てますけど…。

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