« 猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが。 | トップページ | パイとお餅と? »

チーズフォンデュと御手洗団子?

皆さんは、チーズフォンデュをお好きでしょうか。

 フォンデュって、スイス特有の料理なんですかね。

Wikipediaには、こうありますね。

フォンデュ(仏・英:fondue、独:Fondue、伊:fonduta)とは、スイス・サヴォワなどフランスの一部・イタリア北部のピエモンテとヴァッレ・ダオスタなど、フランス語圏を主とするアルプス地方とその周辺地域(一部はドイツ語圏・イタリア語圏)を発祥とする、 チーズフォンデュなどの鍋料理や、それらに類似する料理の総称。

フォンデュ(fondue)の語源は、フランス語で「溶ける・溶かす」の意の動詞「fondre」の過去分詞「fondu」に由来する。フォンデュは女性名詞のため語末に「e」がついている。

フォンデュの種類には、チーズフォンデュのほか、オイルフォンデュなどがある。

ヨーロッパでフォンデュはフランス語圏が主であるため、北米などヨーロッパ以外では、カナダ・ケベック州でフォンデュを供するレストランが比較的多い。

スイス産の硬質チーズとして知られるエメンタールチーズ(Emmental cheese)やグリュイエールチーズ(Gruyère)を溶かして、細かく切ったパンを付けて食べますよね。

 スイス産の硬質チーズ、ですか。
 それで、スイス特有って思い込んじゃったのね。

ヴァシュランやカマンベールチーズを、使うこともあるそうですね。

 チーズをおろし金で摺りおろしたり、細かく切るのよね。

 コーンスターチか小麦粉あるいは片栗粉をまぶし、熱した白ワインとともに鍋に入れ煮溶かすのでしょ。

蒸留酒の、キルシュやカルヴァドスを使うこともあるそうですね。

 チーズフォンデュには市販されている、簡単に出来るのもありますね。

ええ、実はそれを使ったのですけど。

 チーズに絡めるのは、茹でたブロッコリー・ニンジンなどの温野菜や、ソーセージなども、あるって言いますよね。

エメンタールチーズは、チーズフォンデュには欠かせないチーズなのです。
「チーズの王様」と呼ばれることもあるエメンタールチーズは、スイスのベルン北東部エメン渓谷近郊、エメンタール地方が原産のためこう呼ばれます。
独特の芳香は、木の実に似ていて香ばしいです。

 エメンタールチーズは、アメリカの有名なギャグアニメ「トムとジェリー」に登場するチーズですよね。

グリュイエールチーズは、スイス・グリュイエール地方原産のハードタイプのチーズなのです。
チーズフォンデュやラクレットに、よく使われます。
フランス料理では、エメンタールチーズと並びグラタンやキッシュなどの材料としても、よく用いられるのですと。
 
 ラクレットも、チーズの断面を直火で温め、溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどにからめて食べる、フォンジュに似た食べ方ですよね。
 ラクレットは、フランス語で「削るもの」「引っかくもの」を意味します。

ちなみにヴァシュランは、フランス及びスイスの伝統的なチーズなのです。

 ヴァシュランって、柔らかいチーズでしょ。
 ジュラ山脈の高地で放牧される牛の牛乳から作られるのね。

ヴァシュラン・モン・ドール(Vacherin Mont d'Or)とも、モン・ドール(Mont d'Or)とも言われます。
毎年8月15日から翌年の3月15日までの期間限定で生産され、9月10日から翌年5月10日まで販売される季節のチーズなのです。

カマンベールチーズ(Camembert cheese)も、軟質チーズなのです。
軟質チーズの表面に白カビを生やして、熟成させるです。
「チーズの女王」とも呼ばれます。

 白カビの学名はPenicillium camemberti、あるいはPenicillium candidaでしょ。
 フランスのカマンベール原産のチーズのひとつらしいけど、カマンベールチーズ以外聞いたことないね。

 チーズフォンジュ談義が、したいだけですか。

いいえ。

食べながら、御手洗団子を連想したって言いたかっただけ。

 確かに、お団子に似ている・・・。

 3個から5個の団子を串に刺して、砂糖醤油の葛餡をかけた串団子でしょ。

 御手洗団子は、京都市左京区下鴨の加茂みたらし茶屋が発祥でしたよね。

加茂みたらし茶屋では、5個の団子を串に刺しているのです。
あぶり焼きにして焼き目を付け、砂糖醤油の葛餡をかけているです。

 加茂みたらし茶屋の近所が下鴨神社で、境内にある御手洗池(みたらしのいけ)の水泡を模して、この団子が作られたそうね。

加茂みたらし茶屋の団子は、一番上の団子が少し大きく、少し距離を置いて他の4個の団子が刺してあります。
一番上は頭、残りの4個は四肢を表して、人間の体に模していると言います。

 御手洗池が清めの池なので、団子を人に砂糖醤油の葛餡を池の水に、見立てたのでしょうね。

 水で禊をして、食べ物になぞらえられる人物って言うとイエス…。

ヨーロッパのパンは、しっかりした食感が肉に似てますよね。

 イエスは、自らの肉をパンでたとえてましたねえ。

 ヨーロッパのチーズフォンジュと、京都の御手洗団子が、イエスで繋がっちゃうの。

なんか、奇妙な気分ですが。

 チーズフォンジュと御手洗団子が繋がっちゃう今日のオチ、 面白いです!

 ところで、フォンデュはやけどしないですか?

本格的だと、熱くて食べにくい、かも知れませんね。

我が家で食べたのは、レンジで三分暖めるだけの簡単なのでした。
冷めても、とろっとしてたから食べやすかったです。

ただ、パンは小さく切ったほうが食べ良いですよ。
大きく切ると、食べてる時にチーズが垂れ易いですから。

実は、パンを大きく切り過ぎて食べにくかったです。
次回は、もっと小さく切らないと…。

 サイコロ位とか。

小さ過ぎでしょ。

なんと、チーズ入り御手洗団子のレシピを見つけました。

やっぱり、連想してしまった人他にもいたようで…。

ポチッとよろしく!

|

« 猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが。 | トップページ | パイとお餅と? »

民俗」カテゴリの記事

食文化」カテゴリの記事

フランス」カテゴリの記事

ドイツ」カテゴリの記事

ヨーロッパ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: チーズフォンデュと御手洗団子?:

« 猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが。 | トップページ | パイとお餅と? »