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バランガ。

アニメ版悪魔くんの主題歌に、バランガが登場するのですね。

バランガ(Barang)について調べていたら、鯨の妖怪のことではないかという話がありました。

 鯨の妖怪で有名といえば、鯨座になったティアマトがいるのね。

ティアマト(Tiamat)は、地域で言うとイラクやギリシアの伝承に登場するのです。

 イラクでは女神とされ、ギリシャではモンスターになっているね。

時間の初めから存在した神の1人とされるティアマトは、母神であり、大地と塩水の神格を持っているとされます。

 大地母神のような存在と、されていたのね。

ええそうですね。

ティアマトは、混沌の象徴と考えられているのです。

 カオスと、似通った位置付けね。

 邪神だったという説も、あるね。

ティアマトは「原初の水」アプスの妻となり、ラフムとラハムを産んだのです。

ラハムは兄弟のラフムとの間に、アンシャールとキシャールをもうけたとされます。

ラハムはある時は大蛇として、またある時は赤い帯と6つの巻き髪を持つ女性として描かれます。

常に、兄弟のラフムと一対で描かれます。

 ラハムとラフム、女媧と伏羲の元でしょうか。

ありえます。

ティアマトの姿は蛇、竜または人と獣と蛇と鳥が混ざったものだとされているのです。

 飛鳥昭雄と三上たけるなら、メルカバーといいそう。

 スフィンクスは、人の顔をもち獅子の胴と牛の尾があり鷲の翼を持つメルカバーと言ってましたよ。

 鵺は、猿の顔、狸の胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビでやはり、メルカバーだと。

鵺には、胴が虎で足がタヌキ、尾はキツネになっていたり、さらに頭がネコで胴はニワトリと書かれた資料もあるようですね。

これは推測だけど、ティアマトから、スフィンクスやベルーガや鵺が出たのかも。

アッカド神話では、ティアマトは マルドゥク に殺され、その遺骸が世界を形作ったとされているのです。

マルドウクは、鍬をシンボルにしていることから元来は農耕神であったといわれているのです。

後にバビロン市の隆盛とともに各地の神の性格を取り込んで、バビロニアの最高神にまで高められたのです。

彼女の体の水分は雲、雨、霧に、頭が山に、両目がティグリス河とユーフラテス河の水源になったです。

そして2つに裂かれた身体が空と海底に、曲げられて空に打ち上げられた尾が天の川になったといいます。

 死体から世界ができたという展開も、死体化成神話にはあるのね。

 死体化成神話は、作物起源譚とも深いつながりがあるけど。

ティアマトの死は、イザナギの禊や、月夜見尊に殺された保食神、あるいは、素盞嗚尊に殺された大気都比売の元になっているかもしれないですね。

なお、マルドウクとの戦いに備えてティアマトは「鋭い歯、容赦ない牙」という怪物の軍団を造ったのです。

この軍団は、彼女の子である11匹の怪物から成っているのです。

ギルタブリル 、 クサリク 、 クリール 、 パズズ 、 ムシュフシュ 、 ムシュマッヘ 、 ラハブ 、ウガルルム、竜、ウリディンム、バシュムです。

 ここも、飛鳥昭雄と三神たけるなら生命の樹の11のセフィロトに関係ありと主張しそうね。

11面観音の11の面と、関連があるのかもしれないですよ。

ティアマトはギリシア神話にも取り入れられ、「お化け鯨」とも呼ばれる怪物となったのです。

ティアマトは、後に鯨座になるのです。

ティアマトは、獣の身体を基本に竜の翼と尾、魚のうろこ、というものです。

クジラやサメに似ている、頭はイノシシなどという説もあるのです。

ティアマトの身体には無数のフジツボが付着しているそうです。

 鯨との共通点、身体には無数のフジツボくらいしか、見えない気がするけどね。

 なんで、鯨なのでしょうね。

大地と塩水の神格を、持つとされたあたりが原因なのかです。

 大きな鯨は、まま小さな島みたいではあるけど…。

ティアマトは、エキドナとテュポンから生まれたともいわれているのです。

『蝮の女』がその名の意味であるエキドナは、英語ではEchidna, ギリシャ語ではἜχιδναと記されます。

エキドナはギリシア神話に登場する怪物で、上半身は美女で下半身は蛇だというのです。

ティアマトの娘ラハムはある時は大蛇として、またある時は赤い帯と6つの巻き髪を持つ女性として描かれます。

 そうなると、エキドナとテュポンも女媧と伏羲がだぶって見えそうね。

テューポーンは、英語でTyphon、ギリシャ語でΤυφών, でテュポーエウスとも呼ばれ英語ではTyphoeus、ギリシャ語ではΤυφωεύς, となるのです。

長母音を省略してテュポーン、テュポン、テュポエウスとも表記されますね。

ギリシア神話に登場する神、あるいは怪物で暴風や台風の神とされます。

どちらも人面蛇身とされる女媧と伏羲だけど、伏羲には伏犠のように牛偏がつくばあいがあるように牛身の神とされることもあるのです。

確かに、ティアマトの親のエキドナとテュポンも、子どものラハムとラフムも女媧と伏羲と大いに関係ありそうですね。

 そうなると、ティアマトにも女媧の側面は隠れているかも。

可能性なら、ありえます。

ティアマトは ポセイドンの意思でエチオピアを荒らしていたのです。

 ポセイドーン(Poseidōn)は、古典ギリシア語でΠοσειδῶνというギリシア神話の海洋を司る神でしょ。

イオニア方言系では、ポセイダーオーンとも呼ばれ、エンシノガイオスという名もあるのですね。

水の神繋がりで、地下水の支配者でもあり、泉の守護神ともされますね。

 このあたりも、ティアマトの「お化け鯨」とされた原因はあるのかしら。

そこが、謎ですね。

ティアマトは、偶然通りかかった ペルセウスによってメドゥサの首で石にされたといわれているのです。

ペルセウスは ヘルメスから借りていた空飛ぶ靴と剣で空からティアマトに切りつけて倒したともいうのです。

 ところで、バランガはどうなったの。

ティアマトとバランガ、しいて言えばどちらかが元になって転化したかもしれないとしか、今のところいえないですねえ。

もっと、 バランガの情報がほしいですね。

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