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家紋とルイ・ヴィトンとキリスト教?

モノグラムラインがプリントされたモノグラム・キャンバスは、ルイ・ヴィトンの象徴とさえ言えるでしょうね。
モノグラムラインは、1896年に発表されました。

 2代目のジョルジュ・ヴィトンが、模倣品を防ぐために考案と言われている事はあまりにも有名よね。
 「L」と「V」を重ね合わせた、幾何学文様をキャンバスに使用しているのが特徴ね。
 この二文字は、創業者ルイ・ヴィトンのイニシャルでしょ。

このモノグラムの柄は、日本の伝統的文化である家紋からヒントを得て発案されたとの説があるのです。
知ってましたか。

 花や星を、あしらった文様ね。
 もし本当であれば、日本人として嬉しいですね。

日本がパリ万博に始めて参加したのが、1867年です。
次に参加した1878年には、ジャポニズムが起きていました。

 それで、よく似ている日本の家紋を散らしたモノグラム・キャンバスが生まれたと見られてたのね。

ところが、世界不思議発見で、改めて驚きました。
中世キリスト教美術に、モノグラムラインにそっくりな文様があると言うのです。

 え、どこにあったの。

キリスト教の聖人、特に聖母マリアの衣装にあしらわれた柄ですね。

ちなみにモノグラム (monogram) とは、2つの文字や書記素を組み合わせた記号です。
まれに3つ以上も、あるです。

 単に並べただけのものとは、区別されるのでしょ。
 個人や団体の頭文字で作られ、ロゴタイプとして使われることが多いよね。

キリストのモノグラムである、「ラバルム(Labarum)」が有名ですよね。
ギリシア語「Χριστος」での、最初の文字「ΧΡ」の重ね合わせです。

 エックスとピーを、まるで十字架のイエスのように組み合わせた形でしょ。

実際には、「Χχ(カイ)」と「Ρρ(ロー)」ですけどね。

 じゃ、キリスト教美術にもヒントを得ていた。

整然と文様が並んでいるあたり、そっくりですよ。

 で、それが言いたかったの。
 実はモノグラムラインのモデルは、キリスト教美術だったと。

いいえ。

日本の家紋と中世キリスト教美術に、奇妙な類似があるのは何でって事です。

日本の家紋には、メソポタミア起源説があるのですよ。

 古代オリエントから、家紋が来た…。

 私は常々、家紋は何か日本独自のものじゃない印象を持ってました。
 漠然と根拠もなくメソポタミアとかギリシャとかエジプトとか・・・ 。
 
 なんか、そんなものを感じていたのだけど。
 だから、ちょっぴり嬉しいですね。

それも、家紋にそっくりな文様を散らした装飾があるのですね。

 それじゃまるで、ルイ・ヴィトンのモノグラムラインでしょ。

一方では、西洋にキリスト教と一緒に伝わったのでしょうかね。

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