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「はてな」とアテナ?

「さてな」「はてな」「さあな」「さあね」とか、「さて」「はて」「さあ」などと、どんなときに言うでしょうかね。

 どうしたらいいか、考えてるときでしょ。

原因とか、発端とか、大本とか、どうなってるのか、などと、考えている時も言うでしょ。

 これからどうなるんだろう、と思っている時も、言いますねえ。

そして、わからないと、こんな風に言ったりして。

「あてない」

つまり、めどが立たないということですよね。

「あてない」を、カタカナで表すと「アテナイ」でしょ。

「アテナイ」は、古代ギリシャの神ですよね。

「アテナイ」は、「アテナ」「アテネ」とも呼んでいます。

「アテナ」とか「アテネ」とか言って呼びかけて、古代ギリシャ人は祈ったわけですよね。

 古代ギリシャ人も、困ったときにどうしたら良いか、祈ったのかしらねえ。

 現代のヨーロッパ人は、「オーマィゴッド!」とか「ジーザスクラィスト!」とか言って、驚いたりあきれたりしているでしょ。

 古代ギリシャ人も、「アテナ!」とか「アテネ!」とか言って、驚いたりあきれたりしていたのかしら。

日本でも、古事記や日本書記の神話に古代ギリシャとの類似が言われるのでしょう。

 古代日本人も、「アテナ!」とか「アテネ!」とか言って、驚いたりあきれたりしていたら面白いね。

古代中東の神「アシラ」が、転化して「ハシラ」になったなどと言う人もいるでしょ。

「アテナ!」とか「アテネ!」が、転化して「ハテナ!」とか「ハテネ!」になったなんて説も、誰か言い出さないですかね。

 神話が似ているだけじゃ、ないよね。

 和裁のハサミはギリシャタイプ。

 指先の一直線にそろう足はギリシャタイプ。 (ここを訂正します。追記参照)

先のとがったローマタイプの靴を、自分の足の形も考えずに履いたことが原因という意見も出ています。

 そういえば、外反母趾は日本女性の多くが悩まされましたねえ。

秋田美人の典型顔は、ミロのビーナスだなんて話題もあったです。

 人が移動すれば、神も一緒にお引越しなさる。

 それが古代というものよ。

 神話が来ていて、神様が来ないのは、かえって変。

 顔も、足も、文化も、神話も似ていて、神様が来てないなんて、絶対変。

縄文時代の顔が西方的、弥生と古墳時代の顔は東方的、ならば、神様の主役も東方の神に乗っ取られてしまったのでしょうかね。

 だけど、言葉の中ではしっかり、縄文の神様は生き続けている。

 どんなに弥生時代や古墳時代の神様が心を支配しようとしても、言葉は縄文の神々が支えておられるように思えます。

日本語は、一皮向くと古代オリエントとか、地中海世界が見えて来るのかもしれないですね。

追記

最近の研究では、外反母趾になりやすい足の傾向は、エジプトタイプだとされるようになってきました。

足指は、三つのタイプに分類されるといいます。

エジプト型と、ギリシャタイプと、スクエアタイプの三つです。

エジプト型は、親指が一番長く、小指にむけて短くなる形です。

日本人の6割から7割が、このエジプト型タイプと言われています。

親指が長い他に、足幅が広めな形です。

親指が側面から圧迫されやすいため、外反母趾になりやすいタイプの足の形です。

ギリシャ型は、親指より第2指が長い足の形です。

日本では、エジプト型に次いで多いです。

足先の細い靴を履いても、爪先に負担をかけることが少なく、外反母趾になりにくいタイプの足の形です。

ただし、指が曲がりやすく、ハンマートゥになりやすい足でもあります。

ハンマートゥとは足の指が曲がったまま、戻らなくなっている状態です。

スクエア型は、5本の指の長さに差がない足の形です。

日本人では珍しい足です。

幅の狭い靴を履くことで、指にタコやウオノメができやすいタイプの足の形です。

ただ、ギリシャ神話の神々は、エジプトとのかかわりが指摘されており、この二つの文明を荷った民の間の関係はどうであったか興味深いものがあります。

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