日本の拳法の起源を検討すると?
日本における拳法の代表的なものには、少林寺拳法と日本拳法があります。
スポーツ化した一面も持つと言われており、いずれもテレビで技を見せるなどの活動もあります。
少林寺拳法は仏教系新興宗教を背景として幅広い層に普及し、日本拳法は大学拳法部を中心にいくつかの団体に分かれて広がって来たと言います。
少林寺拳法と日本拳法ともに、日本の武術を元に作り上げられた武道・格闘技であり、日本古来の武術の特徴をよく表現しているともされます。
少林寺拳法は、宗(中野)道臣(みちおみ・後のどうしん)が香川を拠点にしたのでしょ。
日本拳法は、澤山宗海(さわやまむねおみ・本名 澤山勝)が大阪から全国に広めた。
少林寺拳法と日本拳法は、全く別の拳法と聞いています。
ええ、同じ日本の拳法でも成り立ちが違うのです。
「拳法(けんぽう)」は、柔術の一部であったので「やわら」と言う読み方もあります。
一方で、日本の柔術には中国風の異称である拳法を名乗る流派もあるのでしょ。
12世紀以降の武家社会の中で、武芸十八般と言われた武士の合戦時の技芸である武芸が成立したのでしょ。
武芸十八般に柔術は含まれると、全柔連教育普及委員長、講道館資料館部長はコメントしていますね。
ええ、柔道が韓国起源であると言う主張への反論です。
柔術は、柔道の起源でもあるけど、拳法の起源でもありますからね。
つまり、日本の拳法は韓国起源とする主張への実質的な反論でもありますね。
そう思っても、良いでしょうね。
でも、日本拳法には中国の影響もあるでしょ。
ええ、沖縄の空手などまさにそうと言われています。
琉球王国時代に沖縄で発祥した空手道(からてどう)は、単に空手(からて)とも言われます。
空手について書かれた琉球王国時代の文献は、確認されているわけではないでしょ。
主に、明治時代の空手の古老たちが伝え聞いた話でしょ。
ええ。
武道、格闘技としての空手道(からてどう)は、拳足による打撃技を特徴とします。
大正時代にまず沖縄県から他の道府県に伝えられ、さらに第二次大戦後は世界各地に広まったのです。
もし仮に沖縄空手まで、韓国起源と言い出すと中国拳術まで論争に巻き込む事になりませんか。
なるでしょうね。
でも、沖縄空手と韓国の接点はおろか、中国の影響で生まれたと言う説も怪しいと言う声もあるようです。
中国起源説としては、久米三十六姓導入説があります。
1392年、那覇の久米村(クニンダ)に、当時の明の福建省から「ビン人三十六姓」と呼ばれる職能集団が移住があったと言うのです。
「ビン人三十六姓」と呼ばれる職能集団は、琉球に先進的な学芸、技能等を齎したと言いますね。
彼らが、空手の起源となる中国拳法も齎したと見ています。
韓国の韓の字もないですね。
その上、今日では14世紀の中国は、拳法が未発達だったことが知られているそうです。
沖縄の空手は大陸起源そのものが、疑問ねえ。
ただし、1368年から1644年まで続いた明代には中国南部の福建省にあった南少林寺(福建少林寺)を起源とする、南派少林拳と呼ばれる武術の存在が確認されつつあります。
じゃあ、久米三十六姓導入説に優位に働く展開になりそうね。
でも、久米村(クニンダ)って、音は違っても久米(クメ)との関連はどうなのかなあ。
気になりますね。
「田舎の舞方」から発展したと、言う説もあります。
沖縄方言で舞方(メーカタ)は踊りの意味で、田舎の武術的要素をもった琉球舞踊から沖縄空手が生まれたと見ていますね。
踊りの振りから沖縄固有の武術「手(ティー)」が生まれ、空手へと発展したと見ます。
沖縄相撲であるシマからの発展説も、ありますよね。
沖縄相撲であるシマが、舞方(メーカタ)の振り付けと沖縄空手の双方の起源かも知れないですね。
本土から柔術が伝来した説も、あるけど。
武芸十八般が12世紀以降と言うから、それも可能性は捨て切れないですけどね。
そうそう、少林寺拳法は中国の少林拳法と関係ありそうだけど。
嵩山少林寺の少林拳と混同されがちだが、まったく別の技法体系をもつと言いますね。
護身術を中心とした技術体系を持ち、「自己確立」と「自他共楽」、「強さを競わない」などの理念を掲げています。
少林拳はもちろん中国武術の流れを汲むし、少林寺拳法も少林梅花拳の一派である義和拳に学んだと言う解説も見ました。
確かに宗同臣は、各種の中国拳法を戦前から戦中にかけて中国で特務機関の活動をしている際に学んでいるそうです。
しかし、幼少のころ学んだ日本の柔術を加味し創始したと言います。
柔道との結びつきは、日本拳法の方が強いです。
柔道家であった澤山宗海が、柔道形に当身技があるのに練習されていないので、空手道などを参考にして当身技の練習用に創始したのです。
大日本拳法として創始したが、戦後に日本拳法と改称したです。
その後も、空手などと影響しあいながら技術体系が整えられていったのです。
特徴は、独自の防具を用い実際に加撃することです。
そして、柔道は韓国が主張するより前から日本にある。
日本の拳法も、中国の影響は認められるけど、韓国との関係は見えてこない。
拳法とは、現代では、打つ、突く、捻る、蹴るなどの当身技(あてみわざ)による徒手武術を意味します。
当身技(あてみわざ)は、当身(あてみ)とも呼ばれます。
当て身、中身(あてみ)とも書きます。
日本古来から伝承される、古武術や武道で急所を「突く・殴る・打つ・蹴る・当てる」などの技術の総称です。
流派によっては砕き(くだき)、活殺術とも言い、時代劇などで、腹部を打って気絶させる技も当身の一つです。
それらの流派が、特に当身技が多いわけではないでしょ。
当身技の多い少ないは名称と、関係ない場合が多い。
日本の徒手武術は、古代からあった相撲の技を取り入れて成立したと見る方が自然では。
ええ、拳法と相撲と言うと意外かも知れないけど、突きや足技など案外と拳法と共通する技は多いですよ。
そう言えば、「相撲(すもう)」は「相撲る(あいなぐる)」とも読めますね。
と言うより、知らないと「すもう」とは読めないのはないでしょうか。
ええ。
知ってるから、読めると言えば、そうですね。
ところで、「相撲(すもう)」の語源は、「すめる」だったりしませんか。
確かに、イスラエルの祖になるアブラハムはスメルの都ウルを出立してます。
そして相撲の起源が、メソポタミアと言われますね。
ヤコブの相撲の場所も、スメルの領土だったのでしょうかね。
可能性は、あるかも。
沖縄相撲の呼び名である「シマ」も、「スメル」と「スモウ」を結び付けているようにも思えます。
古代日本の丸唇的発声法であった事を見れば、言って良いかも知れないですね。
「拳法」と称するものは、現代世界に普及しているようね。
一般には、アジア起源のものが多くを占めると思われていますよ。
やっぱり、ヤコブの相撲に遡るのかなあ。
どうでしょ。
空手は、琉球からなのかぁ。
勉強になります。
相撲は、拳法や柔道を生んだ柔術の起源ではないかと言う、どうもそんな気がするのですよ。
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コメント
シュメール辺りは「クフ王」並に
日本諸語と無縁の音韻体系なので
それはネタですよね?混ぜないw
投稿: えっ? | 2011年2月15日 (火) 08時40分
ところがどっこい、日本には中東から繋がる太陽の船の絵があったり、大ピラミッドの内部構造と似通ったトンカラリンがあったりします。
トンカラリンの構造と大ピラミッドの内部構造の類似は、エジプト研究で有名な吉村作治の指摘です。
入口の大きさや、内部の角度など、そっくりだそうですよ。
日本には、古代中東の遺伝子を持った人が一番多くいるとの指摘もあります。
天皇の十六弁菊花紋をはじめ、日本の家紋に中東起源説があります。
今は亡きイラクのフセインの背後にあった紋章が皇室の菊花紋とそっくりだと、外国の記者は突っ込み入れてます。
フセインは、イラクに古くから伝わる王家の紋だと言い返しました。
明治天皇の孫が、日ユ同祖論者で、皇室の男子はユダヤの仕来りである割礼していると著書に書いています。
また、天皇は秦氏の出身で秦氏はユダヤと断言しています。
シルクロードに沿って、十支族の子孫と言われる人々が分布、日本の傍まで来てます。
純粋の日本人なのに、中東の人に違いないと何人にも言われた経験者もいます。
中東から来たと思われた人の中には、皇室の方々もいらっしゃるそうですよ。
投稿: cova | 2011年2月15日 (火) 20時21分