アイヌと沖縄の言葉の太陽を考えてみた。
アイヌの言葉で、太陽はペケレチュプとか、ペケレチュプカムイだそうです。
チュプ、あるいは、チュッだけでも太陽だそうね。
ペレは、ハワイで太陽神ですね。
ペケレとペレ、似てますね。
そういえばおもしろいことに、ハワイ語で太陽は「ラ」だったです。
古代エジプト人は、地上の太陽神を「ラー」と呼んだでしょ?
もとは、一つの神だったのかな?
可能性は、疑ってもいいかも。
ところで、アッラーは「定冠詞アル」と「ラー」と見たことありましたねえ。
「ラー」を強く巻き舌で発音すると「アッラー」になりませんか。
確かに強い巻き舌は、「h」音を誘発します。
そして、ラテン語では、「h」音はしばしば音がかすれて、「a」「i」「u」「e」」「o 」の母音だけが聞こえることは多いです。
だったら、「ハッラー」に転化して「h」が脱落して「アッラー」になったと見る方が自然でしたね。
「アッラー」がもっと転化したら、どうなるでしょうね。
「チュッハー」とか、「チュッパー」はありそう。
なら、「チュップ」とか「チュプ」もありそうですねえ。
太陽神を中心とした八百万の神、YAP遺伝子は縄文人固有の遺伝子ではなく中東から来た。
アイヌは縄文の子孫とされるからです。
そうなると、アイヌと近縁な琉球は気になりますね。
琉球では、太陽は「ティダ」ですよ。
巻き舌で面白いと思ったのは、LとかRを重ねて濁音が表記できるの。
巻き舌音が強く重なると「ヂ」とか「ダ」に聞こえるのは、ほんと、面白いですね。
「アッラー」が、「タッダー」とか、「テッダー」に聞こえても不思議ではないね。
「テッダー」から、「ティダー」「ティダ」になる可能性はありえるかも。
でも、それで終わりとは思えないのよ。
「タッダー」から、「タィダー」、「タィヨー」、「タィヨゥ」、「タイヨウ」だってありそう…。
どこで変わったかは気になるけど、可能性を疑う価値はありそうですね。
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コメント
台与(邪馬台国の初代女王)→太陽かもね。卑弥呼は邪馬壱国やまいこく。
邪馬台国は蘇我王朝始祖。邪馬壱国は物部氏の始祖。
投稿: アルト | 2010年6月20日 (日) 03時13分
邪馬台国か邪馬壱国か、論争は続いていますね。
でも、書き方が複数あることは、どちらも中国で生まれた当て字の可能性もありえるかも。
それと、琉球では太陽は「ティダ」なのは、太陽の別名の天道の語源かも知れないと思ったけど煩雑になるかと省きました。
投稿: cova | 2010年6月20日 (日) 07時08分
いま気がつきました。なんか不躾なコメントをしてしまいました。恐縮です。
日本語にはいっぱい不思議がありますね。
時々こちら拝見させてもらてます。落ち着くんです。かなり鬱陶しい気疲れのあるときはとくに。これからも期待しています。失礼しました。
投稿: アルト | 2010年6月20日 (日) 23時30分
いえいえ。
こちらこそ、皆さんのいろんな意見を聞かせていただきたくてブログやってますから。
気楽に来て下さいね。
投稿: cova | 2010年6月21日 (月) 07時52分