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無駄な議員が多いと言う声を考えてみた。

財政の緊縮化・効率化を理由に、国会議員の定数を削減すべきという議論があるのです。

 削減推進派は、1つの根拠としてアメリカ連邦議会の定数が日本の国会より少ない事を挙げているの。

道州制から成るアメリカ連邦議会と単純な比較は、難しいですよ。

アメリカ連邦議会が扱う法案は、州を超えて連邦が管轄する特定の分野のみです。

アメリカの連邦議会は、年間の法案成立数は10件程度と日本の10分の1にも満たない。
それでも535人の議員がいるし、投票権のない議員も合わせれば541人を擁す。
さらに一般の法案を扱う州議会に、7000人以上の議員がいる。

 景気が悪いときなど、民間の人員削減を理由に加える人もいますけど。

だったらこの人たちは、雇用が回復したら議員を増やせと言っているでしょうか。

 増やせとは、絶対言いませんね。

 矛盾してます。

日本と同じ議院内閣制をしくイギリスなんか、日本より人口は少ないのに人口に対する議員数は多いですね。

イギリスは上院下院合わせて1659人の国会議員で、国民3.5万人に1人です。

でも、減らせと言う声は一回も聞こえてこない。

大統領制のフランスでは898人で、国民6.7万人に1人だし、ドイツは603人で13.7万人に1人。

 どっちも、減らせと言う声は一回も聞こえてこない。

一方日本は衆参両院で722人で、国民17.7万人に1人です。

人口に対する議員の割合が日本より多い国は、結構多いですよ。

ヨーロッパで言えば、イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・ポルトガル・オランダ・オーストリア・スイス・ベルギー・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・ポーランド・ハンガリー・チェコ・スロバキア・ギリシャ・ルクセンブルク・アイルランド・アイスランドなど。

ほかには、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・トルコ・イスラエル・メキシコ・韓国・チリ・エストニア・スロベニアなど。

2009年、韓国の貿易収支の黒字が史上最高を記録した中、黒字の規模が2010年には初めて日本を追い抜く見込みだそうです。

2010年の1月1日の韓国知識経済部発表によると、2009年の輸出は3637億7000万ドル、輸入は3227億8700万ドルと、貿易の黒字規模が史上最高の409億8300万ドルに達したそうです。

これは通貨危機により輸入が激減し、390億ドルの貿易黒字を記録した1998年以後最高値です。

409億8300万ドルは、日本の貿易黒字をはるかに上回る水準。

昨年1月から11月の韓国の貿易黒字は約377億ドル、同期間、日本は約241億ドルと、約136億ドルの開きがあるのです。

韓国は、輸出が英国やカナダなどを抜いて世界9位に跳ね上がり、初めて10位圏入りを果たしたのも、注目を集めているのです。

 日本はここ数年というもの政治と金問題で、すったもんだの政局で首相を短期使い捨てのうちにどんどん経済の地盤沈下してますね。

疑惑追及も結構だが、どんな疑惑も刑の確定まで推定無罪。

 責任追及は、刑が確定してからで良いのでは。

もちろん、疑われるような脇の甘さは当人にも反省が求められるかも。

 検察審査会が起訴相当と言っても、起訴に十分な証拠が得られなければ公判維持は困難。

 それで、証拠不十分に付き無罪が出れば、少なくても法的には問題なし。

日本の処方箋書けない議員こそ、税金の無駄。

 政局しか能のない議員しか選べない有権者も、反省したほうが良い。

 多すぎるのは議員ではない。

 議員を見る目のない有権者が多いほうが、むしろ問題かも。

この国をどうしたいのか考えもなしに投票に行ってる有権者が、この国の足を引っ張っていると言う情けない話で良いでしょうか。

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