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あえて、問います。

雇用を守れって、どんな事でしょう。

解雇しないでくれと、求める事でしょうか。

 永遠に続く仕事、ばかりではないでしょ。

確かに、例えば日本で言えば、江戸時代にあって今はない仕事はあるでしょうね。

戦後でも、復興を支えてくれた炭鉱は石油の台頭で全て廃止されています。

 それに、永続できる経営はいくらもないですよね。

つまり、解雇したくなくても、解雇せざるを得ない経営者も多いのです。

 自分の先も確保がやっとな人に、解雇せずに頑張ってもらえるだけでも感謝ですねえ。

ただ、仕事をどう切り開くかでしょう。

 経営にとっても、受注確保が出来てこそ、雇用が出来るし続けられますよね。

仕事を減らさないでくれ、発注し続けてくれ。

 でも、期待に応え続けてこそ仕事がある。

 だけど、職場の期待に応え続けたのに、何で私がって言う解雇だってある。

結局、何をすれば今求められている事に応えられるのか、探せるかどうか、でしょう。

 そして、道を本気で求める者に本気で応えようとする社会を、自分たちが作れているかでしょうね。

求めよ、されば開かれん。
求めよ、されば与えられん。

 それが、本当に出来たら、神でしょ!

人でしかない存在、人にしかなれない存在、けれど、だからこそ、人は人に対して神になれると言う事なのでしょう。

 神の国は、あなた方のうちにある…。

なぜか、この言葉が今回の締めってでしょう。

 神に求められるのは、信仰される事じゃない、信頼される事だって言う人も居たりして。

そんなに圧力掛けないで欲しいです!

 でもあなた、神そのものじゃないでしょ。

あ、そうでした…。

 政治の責任を問うのは、簡単ですよね。

でも、そんな政治を選んでしまったのは、結局国民です。

言えば言うだけ、それが自分に跳ね返るだけと思ったら、こんな話になっちゃったです。

 派遣とかは・・・元々切るための職種なんでは?

早い話、人間版看板方式が派遣と言えますよね。

 必要な時だけ、と言えば聞こえは良いけど…。
 簡単に解雇できる使い捨て要員が、派遣ですもん。

でも、安定して雇用があれば、派遣でも暮らしていけるのではないでしょうか。
 
 目先の欲望で経済を歪め不安定にしている私たちの消費のあり方も、改めるべき時も来てるかもねえ。

 これまでに二度の経済危機が、アメリカを発端にしてますよね。

今回も含めて、ですね。

 ええ。
 その点では、経済のあり方は考える価値があるよね。

要は、安易な解雇をするな、安易な解雇をさせるな、と求めるのは、安易な解雇をする経営の側に政治が立っていると言う不信感があると感じますね。

 日本でも欧州でも、雇用の流動化を進めようとする動きに労働側が抵抗するの。
 不安定雇用だけ働くものに押し付け、経営側と株主だけが高配当の恩恵を貪ろうとするんだろうってね。

まして、自家用機で議会に平気で来る経営者、公的資金を受けながらの高額報酬を当然視する企業上層部、これを正せない政治であればなおさらです。

社会と経済の枠組みを、根本から転換すべき時が来ているようですね。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

仰るとおり。
自分も派遣擁護者に意見してみたところすごく精神論的な反論を食らってしまいましたw
小難しい屁理屈をこねたような記事よりもよほど説得力がありますね。

>派遣とかは・・・元々切るための職種なんでは?
同感

立場を守ろうとすること(雇用を守ればそれでいい)が良いというような単純図式ではないでしょう。

投稿: aoj | 2009年5月 7日 (木) 06時57分

本当に雇用を守るとは、どんな事か考えて欲しいと言うメッセージを受け止めてくださってありがとうございます。

どんな職種でも、永続可能な経営はごく少数でしょう。

ほとんどの業種や業態は、時代と共に変化するものでしょう。

これからは転職が当たり前になる事を前提に、雇用対策を立てるべきと思います。

独立開業をバックアップする事も含めて、仕事をしたい人達を本気で支える決意のある政治に転換しようと、声を大にして言いたいです。

投稿: cova | 2009年5月 7日 (木) 19時47分

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