卑弥呼の鬼道を考える。
「卑弥呼は鬼道を事とし、能く衆を惑わす」と魏志東夷伝倭人条、いわゆる魏志倭人伝にあります。
「鬼道」の「鬼(き)」は、「陰(おん)」の転化とされる「鬼(おに)」では。
そうかも知れないのですね。
卑弥呼の名は倭の女王として、魏志倭人伝等の中国の史書に記されているのです。
卑弥呼の時代は、一般には175年頃から248年頃と見られていますよね。
おもしろいことに、徐福は紀元前3世紀頃、中国の秦の時代に方士をしていました。
その徐福に、日本渡来説があるのです。
もしも、徐福が日本に渡来しているなら、卑弥呼の鬼道が陰陽と基本的に同じであってもおかしくないですね。
方士は、後に陰陽師と呼ばれる人々の先駆とされる人々でしょ。
ええ、思想的には相通ずる考えの人々ですから。
それに、「能く衆を惑わす」と言っているけど、「巧みに衆を欺く」と批判してないのですよ。
つまり、上手に人々の心を掴んで操っていると、評価してる。
鬼道は、批判の対象ではないようですね。
卑弥呼は陰(おん)の力を用いて、上手に人々の心を掴んで操っていると、言っていると見て良いかも。
そして、卑弥呼は方士の術を知っていたかも、知れない。
徐福上陸伝承は、日本各地にあるのです。
けれど一番可能性があるのは、九州に上陸し西日本に拠点を構えたことではないでしょうか。
まさに、邪馬台国は西日本一帯を支配したとみられているでしょ。
徐福一行の子孫が、卑弥呼を背後から支えていたのかなあ。
仮に、鬼道の本質が陰陽なら、同じく陰陽師と本質を同じくする方士から卑弥呼が習っていてもおかしくないですね。
これは、どこまでも想像ですけど。
そのうち、飛鳥昭雄が情報掴んで本に出すかもよ。
どんな内容、盛り込みますかね。
追記
徐福繋がりではこんな記事も書いてます。
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