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猿投山の名前を疑ってみる。

(1) 猿を海に投げたから。

(2) 山容が鐸(さなき)ににているから。

(3) 鐸(さなき)を木の枝につけて祭祀を行ったから。

(4) 大碓命薨去を悲しみ真歎山が猿投山(sanageyama)となったから。

(5) 狭い薙ぎ落としたように崩れた場所だから。

鐸(さなき)は、鐸(たく)とも呼ばれるのです。

 銅鐸が、よく知られるのよね。

鐸(さなき)あるいは鐸(たく)は、中国古代の鈴の一種です。
「ぬて」「ぬりて」「鐸鈴」とも、呼ばれるのです。

 風鈴の意味も、あるでしょ。

ええ。

鈴としての鐸(さなき)は、銅または青銅製の扁平な釣り鐘形で、中に舌があり、上方の細長い柄を持って振り鳴らすものです。
舌が木製のものを木鐸(ぼくたく)、金属製のものを金鐸というのです。

 今度は、なに言いたいの?

始めにあげた説は皆、猿投山の語源として伝えられるものです。

 それで?

標高628.9mの猿投山は、愛知県豊田市と瀬戸市にまたがる山です。
一等三角点が、瀬戸市側にあるのです。

山の名前には、さまざまな説がありながら未だに定説はないのです。

 三河高原の西端に位置し、愛知高原国定公園に含まれているのでしょ。

 山頂には、東海自然歩道が通っている。

古くから、山嶽信仰や巨石信仰の場として崇められてきた山でもあるのです。

 巨石には、いろいろな名前があるのよね。

菊石は、黒雲母花崗岩の結晶が球状で菊の花の花弁のように見えることから、この名があるのです。
「猿投山の球状花崗岩」の名称で、国の天然記念物に指定されているのです。

御船石(おふないし)は、花崗岩で出来ており、「祭神である大碓命が乗ってきた船が、石になった」という言い伝えがあるのです。

カエル石は、横から見るとカエルのように見えることから、命名されたのです。
この石には、「古代の磐座(いわくら)であった」という言い伝えもあるのです。
磐座は、神社の本殿にあたるものです。

屏風岩は、四角に切り落とされた岩が屏風のように重なっている事から、そう呼ばれるのです。

お倉岩は、三角柱の形をしている岩です。

 カエル石にある磐座説は、この山の信仰ともかかわっていそうですね。

 鐸(さなき)を木の枝につけて祭祀を行ったからという説は、信仰の山だったからなのでしょ。

 カエルと言えば、亀とともに水に通じるでしょ。

 鐸(さなき)の音は、雷やカエルの声の代わりに鳴らされたのかしら。

信仰の対象とされる山は、各地にあるのです。
でも、鐸(さなき)を木の枝につけて祭祀を行ったという説の伝わるところは珍しいのでは。

 そうですねえ。

 金属を巧みに扱った人々が、古代からこの地域にいたのかしら。

可能性は、考えても良いでしょ。

「この山で毒蛇にかまれ亡くなった」とされる大碓命の陵墓があり、山麓には大碓命が祭られている猿投神社があるのです。

式内社だけど、旧県社とされた神社です。

御祭神は大碓命で、配祀されるのは景行天皇と垂仁天皇です。

創建は白鳳朱雀年中など諸伝があるが、確かなことはわからないです。
猿投山南麓に本社とされる下宮が所在し、猿投山東峯に東宮、西峯に西宮が所在するのです。
東宮と西宮は合わせて奥宮とされ、下宮とともに猿投三社大明神と称するのです。

 猿投神社は、狭投神社とも書かれるでしょ。

ええ、「sanage」は、狭い薙ぎ落としたように崩れた場所だから「狭投」という説があるのですから。
 
 それが「猿投」と、いつしか変わったということかしら。

猿を海に投げたからという猿投の語源説は、この猿投神社に伝わるものです。

 投げられる猿も、災難ですねえ。

山麓の猿投神社の社蔵文書には、こう伝わるのです。

「景行天皇が伊勢国へ赴いた際に、かわいがっていた猿が不吉なことを行ったので、海へ投げ捨てた。その猿が今の猿投山に籠もって住んだとされることから、"猿投"と呼ばれるようになった」
 
 どんな、不吉なことしたのかしら。

さあ、でも天皇の猿投げ捨て伝承は名前にこじつけた感じが強いですねえ。

 大碓命薨去を悲しみ真歎山が猿投山って、一番わけがわからないですよ。

ですよねえ。

猿を投げると書いて「sanage」、いろいろ説が出るのは当て字だからかも。

 つまり、新説を立てたって良い。

「sanage」、「sanagi」似てるでしょ。

猿投山は、愛知県豊田市と瀬戸市にまたがるのです。

 豊田といえば、豊田織機から始まったトヨタ自動車で有名。

ええ、養蚕の盛んだった土地です。

隣の瀬戸は、陶器で有名です。

 あの辺りは、秦氏にかかわる場所でしょ。

つまり、「sanage」は蚕の「蛹(sanagi)」の転化だった可能性はないでしょうか。

 秦(hata)氏のhataは、機(hata)に通じますね。

さらに秦氏は、商工業に深くかかわった一族です。

秦氏は焼き物とも、関係があるとされる人々です。

 秦氏には、原始キリスト教徒説や、ユダヤ人キリスト教徒説があるでしょ。

古代イスラエル人は、エジプトにいたのです。

エジプトでは、猿は太陽の崇拝者。

ファラオは、地上の太陽神ラーと同一視された最高位の祭司。

日本の天皇も、太陽神の子孫とされた最高位の祭司。

初代神武を手引きしたのは、猿田彦。

猿投の猿は、この太陽神崇拝者の猿が、なんらかの繋がりがあるのかも。

 祭神の大碓命は、日本武尊で知られる小碓命の双子の兄にあたる。

 天皇ではない人物が祭神で、配祀されるのは景行天皇と垂仁天皇でしょ。

皇子が主神、天皇が配祀というのも不思議でしょ。

 まさか、御子イエスと複数で表される御父エロヒムと対応してるなんてことは?

 背後にいる秦氏には、原始キリスト教徒説や、ユダヤ人キリスト教徒説がある。

 キリスト教は、御父エロヒムではなく御子イエスが主神で構図は似てますよ。

疑うのは面白いけど、証拠を掴まないことにはねえ…。

女性神とされる天照大神だけれど、本来は男性神の天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊とされるのですよ。

祖先神がイザナギだけれど、その相方はイザナミ。

天照国照彦とイザナギとイザナミの構図とみても、間違えではないのでは。

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コメント

これでもか!!
ってくらいに読み辛い文章。

投稿: | 2019年4月19日 (金) 05時43分

まあ、雑談を覚書したような文章ですからねえ…。

投稿: cova | 2019年4月24日 (水) 21時14分

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