神輿とアーク?
神輿の重さは、聞いてはいけないです。
神が乗るので、量ってはいけないです。
量ることは、神を評価することと考えられたからです。
神を評価してはいけない、これは、神を試みてはいけないとする、聖書の教えに通じる。
千貫神輿というが、実際の重さのことではないです。
重要さをあらわすといいます。
なら、なぜ、万や億ではないのかしら。
万や億、兆は多さの表現にはなっても、なぜか、価値の表現にはならないです。
その点、千は「値千金」のように、価値の表現に用いられます。
千も、聖書に千年王国などの形で登場する。
そうでなくてさえ、神輿は大きさといい、上に乗る鳳凰といい、聖書のアークに比較されます。
担がれることも、アークと同じ。
さらに、本来の担ぎ棒はアークと同じ二本です。
担ぎ手が、胸元がはだけるほど激しく担ぎます。
これも、アークを担いだダビデの姿が連想される。
おまけに、聖書にあるアークの川渡同様、水の中に入っていく場合もあります。
改めて、神輿とアークは、形ばかりか、風習などに込められた思想まで似ているのに驚かされます。
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コメント
なるほど、比べてみると、色々面白いことが分かってきますね。
宗教はどこか根っこでつながっているのでしょうか?
投稿: 一宮 | 2010年8月17日 (火) 14時04分
スメルから、すべての文明は伝播していったという考えも出るくらい、さまざまな文明に共通点を見出す人もいますね。
この見方からしたら、宗教はどこか根っこでつながっている、その根っことはスメルであるとなるかもしれないですね。
投稿: cova | 2010年8月19日 (木) 06時26分