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お女郎地蔵、火の玉不動は猫で結び付いてる?

お女郎地蔵、火の玉不動と呼ばれて祀られる存在が各地の道端にあります。

必ずしも、火の玉不動は、お女郎地蔵と組になって祀られている訳ではないのです。
とは言え、しばしば一組となるのは何か背景があります。

狐が化けると、いろいろな姿になるのです。
その中に、もちろん女性があります。

「おとん女郎」と呼ばれる狐が、鳥取県の立見峠に住んでいたと伝えられます。

「おとん女郎」の、「おとん」が何を指すかはさて置くとして、「女郎」と狐のつながりは興味深いのです。

お女郎地蔵と狐を結びつけると、面白い事が見えます。
狐には、狐火と言われる怪異があります。

お女郎地蔵が狐であるから、狐火が伴い火の玉不動と組になるのだとしたらどうでしょう。

 不思議な事に、なりますねえ。

火の玉不動は、傍になぜか刑場の言い伝えがあるのです。
少なくとも、人が殺された話があります。

罪人を送る妖怪として、火車があります。
火車は、猫又と関係が深いのです。

火車は、女性の妖怪ともされました。
そして猫は古来、狸と混同されてきました。

小女郎狸は、愛媛県西条市の一宮神社にある楠木神社と呼ばれる一番樟の祠に祀られます。
商売繁盛、病気平癒開運のご利益あるとして、人々の信仰の的となってきました。

商売繁盛、病気平癒開運は、一般には稲荷の御利益とされます。
ここには、狐が猫を通じて狸と結び付く構図が見えるようです。

 猫には、なぜか石との繋がりも見えますよ。

 猫目石とも猫睛石とも訳される、宝石のキャッツアイだけじゃあ、ありません。

猫石と呼ばれる、板塀などの土台の下端で柱の真下にすえる石があります。
これは、根子石が変化したとも見えます。

 奇妙なのは、養蚕の人達が石を猫代わりに頼む習俗があった事ですよ。

香川県高松市香川町にある、膳かせ椀かせの女郎岩は、そう見ると気になる名前です。
「膳かせ椀かせ」と「女郎」は、一見すると不思議に見えません。
岩の名も、さまざまに見える見立てと思えなくもないです。

けれど、猫と女、猫と石、何故か繋がると、「膳かせ椀かせ」から思い起こす事があります。

 猫と食物を結びつける伝承が、ありますね。

そこで、猫に注目すると今までの議論が一つに繋がってくるのです。

猫が、死体化成伝承で食物に結びつく。

猫が、里の動物として、狸や狐と結びつく。

猫が、火車伝承で、火と結びつく。

猫が、化ける伝承で、女と結びつく。

 残るのが、猫と石でしょ。

エジプト神話の猫と太陽神を間におくと、気になる神話があるのです。

日本の岩戸隱れと、ペルシャのミトラス神です。

ミトラス神は、石から誕生するとも再生するともされます。

いかがでしょうか。

猫に注目すると、意外な連想が出来るでしょ。

 日本の猫は、三割がペルシャ由来な事と合わさると、妙に説得力ありますね。

でも、ここでさらに不思議があります。

イエスと猫を、入れ替えてみてください。

イエスは、ヤハウエ時代も合わせて、食べ物に関する奇跡があります。

イエスは、ヤハウエ時代も合わせて、癒しに関する奇跡があります。

イエスは、石で塞がれた墓に葬られましたが復活しています。

イエスは、裁きの時、罪人を地獄の火に送られます。

 問題は、イエスと女ですよ。

聖書には、新約や旧約を見ると、男性神的な側面だけでない、女性神的な側面もあると指摘する声があります。
イエスには、両性具有神の側面が見られると言うのです。

 聖書と、易経や陰陽道とは共通の思想があるという指摘もありましたねえ。

そうでしたね。

隠れのヤハウエは、陰に配当されるので女性神的。
現われのイエスは、陽に配当されるので男性神的。

こう見ると、日本の民俗と聖書は深層で結び付きがあるように見えるから不思議ですね。

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