どういう意味で、イエスは人の子だったのか?
イエスは、なぜ、人の子と仰ったと思いますか。
実際、人の子だったのでしょ。
受肉と言う点では、一般の我々も実は受肉なのではないでしょうか。
なるほど。
神によって、母として選ばれたマリアは受胎されてますね。
処女として、生命を宿した訳でしょ。
神は、仰いましたよね。
あなたは土から生まれたから、土に帰る。
あなたは塵から生まれたから、塵に帰る。
つまり、マリアの受肉と神の息を受け取った事は、等しいと見て良い。
アダムは、土から生まれたと聖書は伝えますからね。
ええ。
受肉は、生命の樹の第一段階と見て良いと言いたいのですね。
生命の樹と、門松はそっくりでしょ。
門松の真ん中の竹は、四つの節で五段です。
そして、左右は三つの節で四段。
あわせて、十個の節ですね。
そうですね。
でも、五段目は地面に接するでしょ。
天に属するのは、残り四段階で三つの節。
その第一の節に当たるのが、誕生と見ました。
ヨーロッパで、地面に接する階はGroundと言いますよね。
気になりませんか。
Groundは階数に数えず、その次から一階、二階と数えますね。
子どもも、生後一年は月齢で数え、一年たって、始めて一歳児と年齢で呼ばれる。
関係、あるのかしら。
ありそうですねえ。
そう言えば、高床式なら、階段を上がって始めて建物に入る。
生命の樹も、同じように考えた…。
そんなところかも、知れませんね。
イエスは、十字架の死を受け入れ、復活されました。
これで、生命の樹の第二段階。
イエスは、この段階で復活体を手に入れられたのかな。
復活したから、復活体でしょ。
そのまんまでしょうが。
イエスは生きたまま、昇天なさいました。
これで、生命の樹の第三段階と見たいのですね。
これではじめて、はれて至高の三角の一員になられたのではないでしょうか。
至高の三角と呼ばれるのは、生命の樹の一番上の部分です。
真ん中の柱の一段高い点と、左右の柱の天辺を結ぶ三角ですね。
昇天なされるまで、地上において「人の子」として預言者を勤められたとみたら、どうでしょ?
つまり、神と子と聖霊は、生命の樹の三段階ではないかと。
光のエネルギーは、光速の自乗ですね。
これは、正四角形の式と同じですね。
数学の基礎理論の一つに、確率論がありますよね。
正四角形の縦と横の掛け算を 可能性と現実性の掛け算をも意味すると、私は以前指摘しました。
父と子と聖霊もまた、生命の樹の三段階にも対応するとしたらどうでしょう。
可能性と現実性の掛け算で四角形をなすので、地は四角。
天人地を表すとされる、丸三角四角ですね。
人の三角は、父と子と聖霊の三角なのかしら。
我々に似せて人を作ろう、と創世記にありますよ。
神の国はあなた方のうちにある、これはイエスの言葉ですね。
天の丸は、完全の象徴の丸なのでしょうかね。
これで、丸く収まった。
言われちゃいました。
言っちゃいました。
復活体になられたのは、モーセやエリヤも、そうでしょうか。
モーセ以後最大の預言者とみなされ、モーセと同じように死の記述が無いエリヤですね。
もちろん、そうです。
聖霊による清めも、産まれ直しと等しい訳でしょ。
おそらく、モーセもエリアも復活体になられたでしょ。
モーセやエリヤは被昇天の段階では、まだ生命の樹の第二段階なんでしょうか。
だって、実際の死をまだ体験して無いでしょ。
じゃ、どの時点で体験なさるのでしょ。
神様が、ご存知です。
アッラー!
言われちゃいました。
言っちゃいました。
生命の樹は、聖書の思想でも難問に入るから、よくわからないでも驚かないですよ。
われわれの居る世界、生きたり死んだりする方が特殊なんでしょうね・・・。
わざわざ受肉することも。
生きたり死んだりは、特殊ではないのです。
魂は、肉体の死と復活を体験しながら多くを学び、この世の全てを知る神の境地へと昇っていくというのが生命の樹の思想なようですね。
魂には、肉体のような死が無いのかしら。
代わりに魂には、神に逆らったと看做されると神に退けられる滅びが、あるようですね。
退けられる滅びが、裁きの悪魔による地獄行きに当たるのかな。
零から出直せという、諭しなのかも。
永遠の魂と言っても、前世とか来世ではなく、神に与えられた魂と体で永遠の修行をすると言う事らしいです。
それは、生命の樹は永遠の過去から永遠の未来に、何段も何段も、連なっているとされる処から想像できるのです。
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