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生態系とどう向き合う?生態系を考える その4

生態系論争で馬鹿馬鹿しいのは、人間を度外視した議論をもっともらしく展開する声が意外とあることですね。

 その最たる議論が、反捕鯨。

 人間が参加して作ってきた生態系から人間が手を引くことは、人間が滅んだのと同意であることが、まるでわかってない暴論、愚論よね。

人間が参加して作ってきた生態系から人間が手を引くことは、人間が滅んだのと同意であることは、利用してきた山を放置した結果どうなったかを見ればわかるでしょ。

 山は荒れ、ちょっとの大雨でも土砂崩れや洪水で麓は安心して住めない。

 この事態を放置すれば、人は居場所を失います。

まあ、山が荒れれば、海の生態系にも影響でます。

 漁民だって、生活の基盤を失うでしょ。

魚付林(うおつきりん)といって、昔から、漁業者の間には、海岸近くの森林が魚を寄せるという伝承があり、そのため海岸林や離れ小島の森林を守って来た歴史があるのですよ。

 そういえば、猟師が木を森に植える話もありますね。

現在、魚つき保安林という名のもとに保護を受けている区域もあるでしょ。

 魚付林は、利用しないのではなく、そこに木があること自体に意味があるのねえ。

森の生態系では、樹木や草木は、草食動物の餌となります。

また、樹木は葉を落とし、また自身が枯れてキノコ等の分解者を通じて養分となり、ふたたび樹木が消費して育っていきます。

その養分の一部は川を下って海に至り、海では海草や海藻の栄養分となります。

 海では、陸に比べて無機塩類などの栄養分の供給が制限されますからねえ。

海の生態系では、光合成と無機塩類を材料に海藻や植物プランクトンが育ち、それを動物プランクトンや小魚が食べ、小魚はさらに大きな魚に食べられ、その大きな魚も鯨やイルカやシャチなど歯鯨(はくじら)の仲間が食べるのです。

 大きな魚を食べるのはアシカ、アザラシ、オットセイだっているでしょ。

ところによって、ペンギンもいますね。

 オキアミなどは、鬚鯨(ひげくじら)が食べてるでしょ。

ええ。

海草や海藻は、魚にとって植物性蛋白質源となります。
肉食の魚や鯨などの食べ残しとか海藻の粘膜、その他微小な有機物塊はバクテリアなどがそれについて分解します。

でも、それは量が限られるので、陸上から流入する栄養分は貴重な存在です。

 海の栄養分は、全体では大きいけど…。
 広いから、それぞれの場所ではいくらもない。

そうして育った魚の一部は、地上の哺乳類や鳥類の餌となり、陸上の生態系へと運ばれます。

 そして、陸上の哺乳類には人間もいる。

動物の糞や死骸は、土に返って森の栄養となります。

 人間の出したものも、堆肥になるしね。

つまり、海から持ち込まれる栄養も、陸の生態系では貴重なものです。

 鯨も、日本では縄文から獲っていましたよね。

こうして、海の生態系と陸の生態系はつながっています。

 子鯨の時はシャチなどに狙われるけど、大人になると天敵はいないのでは。

 大人の鯨にとって、天敵は人だけでは。

シャチは、まだ力のない若い鯨や弱った鯨を獲物として攻撃していますよ。

さらにシャチが大群な場合には、元気な鯨を獲物にする場合もあります。

 ただ、シャチが鯨を狙うのは自らも生きるためなので乱獲はしない。

ええ、絶滅が危惧されるほどの乱獲をしたのは人間ですね。

 逆を言えば、人間が捕鯨から完全に手を引いたら鯨の数はシャチだけでは抑え切れない可能性がある。

海で無敵のシャチは、繁殖力が低い点でも有名ですからね。

長年にわたって、シャチと人間で鯨の数を抑えてきたわけですからね。

 従来より獲り過ぎた人間が、量を控えなければいけないけれど全面撤退も海の生態系破壊と同じ。

人間が参加して作ってきた生態系から人間が手を引くことは、その生態系の中では人間が滅んだのと同意ですからね。

 ジャングルで大型草食獣の天敵は、群れで狩をするライオン。

 ライオンがいないと、生態系が崩れる。

 海の生態系も、人が抜けたらガタガタでしょ。

そうですね。

 遺伝子組み換えも、目先の利益で作っているけど、生態系への影響はどうか、疑問ですね。

遺伝子組み換えの方が、生態系に与える影響が大きい懸念はありますね。  

 それで、どうして過激な反対が出ないのかしら。

確実に犯罪で捕まるからでしょ。

 自国民も敵に回すし。

そういうことでしょ。

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