鳥居。
鳥居って、独特な形をしてますよね。
もとは、二本の柱を立てて、注連縄を張っていたのでしょ。
それを知るユダヤ人のなかには、ユダヤ教の神殿に立っていた二本の柱を連想する人も居るようですね。
ヤキンとポアズ、ですね。
でも、これとよく似たものは古代エジプトの神殿にも立ってますよ。
オベリスクでしょ。
でも、エジプトもユダヤも、二本の柱を立てているだけでしょ。
注連縄のような飾りは、日本だけのようですね。
古代エジプトの神殿といえば、中には中庭があって、列柱の間、そして、神像が鎮座する空間があるでしょ。
なにか、似てませんか。
日本の神社って、拝殿と階段と本殿と、でしょ。
エジプトの神殿は、中庭と列柱の間と神像の鎮座する空間、でしょ。
そこに、入り口の二本の柱ですよ。
そっくりじゃないですか!
おまけに、最高神は太陽神を祀り、動物神がいる。
最高祭司は、地上の太陽神というところまで。
そういえば、古代エジプトの太陽の船には、船の先頭である舳先(へさき)に鳥がいますね。
神社そのものが太陽神の船に見立てられた、と言う解釈も可能かも知れませんね。
日ユ同祖論からは、鳥居はトーラーの転化ではないかという意見がでたりしませんか。
鳥居とは、神の使いである聖霊の象徴としての鳥が居る場所を指すとか、言いそうですねえ。
日ユ同祖論者は、日本の神社を古代イスラエルの神殿と比べたがりますよね。
ヤキンとポアズ、聖所、至聖所。
階段は、捧げ物の場所にありますね。
賽銭箱まである。
古代エジプトの神殿には、賽銭箱はないですね。
そのうえ、神輿はアークに似ています。
神輿を担ぐ姿は古代になればなるほど、古代イスラエルに似るようです。
鳥居の形も、ユダヤ人からみれば、すごい似てるものがあるでしょ。
ヤハウエיהוהをさす一文字“ה(へー)”を筆記すると、鳥居にそっくりになるの。
ヘブル語サイトで、“ה”一文字の宗教アイコンがあるの。
書いてある字の格好は、鳥居そのものよ。
昔の鳥居や、神社の社殿に掲げられる注連縄にも、古代イスラエルで神殿で臨在した雷雲姿のヤハウエを表しているという解釈がありますね。
鳥居は、イスラエルの神ヤハウエ、だったりするとか。
そうかも。
飛鳥昭雄と三神たけるなどは、鳥居とはヤハウエを表すへブル語“ヨッドヘーヴェブヘーיהוה ”を縦に書いた姿だと言ってますね。
古代のエジプトの神という解釈も、出来ますかね。
ジェド柱という、神聖とされる存在はあったけど、神とまではどうでしょうね。
ジェド柱は、オシリスの背骨と言われているでしょ。
ジェド柱は、「安定」を表わしたのね。
古王国時代には、メンフィスの守護神プタハと関係付けられていたの。
ジェド柱は周囲に穀物の束を縛りつけた棒を、図案化したものといわれます。
オシリス神の象徴と考えられるようになったのは、新王国時代にプタハがオシリス神と習合してから。
新王国時代の頃の棺には、ジェド柱を死者の背骨とあたる部分に描いたと言います。
オシリスと同一視された死者の、安定や再生を願ったの。
ジェド柱は、単独で表現されるだけではなかったですよ。
装飾などのときには、「ティト」や「アンク」のヒエログリフと一緒に使われてますね。
王権の概念とも、結びつけられていますね。
柱自体が擬人化して描かれたり、王は「ジェト柱を建てる儀式」を王権の安定を願って行いました。
じゃあ、古代イスラエルのヤキンとポアズにも、何らかの形で引き継がれているのかしら。
カッバーラを、飛鳥昭雄と三神たけるの言うように陰陽で見てよければ、面白い解釈ができます。
左の陰を死、右の陽を生、でしょ。
左の柱であるボアズに陰と死、右の柱をヤキンに陽と生、再生と安定のジェド柱に当たるのかしら。
だとすると、古代エジプトの左右のオベリスクも、左の陰を死、右の陽を生、でしょうか。
オベリスクも、再生と安定のジェド柱に、当たるのかしら。
日本とエジプトは、古代イスラエルで繋がるのかしら。
ここだけみれば、そう言われそうですね。
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コメント
つい最近訪れた宮島の厳島神社。
ここの鳥居は海に使ってますよね。
これは海の守り神としてつくられたそうですが
わざわざ侵食しやすい海水の中につくるっていうのも
なにか意味があるのかな。
もちろん社殿もぜんぶ床下浸水になってますけど♪
投稿: アモリン | 2009年8月26日 (水) 21時28分
神道の背景となる思想は、陰陽です。
陰陽では、水は北とともに天をさします。
実際、水天宮という社があります。
おそらく弁才天を祀るのは表向き、厳島神社の真の祭神は天であったのかも。
だからこそ、社殿の大半は海の中であったのは、天空の社を意識したからかも。
投稿: cova | 2009年8月27日 (木) 21時37分