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短所と長所は紙一重?

「短所と長所は紙一重」と、言うでしょ。

 短所はどんなときでも短所とは限らない。
 長所はどんなときでも長所とは限らない。

どうして、そうなると思うでしょうか。

 怒りっぽい人は、ちょっとしたことでも怒るから、煙たがられているでしょ。

 短気な人は、待ちきれないで、ちょうど良いタイミングになる前に切り上げて失敗することが多いでしょ。

 暢気な人は、せっかく来たタイミングをのんびりしてて生かしきれないことが多いでしょ。

 短所は、損なことが多い。

じゃあ、長所はどんなときでも長所でしょうか。

 慎重な人は、慎重にしているうちにタイミングを逃す。
 慎重と暢気は、紙一重ね。

 活動的な人は、調子に乗りすぎてタイミングでもないのに行動して失敗する。
 活動的と短気は紙一重ね。

 長所は、うまく生かせてこそ、長所だったのね。

じゃあ、短所はどんなときでも短所でしょうか。

 怒りっぽい人は、駄目なことは駄目とはっきり指摘してくれる人でもありますね。
 怒りっぽい人と指導者は、紙一重ね。

 短気は人は、短い期間に多くの経験をできるから上達しやすい人でもありますね。
 短気な人と経験豊富な人は、紙一重ね。

 短所は、せっかくの良い点を生かせないので、短所だったのかしらね。

じゃあ、「短所と長所は紙一重」とは、どういうことでしょうか。

 長所は、うまく生かせないと、短所に転化してしまう。
 短所は、うまく生かせるなら、長所に転化できる。

 つまり、長所や短所は、一面的な評価でしかなかったのかしら。

長所も短所も、能力や可能性をうまく生かせたかどうかで、そう思われてきただけなのかもしれないです。

 長所や短所とは、能力や可能性をうまく生かせたかの差でしかない。

 今までうまくいっていたから、長所と思っていただけ。

 今まで失敗の原因だったから、短所と思っていただけ。

使いこなせれば、すべての能力や可能性は長所になりえるわけでしょうかあ。

 いままで自分を苦しめてきたどうしょうもない欠点と思っていたことって、誰でも一つや二つありませんか。

 どうしょうもない欠点と思っていたことも、見方を変えれば力強い味方になってくれる能力や可能性になりえるのかなあ。

もしも、そうだとすれば黒暗天を受け入れたら吉祥天が福の神として仕事をしてくれることに通じるですね。

 どうしょうもない欠点とあきらめていたことは、実は黒暗天だった。
 欠点を見方を変えて味方に付けることは、実は吉祥天だった。

 まるで、悟りや解脱みたい。

 難しいねえ。

 自分の失敗の原因であるどうしょうもないと思われていた欠点が黒暗天だから、貧乏神に誤解され続けたのかしら。

そういう面もあるかも。

 私たちは皆、神に作られ、神に良しとされたと創世記にあるでしょ。

 神から授かった能力や可能性を上手に使いこなせた状態こそ、吉祥天だったのかしら。

そう見ても、面白いですね。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

長所と短所。
二つしかないからどちらかに分けなきゃ
いけないっていう先入観があったりして。
普段からあまり考えないようにしていますが
人間はとてもすぐれた知識を駆使しますが
時には吉になったり、凶になったりする。
それも目に見えない運によって左右されるから
そんな時、これは長所が役になった。
短所が裏目に出た。
みたいなことになったりするんでしょうか。
長所も短所もすごく愛すべき性質だと思えれば
とても気が楽ですけどね☆

投稿: アモリン | 2009年12月20日 (日) 00時25分

長所であっても、傲慢や驕りに結びつけば嫌味になってしまうでしょうね。

短所であっても、謙虚や謙遜に結びつけばむしろ愛されるでしょうね。

こう考えると、長所とか短所とかにこだわるより、もっと大事なことがありそうです。

投稿: cova | 2009年12月24日 (木) 20時44分

始めまして。興味深い1ページありがとうございます。
なるほど。たぶんこのことは1個人にとどまらず、国レベルでも言えることなんでしょうね。現代日本での社会問題を考えると、どうもこれらが日本の長所と考えられていたことと関係があるように思えます。そういった要素が正しく使われていないのは、やっぱり日本人の質が落ちてきているということではないでしょうか。昔ながらの太っ腹な人だったら、同調圧力などまず感じさせないでしょうし。たぶんこれは、日本人には不向き・不慣れなものに手を出すことばかり考えて、本当にどこで間違えたかを考えなすぎたからではないか、そんな気がしてなりません。

投稿: 偽君子 | 2016年2月 1日 (月) 20時40分

日本と言う国の短所と長所はなにか、もう一度ちゃんと向き合った方が良いかも知れないですね。

過去の人や一部の人を見て「日本凄い」と思って自信を持つのは良いが、逆を言えば自分の弱点や欠点ばかりが目について落ち込んでる人が多いのかも知れないですね。

弱点や欠点も逆手にとれば、強みや長所になるはずなんです。

もっと、日本は自分をちゃんと見つめてどこに活路を見いだせるか、見出すべきか、考えた方が良いでしょうね。

投稿: cova | 2016年2月 3日 (水) 09時44分

しかし困ったことに、上の人達の改善能力はかなり落ちてきていますよね。管理人さまが上で仰ったことを、面と向かって伝えても、どうしても「じゃあどうするんだよ」という気のない返事になってしまう。で、そういう人に限って変なところで片意地になり、自分だけで仕切ろうとする。だから、本格的に諄々と説き始めると煙たがるのですよね。ため息が出ます。

投稿: 偽君子 | 2016年2月 8日 (月) 21時40分

いっそ、完全に無視できれば、どんなに楽か、ですね。

やはり、一緒に声を上げてくれる仲間を探し見つけ集めていくにはどうしたら良いかですね。

信頼できる人脈を腰を据えて作る事から始めて、焦らずに時を待つしかないでしょうね。

それにはまず、自分がある程度信頼され頼られる人にならないと、信頼できる人は集まってくれませんよ。

でも、同時に私がやった方がうまいし早いぞと、多少は突っ込まれるくらいのおバカなこともさらけ出した方が良いでしょう。

あまり自分で抱え込む人は、忙しさで潰れます。

だったら、ある程度なおバカはさらけ出して、仕方ないな助けてやるかと思ってもらった方が、仲間も集まるし、自分も楽になるでしょ。

愚かな人にバカな真似はできないが、賢い人はバカな真似が出来ますからね。

ただそれだけに、自分が賢いと勘違いしてる人がバカな真似をするくらい危険なことはないと言えますが。

自分には無理なんて、あきらめないで良いですよ。

何人か集まってくる中に、もっと中心メンバーにふさわしい人が、いつか出てきます。

それより、焦らない事です。

不穏な動きと思われたら、潰されます。

それより、人脈を集め、その中から信頼できる人が見つかるのを待つことです。

投稿: cova | 2016年2月13日 (土) 19時27分

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