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漆。

日本美術の原点を考える上で忘れてはならないのが、Japanです。

英語では、磁器(porcelain)を chinaware または china と呼ぶのに呼応して、漆器(lacquerware)を japanware、japan などと呼ぶことがあります。

なお、日本産の漆そのものの英名はJapanese lacquerです。

漆とは、ウルシ科のウルシノキ(漆の木)やブラックツリーから採取した樹液を加工した、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料です。

主成分は漆樹によって異なり、主として日本・中国・産漆樹はウルシオール(urushiol)、台湾・ベトナム産漆樹はラッコール(laccol)、タイやミャンマー産漆樹はチチオール(thitsiol) を主成分とするのです。

 漆文化が広がるこれらの地域って、日本人や日本の文化の起源との関連でも注目されているのね。

そうですね。

 漆は、塗料として漆工などに利用されるほか、接着剤としても使うでしょ。

うるしの語源は、「麗し(うるわし)」とも「潤し(うるおし)」ともいわれているのです。

漆器は、日本を象徴する工芸品です。

漆器の歴史は縄文時代に遡り、三内丸山遺跡を始め多くの遺跡から出土しているのです。

古来人々は、漆には特別な力があるとされ魔除けとして重宝されてきたのです。

触ると酷くかぶれる漆には、邪悪なものを寄せ付けない力があると考えられたからとみられているのです。

漆にかぶれた場合は、ワラビの根を煎じた汁、煮た沢蟹の汁、硼酸水などを患部に塗る民間療法があるのです。

漆は日本では縄文時代から利用されており、土器の接着・装飾に使われているのです。

木製品に漆を塗ったものや、櫛(くし)に塗ったものも出土しているのです。

『以呂波字類抄』に、日本における漆塗の起源として次のような話が載っているそうです。

倭武皇子(やまとたけるのみこ)は、宇陀の阿貴山で猟をしていたとき大猪を射たが、仕留めることができなかった。
漆の木を折ってその汁を矢先に塗って再び射ると、とどめを刺すことができた。
そのとき汁で皇子の手が黒く染まった。

部下に木の汁を集めさせ、持っていた物に塗ると美しく染まった。
そこでこの地を漆河原(現在の奈良県宇陀市大宇陀区嬉河原(うれしがわら)と名附け、漆の木が自生している曽爾郷に漆部造(ぬりべのみやつこ)を置いた。

自分自身のミイラを仏像、すなわち即身仏とした修行者達は身体の防腐のために予めタンパク質含有量の少ない木の実のみを食する「木食」を行うと共に、死して即身仏となる「入定」の直前に漆を飲んでその防腐作用を利用したというのです。

漆の最も一般的な用途は、塗料として用いることです。

漆は、金属などに塗った場合、百数十度まで加熱することで焼き付け塗装することもできます。

 漆を塗られた道具を、漆器というのですね。

黒く輝く漆塗りは伝統工芸としてその美しさと強靱さを評価され、食器や高級家具、楽器などに用いられます。

漆は熱や湿気、酸、アルカリにも強いが、紫外線を受けると劣化することが知られているのです。

極度の乾燥状態に長期間曝すと、ひび割れたり、剥れたり、崩れたりするのです。

 腐敗防止、防虫の効果もあるため、食器や家具に適しているといわれますよね。

 でも、手入れが大変で、気安く使えない。

 大事にすれば、何年も持つって分かってはいるけどねえ。

黒漆と赤漆を用いて塗り分けることも行われます。

昭和以後は、レーキ顔料として知られる酸化チタン系顔料の登場により、赤と黒以外の色もかなり自由に出せるようになりました。

 漆を用いた日本の工芸品では、京漆器がよく知られているでしょ。

漆塗りの食器では、輪島塗などが有名ですね。

竹細工の駕籠を漆で塗り固めるものである籃胎や、厚く塗り重ねた漆に彫刻を施す工芸品の彫漆もあります。

碁盤の目も、伝統的な品では黒漆を用いて太刀目盛りという手法で書かれます。

江戸時代などには、漆を接着剤として用いることもよく行われたのです。

例えば、小麦粉と漆を練り合わせて、割れた磁器を接着する例があるのです。

硬化には2週間程度を要するのです。

接着後、接着部分の上に黒漆を塗って乾かし、さらに赤漆を塗り、金粉をまぶす手法は金継ぎ(きんつぎ)というのです。

金継ぎは鑑賞に堪える、ないしは工芸的価値を高めるものとして扱われます。

漆の新芽は食べることができ、味噌汁や天ぷらにすると美味だといいます。

これは元々、漆塗りの職人が漆に対する免疫をつくろうとして食べたのが始まりで、山菜独特のえぐみが非常に少なく食べやすいそうです。

しかし「食べた後に舌が少しピリピリし出した」という報告もあるため、食べない方が無難とか。

まだ報告されていないけれど、敏感な人はアナフィラキシーショックを起こす可能性も十分考えられるため、かぶれない自信がある人以外は食べない方が良いだろうということです。

漆の材料は、ウルシ科のウルシノキ(漆の木)やブラックツリーから採取するのです。

ヤマウルシでもうるし成分は採れるが、量が少なく使われないです。

基本的に用途と品質あるいは等級によって分類されるけれど、地域や業者によって名称が異なる場合もあるのです。

生漆系は、生漆、船漆、錆(下地)漆、生上味漆(高品質なもの)。

無油系は、素黒目漆、木地呂漆、赤呂漆、黒呂色漆、梨地漆。

有油系は、朱合漆、箔下漆、春慶漆。

漆はJapanといわれるくらい日本が有名だが、実はワニスまたはバニッシュ(varnish)とも呼ばれるニスの一種です。

もっといえば、漆はワニスの中でもラッカーの一種でJapanese lacquerが英名です。

ニスとは、英語の「varnish」、オランダ語の「vernis」からの外来語で、天然または合成の樹脂を溶剤に溶かした塗料です。

木材などの材料の表面を保護するために用いられる、透明で硬い上塗り剤です。

ワニスは、最初に使われたギリシャの地名に由来するといわれます。

 日本神話とギリシャ神話の類似、さらに、秋田美人にさえ典型顔はミロのビーナスとの主張もあるのですね。

 和裁のハサミも、ギリシャタイプと指摘されるでしょ。

 日本の多くの女性を悩ませた外反母趾は、ギリシャタイプの指の足に先のとがったローマタイプの靴を無理してはいたからと聞きました。 (ここを訂正します。追記参照)

 最近は、ギリシャタイプ用にアレンジされた靴も多いようですね。

そうでしたね。

以前蜜蝋を取り上げたけど、実は、蜜蝋は、表面の仕上げや接着の用途で漆と競合していた時期があるそうです。

オイルは、表面の仕上げには使われることもあったけど、今では撥水用のコートに使われるくらいでしょ。

漆にはかぶれ易いという欠点はあるけれど、オイルや蜜蝋よりはもつので、今ではもっぱら漆が使われます。

ただ、かぶれ防止に蜜蝋仕上げされる場合は、今でもあるのですね。

 蜜蝋自体は、今でもさまざまに使われますね。

日本では、本来の発音に近い「ワニス」の呼称が用いられ、古来からある「漆(うるし)」に対するものとして「仮漆」の字が当てられたのです。

やがて、「ワニス」の「ワ」を省略して呼ぶことが多くなりました。

「ワニス」という音から「和ニス」と解釈され「漆」を指すようになり、本来の「ワニス」は「洋ニス」と呼んで区別されるようになったからです。

ワニスは、一般的には乾性油と樹脂に鉱物由来の有機溶剤、或いは、テレピン油などの溶剤を混合したものです。

ワニスで被覆された表面は、光沢を持つことが多いです。

薄く塗布すると透明になる塗料やそもそも透明性の高い塗料もあるが、顔料を含む塗料とは対照的に、透明性が高いですね。

浸透による被塗装物の透明性が増すことを考えれば、塗料とバニッシュの個々の差の方が大きいという観点もあるそうですけど。

塗布したあと溶剤を蒸発させるか、化学反応等によってワニスは硬化するのです。

 乾湿像といって、麻布に漆を何層にも固めて塗っていく技術によって造られた仏像などもあるのですよね。

乾湿漆箔といって金箔を貼ったり、乾湿技法の蒔絵、乾湿漆に加工をほどこした工芸もあるのですね。

 乾湿漆の工芸、繊細なのは良いけど、壊れやすいので手入れは大変そう。

油を使ったワニスが乾く速さは、油の種類や量などに依存するのです。

化学反応を伴う場合は、一液性熱・光硬化樹脂を用いる事があるのです。

溶剤を蒸発させるタイプと、化学反応を伴うタイプの差は、硬化時の重量変化にも現れます。

乾性油の種類は多い。亜麻仁油、桐油、胡桃油などが使われます。

ワニスには、天然樹脂としてコハク、コーパル、ロジンなどが用いられてきました。

今日ではアルキド樹脂、ポリウレタンなどが最も一般的です。

化学反応系にはエポキシ樹脂が主に用いられるのです。

古くはテレビン油が溶剤として使われていたが、ホワイトスピリット(white spirit)やストッダード溶剤 (Stoddard solvent) などの石油系溶剤が使われるようになっているのです。

一液性熱・光硬化の場合には硬化剤が用いられ、主にイミダゾールを成分とするのです。

 一液性硬化とは、複数の液を混ぜないでも硬くなるってことですね。

 混ぜる比率を考えないで良いから簡単だけど、すぐ固まりだすので手際よく作業しないといけないのは、少々やっかい。

天然のワニスは、溶剤に溶かした樹液や樹脂からなるものが大部分です。

使用する溶剤により、酒精ワニス(アルコールを用いたもの)、テレビン油ワニス、油ワニスの3つに分類されるのです。

スパーワニス(spar varnish)はマリンワニス(marine varnish)とも呼ばれ、高い防水性と日光に対する耐性を持ちます。

スパーワニス(spar varnish)は、帆柱(spar に使われたことが名称の由来です。

合成品には、水を溶剤とするポリウレタンワニスや、エポキシ樹脂を配合したものなど様々な種類があるのです。

バイオリン用のワニスには胡桃油や亜麻仁油とコハク、コーパルやロジンの組み合わせが最もよく用いられます。

使用する油は加温、または空気と日光にさらすことによって下ごしらえをするのです。

配合する樹脂は加温して柔らかくするが、同時に重さが減り、色合いが濃くなるのです。

濁った油と樹脂を混ぜ合わせて加温したあと、テレビン油で薄めて塗布用の溶液を調製するのです。

漆の英名にもついているラッカー(lacquer)の語は、溶剤を下地として作った速乾性を持つワニスもしくは塗料を意味します。

耐久性が非常に高く硬化するのが遅い、ウルシの樹液から得られるワニスのことも指するのです。

セラックとも呼ばれるシェラック(shellac)という、ラックカイガラムシ(Laccifer lacca)、およびその近縁の数種のカイガラムシの分泌する虫体被覆物を精製して得られる樹脂状の物質もあるのです。

実は、ラッカーの名は、その分泌物がラッカーやシェラックの製造に用いられた昆虫ラックカイガラムシ(lac, 学名 Laccifer lacca、旧名 Coccus lacca)に由来するのです。

シェラックは、常温では、黄色から褐色の透明性のある固体で、精製すると白色、透明になるのです。

無味無臭で、人体には無害です。

通常、熱軟化性であるが、一定の温度では熱硬化性をしめすのです。

シェラックにはアルコールを溶媒として使い、水溶液を蒸発させると、透明皮膜を形成するのです。

シェラックは、アルコール系溶剤のみに溶け、他の有機溶剤には耐性をしめすのです。

耐久性にはそれほど優れないが、シェラックは下塗り剤や材料面へのワニスや塗料の浸透を防ぐシーラーとして使われます。

フレンチポリッシュという、家具などの木材に独特の光沢を与える高等な技術などでは、シェラック自身が上塗りに利用されます。

ラッカー (lacquer) は、一般的には無色または着色された塗料の一種です。

溶剤を揮発させることによって乾燥すると硬くて耐久性の高い塗面を与え、磨き上げることによって非常に強い光沢と深みが得られるのです。

狭義にはナフサ、キシレン、トルエン、ケトン(アセトン)など揮発性の高い溶媒に樹脂を溶かしたものを指すのです。

日本では漆が、ラッカーの一種としては広く知られています。

これまでに知られている歴史上最も古いラッカーの使用例は日本列島におけるもので、時期的には紀元前7,000年頃のことです。

ウルシの木の樹脂から作られ、非常に硬く、丈夫で美しい仕上がりが得られたのです。

水、酸、アルカリ、摩擦には強いが、紫外線には弱かったのです。

主な成分は、様々なフェノール類の混合物からなるウルシオールといくらかのタンパク質です。

 ウルシオールラッカーは、中国での発掘調査によって、8,000年以上前にも使われていたという証拠が見つかってるのでしょ。

3,600から3,000年前中国の殷(いん)の遺跡から漆器の一部が発掘されていたので、漆器は中国が発祥地で、漆器の技術は漆木と共に大陸から日本へ伝わったと見られていたのです。

 殷は、紀元前17世紀頃から紀元前1046年にかけ存在した中国の王朝でしょ。

商(しょう)とも言われ、最終的に紀元前11世紀に周に滅ぼされた王朝ですね。

文献には、夏王朝を滅ぼして王朝を立てたとされるのです。

夏王朝は、中国では2000年から教科書は「夏王朝は実在した」と書き換えられたけど、日本ではまだ伝説の王朝と見る人は多いようですね。

 夏王朝は、日本との繋がりが注目される長江文明に関係があるとみなされているのでしょ。

 殷の漆文化って、夏と関連ないのかしら。

今後の研究の進展を見ないと、なんともいえないですね。

中国の物を大幅に遡る約9,000年前の縄文時代前期の漆器が、北海道の南茅部町の垣ノ島B遺跡から見つかっているのです。

北海道の遺跡から出土した漆木のDNA分析の結果、日本のウルシの木は日本固有種であることが確認されたのです。

このことから、漆器の日本起源説も主張されるなど漆器の起源については議論が続いているのです。

日本では、垣ノ島B遺跡の出土品に次いで約6,000年前の鳥浜遺跡から朱塗りの櫛も発掘されているのです。

現在、中国で最古の物は長江河口にある河姆渡(かぼと)遺跡から発掘された約7,000年前の漆椀であるとの指摘もあるのですね。

なお、日本で縄文時代に作られていた漆器は朱のみで、黒の漆器は弥生時代以降とみられているのです。

時代が下るに従い、色付けのために他の顔料が用いられるようになりました。

上塗りのみではなく、すり砕いて焼いた、または焼いていない粘土と混ぜ合わせ、麻の繊維で作られた布を貼り合わせて作った型の上に塗る技法も使われたのです。

木製の芯などを使わずに像などを作ることができ、日本では乾漆と呼ばれたのです。

中国から導入されたのち、日本では金や銀の粉や細粒などを用いる、より発展した装飾法(蒔絵)が作り出されたのです。

中国の楽器、古琴に塗る際には、より高い強度を与えて演奏に堪えられるようにするため、漆は鹿の角(または陶器)の粉末と混ぜ合わされたのです。

天然の漆は毒性を持つため一般的に輸入するのは難しいが、刀を修理する日本の店からならばオンラインで少量入手できるようです。

ウルシオールを主成分とするラッカーは揮発性の低い水を溶剤とし、蒸発のみによって工程を完了する他の大部分のラッカーと異なり、酸化と重合を伴う工程を経て製造されるのです。

良好な状態での乾燥・硬化には、高温と高い湿度が必要とされるのです。

含まれるフェノール類は酵素ラッカーゼによって酸化・重合され、適切な方法で水分を蒸発させることによって硬く機械強度の高い物質となるのです。

ラッカーの技術はインドとアジアで大きく発展し、高度に装飾された品々が作られたのです。

 インドも、タミル語に日本語の起源説が出たり、日本とともにマンクスの伝承に出たり、日本にインド顔がいたり、日本と繋がりは深いね。

新鮮な樹脂は皮膚に触れるとひどいアレルギー反応を起こすため、取り扱いに注意が必要とされます。

中国におけるラッカーの利用例として棺、皿、楽器、家具などが知られているのです。

粉末状の辰砂と混合したラッカーは、中国の伝統的な朱色の漆器の製造に用いられるのです。

中国製の品は様々な交易路を経て中東にももたらされ、ラッカー製造の技術は中国から朝鮮半島にも伝わったというのです。

ウルシの木は、樹脂がとれるようになるまで10年以上かかるです。

集められた樹液は「水中重合(aqua-porimerization)」と呼ばれる工程で酸素を吸収させたあと、風呂(ふろ)あるいは室(むろ)と呼ばれる湿気の多い環境におかれ、水分を蒸発させながらさらに酸素を吸収させるです。

漆は、水とテレビン油に溶かすのです。

タイ、ベトナム、ビルマ、台湾でラッカーを採取する木はチチ(Thitsi)と呼ばれ、少し異なるのです。

ウルシオールではなく類似の物質、ラッコール(laccol)またはチチオール(thitsiol)を含み、出来上がりはほとんど同じだが中国や日本のラッカーよりも柔らかいそうです。

日本や中国のウルシの木とは違い、ビルマのものはアレルギー反応を起こさせず、よりゆっくりと硬化するのです。

職人は、刷毛を使わず素手で塗布を行うのです。

生の漆に少量の酸化鉄を加えると、赤または黒に着色することができるのです。

この色は鉄の酸化状態によって異なるのです。

17世紀、アジアやインドでのラッカーを用いた工芸がイギリス、フランス、オランダ、スペインで広まると、ヨーロッパ人たちは異なる技法による模造品を開発したのです。

ヨーロッパでの技法はシェラックに似た樹脂から作ったワニスを用いるものであり、家具などに対して使われたのです。

この技法はジャパニング (japanning) として知られるようになり、ワニスを何回か塗り重ね、そのたびごとに加熱乾燥と磨き上げを行ったものです。

18世紀にはこのラッカー工芸は一般に広く受け入れられるようになり、19世紀から20世紀にかけてハンディクラフトやデコパージュへと発展したのです。

 島国日本の漆文化の起源って、どこまで遡れるのかしら。

 南アジア、まさか、中東。

でも、中国製の品は様々な交易路を経て中東にももたらされています。

 そうねえ。

 日本の文化は、中東に遡れそうなものが多いけどねえ。

 蜜蝋との関わりとか、どうかしら。

漆文化を生んだ、技術や知識なら可能性は探っても面白いかも。

いまでは、ラッカーやワニスはさまざまな素材から作れているのです。

興味深いけど、直接関係ないので今回はここまで。

追記

最近の研究では、外反母趾になりやすい足の傾向は、エジプトタイプだとされるようになってきました。

足指は、三つのタイプに分類されるといいます。

エジプト型と、ギリシャタイプと、スクエアタイプの三つです。

エジプト型は、親指が一番長く、小指にむけて短くなる形です。

日本人の6割から7割が、このエジプト型タイプと言われています。

親指が長い他に、足幅が広めな形です。

親指が側面から圧迫されやすいため、外反母趾になりやすいタイプの足の形です。

ギリシャ型は、親指より第2指が長い足の形です。

日本では、エジプト型に次いで多いです。

足先の細い靴を履いても、爪先に負担をかけることが少なく、外反母趾になりにくいタイプの足の形です。

ただし、指が曲がりやすく、ハンマートゥになりやすい足でもあります。

ハンマートゥとは足の指が曲がったまま、戻らなくなっている状態です。

スクエア型は、5本の指の長さに差がない足の形です。

日本人では珍しい足です。

幅の狭い靴を履くことで、指にタコやウオノメができやすいタイプの足の形です。

ただ、ギリシャ神話の神々は、エジプトとのかかわりが指摘されており、この二つの文明を荷った民の間の関係はどうであったか興味深いものがあります。

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