ギリシャと日本と古代イスラエル?
太陽神に、ギリシャ神話の「Ἥλιος(ヘーリオス)」がいるのですね。
ギリシャ語の「オス」は「(なんとか)人」「(なんとか)教徒」という意味です。
ヘーリオスとは、「ヘーの民」と解釈してもいいのかもしれないでしょ。
「ギリシャに「へーの神」つまり、「ヤハウエの神」をあがめる人々がいた」 と、いっていいのかです。
「へー」を「ラー」の転化とみても、いい。
ギリシャとエジプトの交流の深さからいえば、ラー信仰がわたっていても不思議ではないですよね。
「ギリシャ」の「ギリ」は、「ラー」の転化とみてもいいの。
「ギリシャ」は、日本との比較がよくされる国です。
神話が似ている。
和裁のハサミはギリシャタイプ。
指先の一直線にそろう足はギリシャタイプ。
(ここを訂正します。追記参照)
先のとがったローマタイプの靴を、自分の足の形も考えずに履いたことが原因と聞いたことがあるのです。
そういえば、外反母趾は日本女性の多くが悩まされましたねえ。
世界で言う三大美人は、クレオパトラ7世、ヘレネ、楊貴妃です。
ヘレネは、ギリシア神話に登場する女性よね。
ちなみに、ミロのビーナスもまた、古代ギリシャが生んだ世界が認める美の傑作です。
そして、典型的秋田美人がミロのビーナスとその輪郭・目鼻立が瓜二つというのです。
日本で言う世界三大美人ではヘレネの位置に小野小町が、きますけどね。
秋田美人の典型がミロのビーナスであれば、小野小町とヘレナはどちらもギリシャ美人になるの。
小野小町は、クレオパトラ7世、ヘレネ、楊貴妃で、ヘレネと並ぶ美女となっても良い位の世界的美女だった可能性があるのね。
クレオパトラとヘレナは、ギリシャ美人と言って良いでしょうね。
クレオパトラも、ギリシャ系でしたね。
ここで気になるのは、平安美人の条件であった「瓜実顔」と「ひき目」と「かぎ鼻」です。
目や鼻の形を絵巻などで見ると、すっとひかれた目、漢文の返り点のような鼻、よね。
秋田美人の顔の特徴を、誇張したらどうかです。
あ、「ひき目」と「かぎ鼻」で描けませんか。
しかも「瓜実顔」よ。
当然でしょうね。
平安美人の条件であった「瓜実顔」と「ひき目」と「かぎ鼻」、これの典型が秋田美人ですよ。
逆に言うと、ヘレナもクレオパトラも秋田美人だった、なんてね。
楊貴妃も、ギリシャ美人だった可能性あるのですよ。
ヘレナもクレオパトラも楊貴妃も秋田美人だった、なんてね。
ギリシャ美人と秋田美人を、同質と見ればそうですけど…。
だって、典型的秋田美人がミロのビーナス。
古典ギリシア語ではカオスはΧάοςと表され、英語Chaosからの読み方で、ケイオスとも言うギリシア神話に登場する原初神です。
同じ古代ギリシャ語の、「亀裂、スリットまたはギャップ」を意味するχάσμαからきているそうです。
カオスの原義は、大きく開いた口、空っぽな空間の事だったらしいです。
老荘思想の言う根源の存在「玄(げん)」や「玄(げん)の玄(げん)」を連想させられますね。
「玄」や「玄の玄」もまた、限りない闇にして原初の空っぽな空間でした。
カオスは、ギリシャ語で「混沌」や「無秩序」を表す言葉でもあるというのです。
カオスはしばしば、秩序の正反対で、通常の予測が不可能ということとされるのです。
それで、日常でも、混沌としている様子や雑然とした場所などについて、「カオス」と形容することがあるのです。
カオスは、文脈や展開的に支離滅裂になった場合にもしばしば使用されるのね。
神としてのカオスは、この世が始まったとき最初に無の空間に誕生したとされる混沌を神格化した存在です。
古事記の「浮べる脂の如くして、くらげなすただよへる時…」や、創世記にある「地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり…」に通じるといえるのです。
古事記・日本書紀や聖書に通じるものは老荘思想は道教や道家の基礎とされ、道家思想にも見えると指摘する易経研究家もいるね。
古代イスラエルのいたエジプトとギリシャの関係を思えば、道家と聖書のつながりや、老荘思想とカオスの類似と、似たようになることはありえるといえるのです。
謎が多いのは日本とギリシャだけれど、神話や裁縫の裁ちばさみ、ギリシャ的な足指や、老荘思想の日本への伝播などを思えば、妙にうなずけるのです。
カオスは、一人で、大地であるガイア、奈落であるタルタロス、愛とも別説有とも言われるエロース、暗黒のエレボス、夜をつかさどるニュクスといった神々を生んだ神です。
カオスのこういうところは、原義の大きく開いた口や空っぽな空間が実は子宮の象徴であって、さまざまな神を生んだイザナミや、地母神に通じているのではという感じもあるのです。
なお、大地のガイアと奈落のタルタロスには、混沌のカオスと同時に生まれたという説もあるのです。
こんなところは、アマテラスとスサノオとツクヨミが一緒に生まれたとする古事記を連想できるです。
日本書紀におけるヤマタノオロチ退治の話にも、高天原を追放されたスサノオは新羅に降りたが、「ここにはいたくない」と言って出雲へ向かうのがあるのです。
この時、スサノオの子のイソタケル(五十猛神)は高天原から持って来た木々の種を新羅には植えず大八洲国と呼ばれていた日本に撒いたので、大八洲国は青々とした地になったとしているのです。
これは、ギリシャのデメテル神話に類似しているのねえ。
はい。
日本の神話には、ギリシャとの類似を指摘する声が多いですよ。
アマテラスの岩戸隠れは、日本神話とギリシャ神話の類似例として挙げられるものの一つです。
ギリシャ神話が日本書紀や古事記に伝播しているとしたら、一体どのような手段で広がるの。
想像すると、ワクワクするね。
デメテル、またはデーメーテールは、ギリシア神話に登場する女神ですね。
豊穣神であり、穀物の栽培を人間に教えた神とされるのです。
オリュンポス十二神の一柱で、「掟をもたらす者」という意味の「デーメーテール・テスモポリス」という添名があるのです。
ギリシャ神話も、日本神話も、けっこう性的にあっけらかんなところが多いです。
老荘思想も性的にあっけらかんであって、陰陽を女と男になぞらえる道家思想に通じますよね。
そして、飛鳥昭雄と三神たけるは陰陽はカッバーラといいます。
ギリシャ神話、日本神話、老荘思想、聖書は陰陽でつながってるの。
飛鳥=三神コンビは、ギリシャと日本をヘブル人である古代イスラエルが結んでいると言い出しますかね。
追記
最近の研究では、外反母趾になりやすい足の傾向は、エジプトタイプだとされるようになってきました。
足指は、三つのタイプに分類されるといいます。
エジプト型と、ギリシャタイプと、スクエアタイプの三つです。
エジプト型は、親指が一番長く、小指にむけて短くなる形です。
日本人の6割から7割が、このエジプト型タイプと言われています。
親指が長い他に、足幅が広めな形です。
親指が側面から圧迫されやすいため、外反母趾になりやすいタイプの足の形です。
ギリシャ型は、親指より第2指が長い足の形です。
日本では、エジプト型に次いで多いです。
足先の細い靴を履いても、爪先に負担をかけることが少なく、外反母趾になりにくいタイプの足の形です。
ただし、指が曲がりやすく、ハンマートゥになりやすい足でもあります。
ハンマートゥとは足の指が曲がったまま、戻らなくなっている状態です。
スクエア型は、5本の指の長さに差がない足の形です。
日本人では珍しい足です。
幅の狭い靴を履くことで、指にタコやウオノメができやすいタイプの足の形です。
ただ、ギリシャ神話の神々は、エジプトとのかかわりが指摘されており、この二つの文明を荷った民の間の関係はどうであったか興味深いものがあります。
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コメント
秋田美人の特徴に、目が細く切れ長ってありますが、おめめパッチリさんも多いと思うんですが・・
目が細くないと秋田美人とは言わないのですか?
投稿: 通りすがりのもの | 2010年7月17日 (土) 20時05分
おめめぱっちり。
いいですねえ。
ただ、いくらおめめぱっちりでも、くりくりした、まるっこいおめめは、秋田美人っていえます?
まるっこくっておめめぱっちり、かわいいですけど、きらいじゃないですけど。
でも、細く切れ長な目を見開いて、おめめぱっちり、って感じじゃないと秋田美人らしくないって気がしませんか?
投稿: cova | 2010年7月18日 (日) 15時22分
細い目は、浮世絵画のイメーで、(私は)美しいと感じないんですよ。
秋田美人の特徴が細い目であるなら、西洋人の大きな瞳が特徴?であるギリシャ美人と、なぜ結びつくのか・・
細く切れ長の目は、有名人で例えるなら誰でしょう?
投稿: 通りすがりのもの | 2010年7月18日 (日) 16時49分
どういう女性の表情を、好みだったかというのも大きいと思いますよ。
西洋と日本、鋸や鉋でも押して使うか引いて使うか、なんて対照的とはよく言われます。
日本にも、モンゴル顔だけじゃなく、イギリス顔、ギリシャ顔、イタリア顔、フランス顔、中東顔、インド顔だっています。
ロシア顔も、いるようですね。
それでも、細い目を好んだとしたら、大きく見開いた目より、優しく穏やかに細めた目を、好んだということではないでしょうか。
投稿: cova | 2010年7月19日 (月) 19時04分
県民性データには、ポッチャリ美人と欧米風の彫りの深い美人の二タイプに分かれるとコメントされています。
現代は、佐々木希さんのような大きな瞳の秋田美人が好まれているように思います。
投稿: 通りすがりのもの | 2010年7月20日 (火) 01時01分
国にやっても、時代によっても、好む表情は変化するでしょうから、どの時代で比べるか、でしょうね。
ただ、古い時代の資料は乏しいですから、かなり想像は入らざるを得ません。
あなたのように、突っ込みを入れてくれる人がいると、面白いのですけど…。
投稿: cova | 2010年7月20日 (火) 06時01分