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2011年2月

無重力で作る単結晶は地上で可能になる。重力と電磁力?その6

これまで何度も、磁気で重力が弱くなるというのが最新科学の成果だと、お話してきました。

 ガス天体と思ってきた星の重力は、磁気の大きさから言って実はもっと大きいはずだということですね。

磁石で浮くカエルを、テレビで見たことあるでしょ。

あれ、マジックでもなんでもなく、科学的事実です。

それでもまだ、磁気で天体の重力が小さくなる可能性があるという最新研究から導かれる議論を、天文学の人たちは受け入れないつもりでしょうか。

自分たちの方が間違っていたと認めるのも、そう遠くないと思いますよ。

天文学的発見も、従来の説では説明不能なものが多いですからね。

次にあげる記事は、2001年3月以前にはすでに書かれています。

産業技術総合研究所

http://www.aist.go.jp/index_ja.html

磁気力を利用した重力制御法

http://www.aist.go.jp/NIMC/publication/news98/34-1.html

基 礎 部 構造化学グループ
若山 信子

はじめに

 スペ-スシャトルの中は地球上のような重力が存在しない,いわゆる無重力の世界です。

そのため,地上で発生する対流も,浮力も,そして沈降もない世界です。

このような地上と全く異なる条件を利用して,欠陥のない単結晶の作成や機能性物質の合成など様々な実験が行われてきました。

 しかしスペ-スシャトルの利用は,物資を運ぶのに同じ重さの金の値の約十倍のコストがかかるといわれる位,非常に高価なものです。

また実験のチャンスも極めて少なく,そのためにも微小重力効果の有無を地上で前もってチェックできることが望まれてきました。

さらに一歩進んで,“地上で微小重力や低重力環境を手軽に,安価に実現できたら”というのが多くの科学者の夢でした。

磁気力を利用した重力制御1)

 鉄ばかりではなく,強弱はありますが,すべての物質は磁石に吸い付けられたり,反発したりします。

おもちゃの磁石では鉄くらいしか引き付けられませんが,最近開発された強力な磁石を利用すると,磁気力で水やカエルを空中に浮遊させることも可能です2)。

 スペ-スシャトル中では重力(FG)と遠心力(FC)が釣り合い,F=FG-FC=0となり,微小重力環境が実現します。

そこで“遠心力の代わりに磁気力を利用できないか”と考えました。

重力レベルを無重力から通常重力まで連続的に制御できる新しい方法についてご紹介しましょう。

 遠心力も重力も密度に比例しますが,磁気力も特定の条件下では密度に比例します。

一般に単位体積の物質に作用する磁気力は,密度ρ,質量磁化率χg,磁場強度H,勾配(dH/dy)の積で表されます。

   FH=ρχgH(dH/dy)  式(1)

 図1(a)は重力制御法の説明図です。

容器中の液体,例えば水に上向きの磁気力FHが作用する場合,水に働く力は重力FGと磁気力FHの差になります。

   F=FG―FH=ρg〔1-χgH(dH/dy)〕=ρpg 式(2)

pは重力レベルで,地上では1,月面は0.2,スペースシャトル中は0になります。

水に作用する磁気力を変化させれば,みかけ上の重力レベルを宇宙環境から地上環境まで,自由に制御することが可能になります。

さらに磁気力を下向きにすれば,重力レベルを地上より大きくすることも出来ます。

 さて図1(a)ではH(dH/dy)が一様なため,容器中の水に働く磁気力は均一になり,重力を制御できるのです。

水やカエルが空中に浮ぶ磁気浮遊は,磁気力の和が重力と釣り合った時に実現します。

磁気浮遊は一見,微小重力環境が実現されたかのように見えますが,しかし図1(b)のように水内部の磁気力が不均一な場合でも起こりますので,微小重力環境が実現していないことは明らかです。

このように重力を制御するためには,図1(a)のようなH(dH/dy)が均一な勾配磁場が必要になります。

 低重力環境の気泡の挙動

 重力レベルが変化したことを調べるため,図2(a)のようにチュ-ブから窒素ガスを上向きに流して発生する気泡の挙動を観察しました。

気泡の離脱現象は重力レベルpにより大きな影響を受けます。

   FB=ρVpg>FA 式(3)

 FBは浮力,FAはチュ-ブへの付着力,Vは離脱する気泡の体積です。式から重力レベルpが減少すると,気泡の体積は増加し,1分間に発生する気泡数が減少することが分ります。

 勾配磁場の発生は超電導マグネットを,溶液は実験の便宜上,常磁性の塩化コバルト7%水溶液を,使用しました。

通常重力場では毎分約56個の気泡が離脱しましたが,上向きの磁気力を大きくすると,気泡のサイズは大きくなり,反対に気泡数は減少しました。

H(dH/dy)が160 T2/mを越えたあたりで(重力レベル~0.05 G),1分間に発生する気泡数は3個にまで減少し,気泡は球形に近くなりました(図2(b)Ⅰ,Ⅱ)。

このような気泡の形状は微小重力環境で観察されるものに似ています。

比較のために図2(b)Ⅲに北海道の地下無重力センターで観察した微小重力下でノズルに付着して成長する気泡,Ⅳに通常重力下でノズルから離脱する瞬間の縦長の気泡を示しました。

また図2(b)Ⅰのように壁面近くで液面が異常に高くなる現象も表面張力の効果が顕著になる微小重力環境に特有なものです。

水のような反磁性の液体でも重力レベルを0.7 Gまで変化させる実験を実施し,同じく気泡数の減少を観察しました。

このように,磁気力でみかけ上の重力レベルを微小重力近くまで制御できることが明らかになりました。

 タンパク質の結晶成長3)

 微小重力環境では,複雑な構造の巨大分子のタンパク質がゆっくり溶液中で結晶成長し,欠陥のない単結晶が作られることが多く,X線構造解析のための単結晶をスペ-スシャトルで作成する会社まで存在する程です。

タンパク質など生体物質の分子構造に関する詳細な情報は,新薬の開発や生化学の発展に非常に重要です。

 磁気力で実現した低重力環境,0.95G,過重力環境1.05Gで,卵白タンパク質のリゾチ-ム結晶を4%過飽和水溶液から析出させました。

1日後に析出した結晶数を通常重力場1 Gと比較すると,0.95 Gでは減少し,1.05 Gでは増加する傾向が観察されました。

これらの結果から,仮想的な重力レベルの増減が溶液内のタンパク質結晶成長の初期過程に影響を及ぼしたと考えられます。

 タンパク質水溶液中で微少重力環境を実現するためには,空間的に一様な勾配磁場(約1400 T2/m)が必要です。

今後,重力レベルを大きく変化させるマグネットを製作し,0G近くまでの低重力環境を実現し,重力レベルがタンパク質の結晶成長に及ぼす影響について研究を行う予定です。

 ご紹介した重力制御法は,微小重力や低重力環境を地上で手軽に実現するものとして,タンパク質単結晶の作成のみならず,今後,材料合成や各種単結晶作成など多方面での応用が期待されます。

 本研究は科学技術庁戦略基礎研究「磁気力を利用した仮想的可変重力場におけるタンパクの質結晶成長」(平成9-13年)の研究成果の一部です(金属材料技術研究所,生命工学工業技術研究所と共同実施中)。

 1)若山 信子,“重力制御装置”,特開平10-172725.
 2)E.Beagnon & R.Tournier, Nature 349, 470 (1991).
 1)N.I.Wakayama , M.Ataka & H.Abe, J.Cryst.Growth 178, 653 (1997).

図1.容器中の液体に作用する磁気力FHと重力FG
  (a)H(dH/dy)が一様な勾配磁場
   (b)H(dH/dy)が不均一な勾配磁場

図2.(a)気泡発生装置
  (b)気泡の挙動

SUPERCONDUCTIVITY C

こちらは、ちょっと後の2002年です。

以前、部分的に紹介したものです。

東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻
  岸尾研究室気付 超電導情報研究会

http://semrl.t.u-tokyo.ac.jp/supercom/index.html

OMMUNICATIONS, Vol.11, No.2, April. 2002

http://semrl.t.u-tokyo.ac.jp/SUPERCOM/56/56_15.html

15. つくばマグネットラボの大型磁石開発状況

―木吉氏(物材機構)が講演

 去る3月4日、平成13年度第3回の低温工学協会新磁気科学調査研究会が開催され、物質・材料研究機構強磁場ステーション(Tsukuba Magnet Laboratory、以下TMLと記す)の木吉司博士の講演が行われた。

同氏の所属するTMLは、世界でも有数の強磁場発生施設として知られ、1998年4月からは共同研究施設として、外部の研究者にも開放されている。

同施設は当初酸化物高温超伝導材料の物性評価と超伝導発現の解明を目的としたものであったが、同時に、新しい磁気効果の発見、解明のために、様々な要望に応じた各種マグネットを開発してきた。

本講演では、最近のTMLでのマグネット開発の成果として、1 GHz級NMRマグネット、均一磁気力場発生マグネット、磁場方向可変マグネットなどが紹介された。

 まず、1 GHz級NMRマグネットの開発についての報告があった。

近年、化学・生物の分野でNMRは、その重用性を一層増してきており、特にポストゲノム研究では、タンパク質の構造解析の手段として、その高性能化が期待されている。

NMRの高感度、高分解能化には、NMRマグネットの高磁場化が必要不可欠である。

物質・材料研究機構では、1995年からマルチコアプロジェクトの一貫として、1 GHz級NMRマグネットの開発に取り組んでいる。

NMRマグネットは一般に、使用する外部磁場に比例する1H原子核の共鳴周波数を用いて表され、1GHzは23.5 Tもの強磁場に対応する。

またNMRマグネットとして課せられる条件としては、磁場の空間的均一度、時間的安定度および長時間にわたる定常的な磁場発生が挙げられる。

TMLで開発中のNMRマグネットは、金属系外層マグネットと酸化物系内層マグネットで構成される。

外層マグネットは、スズ濃度を15 wt.%まで増加した(Nb,Ti)3Sn線材を最内周部に、その外側の電磁力が強大な領域にはTaを組み込み機械的強度を増した(Nb,Ti)3Sn線材が使用されている。

さらに、その外側には3つのNbTiコイルと、2対の補正用スプリットコイルが配置されるという構成になっている。

外層マグネットの開発は既に終了しており、内層コイルとしてスズ濃度15 wt.%の(Nb,Ti)3Sn線材のコイルを使用することで、920 MHz(21.5 T)のNMRマグネットとしての動作を確認済みであるという。

今後は、Bi系酸化物線材内層コイルの磁場安定度における問題点が解決されれば、1 GHz級NMRマグネットの運転も期待できる。

 次に均一磁気力場発生マグネットの紹介が成された。NMRマグネットの開発が進む一方で、タンパク質の立体構造解析の手段としてX線回折がある。

ただし、この場合はNMRと異なり、試料は溶液ではなく結晶が用いられる。

タンパク質の結晶は得ることが難しく、良質の結晶作製法の確立が構造解析の鍵となっている。

最近、宇宙空間等の微小重力環境において、タンパク質溶液の対流を抑制し良質の結晶を作製しようとする研究が行われている。

ここで、磁気力を利用することによっても同様に対流を抑制できるのではないかと提案されている。

この際、タンパク質の結晶成長のためには、重力を打ち消すような方向に磁気力を均一に作用させることが望ましいとされている。

このような背景のもとで、TMLでは均一な磁気力場BgradB(磁場と磁場勾配の積)を提供するマグネットを開発している。

このマグネットは、ボアの軸方向には約40 mmにわたり、強く均一な磁気力場が存在するが、径方向にはほぼ磁気力が働かないという、これまでに例のないマグネットである。

またタンパク質の結晶成長には1週間程度の時間を要するため、これは冷媒を必要としない伝導冷却型のマグネットとして開発されている。

現在は、より大きな磁気力場を発生する2号機がほぼ完成段階にあるという。

 最後に磁場方向可変マグネットについての紹介がなされた。

試料に印加する磁場の方向を変化させたいとき、通常は試料の向きを変化させることが多いが、この方法は引っ張り試験のような応力と磁場や、重力と磁場など2つ以上のパラメータを考慮する場合は適用することはできない。

TMLでは試料およびマグネットを固定したままの状態で、磁場の方向のみを2次元的に、連続的に変化させることのできるマグネットを開発している。

これは、NbTiから成る2対のスプリットコイルを互いに垂直に、十字型に配置した構成となっている。

2対のスプリットコイルはそれぞれ別の電源で動いており、運転電流を変化させることで磁場の方向を回転させることができる。

また磁場は、各コイルのボア軸の交点において、最大1.1 T発生することができる。このマグネットは現在も開発が進行中であり、またユーザーを募集中とのことである。

 以上見てきたように、本講演ではTMLで開発した様々な種類のマグネットの紹介がなされたが、これらはユーザー側からの要望に応じる形で開発されたものがほとんどである。

これまでのNMRマグネットの発展も、NMRスペクトロメータに対する市場の要求が非常に強いことに起因しているものであるとも考えられる。

したがって、今後はマグネットのユーザー側と製作側との連携をより一層密にすることで、マグネットの高性能化・新しいマグネットの開発などが進み、ひいては新規磁場効果の発見・解明に期待が持たれる内容であった。

追記

様々な磁気浮上の動画があります。

日本磁気科学界
磁気科学ギャラリー
http://www.magneto-science.jp/gallery.html

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星の重さで、どんな風になるか決まらない?

天文学も、転換期を迎えているようです。

ちょっと前の記事ですが、紹介させてくださいね。

惑星程度の質量を持つ、ひじょうに若い天体の発見
【2010年4月15日 HUBBLESITE】

http://www.astroarts.co.jp/news/2010/04/15small_companion/index-j.shtml

おうし座の星形成領域にある褐色矮星のまわりに、なぞの天体が発見された。

この天体の質量は木星の5~10倍ほどだが、理論から予測される惑星の年齢よりはるかに若い。

どうやら普通の惑星とは異なり、太陽のような星と同じようなプロセスで形成された可能性が高いと考えられている。

近年、望遠鏡の性能は飛躍的に上がっており、従来の考え方を覆すような発見が続いている。

そのうちのひとつは、ある褐色矮星のまわりを回る、惑星のような天体の発見である。

褐色矮星とは、質量が木星の数十倍ほどしかないため、太陽のように核融合反応を起こして自ら光り輝くことができない天体だ。

1枚目の画像は、米・ペンシルバニア州立大学のKamen Todorov氏がハッブル宇宙望遠鏡(HST)とジェミニ北望遠鏡を使って、おうし座にある星形成領域にある褐色矮星2M J044144とそのまわりに発見された天体を撮影したものである。

発見された天体は、質量が木星の5倍から10倍で、褐色矮星2M J044144から36億kmの距離に位置している。

太陽系でいうと、その公転軌道は土星と天王星の軌道の中間くらいに相当する。

だが、形成されてからまだ100万年も経っていないとみられており、惑星形成に関する理論の予測よりもはるかに早く形成されてしまったことになる。

この天体を惑星と呼べるのだろうか。

その答えは、天体が形成されたメカニズムに深く関係している。

形成プロセスとしては、3つのシナリオが考えられる。

1つ目は、中心星を取り巻いていた円盤内でちりが集まり、地球の10倍以上の大きさの岩石惑星が形成され、その後で天体にガスが降り積もったというもの。

2つ目は、中心星を取り巻く円盤内でガスが収縮することで、木星のようなガス惑星サイズの天体ができたというもの。

そして3つ目は、円盤内で形成されたのではなく、恒星が形成されるときと同様に巨大なガスやちりの雲の収縮によって形成されたというものである。

最後のシナリオが正しければ、恒星と同じプロセスで形成された惑星質量の天体が発見されたことになる。

実際、わずか100万年も経たないうちに形成されたとみられることから、このシナリオが一番もっともらしいと考えられている。

1つ目のシナリオでは、惑星の形成はゆっくりと進むため時間を要するのだ。

また、2つ目のシナリオでは、形成は急速に進むものの、褐色矮星を取り巻く円盤には木星質量の5倍から10倍程度の天体を形成するほどの材料はないと考えられている。

とはいえ、中心星の円盤内で作られたものでなければ、それは惑星とは呼べないだろう。

今回発見された天体のすぐ近くに、小さな赤い星と褐色矮星の連星も発見されており、これら4つの天体はすべて同じところで誕生した四重天体系だと考えられているようだ。

冥王星が惑星の定義から外れたときに「どれだけ小さい天体まで惑星と呼べるのか」ということが話題になったが、今回の天体は「どれだけ大きい天体まで惑星で、どこからが褐色矮星なのか」という問題を、その形成プロセスを含めて話題として提供してくれそうである。

褐色矮星2M J044144と、惑星質量を持つ天体(8時の方向に見える光)。

上段はHST、下段はジェミニ望遠鏡が撮影。それぞれ右の画像は、褐色矮星の光を取り除いて惑星質量の天体を見やすくしたもの。

Browndwarfcompanion

クリックで拡大(提供:NASA, ESA, and K. Todorov and K. Luman (Penn State University))

褐色矮星2M J044144(左)と惑星質量を持つ天体(右)の想像図。

Illustration

クリックで拡大(提供:Gemini Observatory/AURA artwork by Lynette Cook)

恒星と惑星の境目も、どこの大きさで分けて良いかあいまいになり、従来の天体モデルが崩れてきたようです。

今度は、どれだけ大きい天体まで惑星で、どこからが褐色矮星なのかわからなくなったことで、惑星の従来モデルも崩れたということです。

またしても、恒星が本当にガス天体なのか、疑った方が良くなったということです。

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宇宙論はプラズマが制する?!

ナショナルジオグラフィック ニュースにこの記事を見つけました。

惑星形成の3つの定説、見直し迫る

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110223002&expand#title

                Richard A. Lovett
for National Geographic News
February 23, 2011

 新しい太陽系外惑星が見つかれば見つかるほど、惑星系形成の謎は深まるばかりのようだ。

「恒星を公転する系外惑星は500個以上が確認されている。

惑星探査はまさに黄金期に突入した」と、カリフォルニア大学バークレー校の惑星科学者ジェフリー・マーシー氏は語る。

しかし、この“大豊作”が天文学者たちの頭痛の種となっている。

新たに発見された惑星系の多くは、惑星系形成の既存モデルでは説明が付かないという。

 現在主流の学説では、惑星は恒星の誕生後に残るガスとちりの円盤から形成される。

太陽系の場合、木星や土星など巨大ガス惑星は太陽から遠い地点で形成された後、残ったガスとちりの重力に引き寄せられて本来の軌道が乱れ、円盤の中心に向かって移動したと長らく考えられてきた。

 この移動プロセスは、ガスとちりの大部分が吹き寄せられてさまざまな天体が形成されると停止し、私たちのよく知っている太陽系がほぼ出来上がる。

 理論上、系外惑星系も同様のスタートを切っているはずである。

しかし、マーシー氏によれば、この定説には現実と異なる点があるという。

◆定説1:すべての惑星の軌道はほぼ真円である

 一部の惑星は誕生後、長い楕円を描く奇妙な軌道で公転している可能性がある。

だが、惑星は螺旋(らせん) 状に主星へ近づくにつれて重力の影響を受け、配水口へ流れ込む水の渦のように、軌道が真円に近づくという。

太陽系の8つの惑星はみな、ほぼ真円に近い軌道を描いている。

惑星形成円盤のモデルでは、ほとんどの惑星系が同様であると示唆されている。

だが実際には、これまで見つかった太陽系外惑星のうち、真円または真円に近い公転軌道を持つ惑星は3分の1にすぎない。

◆定説2:(若干の例外はあるが)恒星系のすべての天体が同一平面上を同一方向に公転している

 太陽系の場合、8つの惑星はすべて太陽の赤道面から少し傾いた「黄道面」を同方向に公転している。

新しく生まれた恒星の周りを回転する円盤状物質の内部で惑星が形成されたとすれば、これは理にかなっている。

 既存のモデルは、惑星形成円盤の重力が主因になり、惑星が移動したという考え方に基づいている。

この理論によれば、惑星は黄道面から外れることなく主星の自転方向に従って公転することになる。

 しかし、3分の1の系外惑星は軌道がこの理論とは一致しない。

中には、主星の自転と反対方向に公転する惑星もあれば、地球の北極点と南極点の上空を通る気象衛星のように、黄道面から大きく外れた惑星もある。

◆定説3:海王星サイズの惑星は宇宙では珍しい

 ガス円盤の重力に基づいた理論では、移動速度が惑星の質量に比例するため、地球の質量の3倍から木星の質量(地球の約318倍)の範囲にある惑星は比較的珍しいとされる。

 地球より小さい惑星は移動速度が遅いため、円盤内で生き残りやすい。質量が地球から天王星(地球の約15倍)ほどの惑星の場合、移動速度が速く、主星に近づきすぎてのみ込まれてしまう。

巨大ガス惑星になるほど急速に成長した惑星は、周囲のガスを食べ尽くすことで移動速度が遅くなり、生き残りのチャンスが得られるという。

 だが実際には、海王星(地球の約17倍)サイズの系外惑星が予想以上に見つかっている。

地球の3~15倍サイズの惑星は理論上最も数が少ないはずであったが、実際には最もありふれた存在だった。

ただし、これより小さい惑星は検出がまだ困難なため、正確な数字は出ていない。

「定説は“空振り三振アウト”だった」。

マーシー氏は1月にワシントン州シアトルで開催されたアメリカ天文学会でこうコメントしている。

プラズマ宇宙論は、重力に依存しない太陽系、銀河の生成から大規模構造の形成までが説明できます。

 また一つ、プラズマ宇宙論に有利な展開になったようですね。

これまで見つかった太陽系外惑星のうち、真円または真円に近い公転軌道を持つ惑星は3分の1にすぎないことは、興味深いです。

原子においても電子の軌道は、実際には原子核からの距離があまり変化しない円軌道をもつ電子と、そうではない特殊な軌道をもった電子があります。

円軌道といっても、正確に言うと、球軌道ですけどね。

3分の1の系外惑星は軌道が、恒星系のすべての天体が同一平面上を同一方向に公転しているとする理論とは一致しない事と比べると、面白いでしょ。

 電子の球軌道ほどではないが、それに惑星の軌道も近い。

太陽系でも、円軌道をもつ惑星と楕円軌道をもつ彗星が存在しますからね。

 これって、フラクタルの言う全体と部分の相似形でしょ、まさに。

ええ、弁証法哲学の説く階層性でもあります。

 電磁力と重力は、同じ形式の式で記述が可能でしたよね。

そうですね。

 原子の電子軌道と太陽系の相似が、もしも、階層性を意味するとしたら…。

電磁力と重力の関係も、相似形であり、階層性であると、見ないといけないでしょうね。

 それはつまり、星の形成も、太陽系の生成も、プラズマで説明できるということ。

そうなるでしょうね、

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中東から来た日本人?

日本人は、あたかも地層が積み重なるような歴史の産物です。

縄文人がいた国に弥生人が来て、さらに、いわゆる古墳時代を築いた人々が来ました。

つまり日本先住民族とは、縄文人です。

アイヌや琉球は、今なお残る縄文の血が濃い人々ということになります。

 アイヌや琉球は、縄文の血を今に伝える少数民族なのですね。

日本文化は、縄文、弥生、古墳と、断続的というには連続的、連続的というには断続的です。

日本人の起源は多民族の混淆であるという説は、近接した地域からの波状的移住を想定しないと、成り立たないのです。

 同一民族が変化の段階毎に来たと言っても、言い過ぎではないとなりませんか。

日本は、先住民はいても先住民族はいない国という見方もできます。

その先住民の文化を今に伝えるアイヌの生活文物は、古代イスラエルとの類似を指摘されることがあります。

 日ユ親戚論なら出てもおかしくないのが、日本なのですね。

アイヌの生活文物は、先住民の文化を今に伝えるが、古代イスラエルとの類似を指摘されることがありますからね。

また、日本の多くの習俗に旧約聖書時代のイスラエルを連想する人も、結構います。

 古代中東の遺伝子は、日本とチベットに残るのでしたね。

古代、中東の人達とはご近所付き合いだったかもしれないのが日本です。

 中東の人々が日本に親近感を覚えても、変ではなさそうですね。

日本神話は、内容としてはギリシャ神話との類似が言われます。

ところが、構造自体は古代エジプトそっくりですからね。

 太陽神を中心に、動物神を含む八百万の神々が、三神構造なしているわけですよね。

味の好みも、日本とエジプトは似てますよね。

 生活の一番の基本は食生活だから、味の好みが似ているっておもしろい。

 少なくても古代エジプト人とは、ご近所だったと見たほうが自然ですね。

それも、ごく近しい間柄であったと見た方が自然でしょうね。

 じゃあ、日本エジプト親戚論もありってこと。

そうかもしれないですね。

そういえば、アレクサンドリアの海から見つかった文物の展示を見たことがありました。

けっこう、日本を連想できる遺物がありましたよ。

日本のご飯や汁の椀と似た食器、臼や杵に似た石製の擂り鉢と擂り粉木、などがそうです。

神棚や、お守りと言いたくなるものも、ありましたね。

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太陽は核融合か。太陽を見直す。その2

原子核融合(nuclear fusion)とは、軽い核種同士が融合してより重い核種になる反応です。

一般には、単に核融合と呼ばれることが多いです。

原子核同士がある程度接近すると、原子核同士が引き合う力である核力が反発する力のクーロン力を超え、2つの原子が融合することになります。

 核融合にも、様々なタイプがあるでしょ。

 熱核融合

 超高温により起こる核融合。

 衝突核融合

 原子核を直接に衝突させて起こす核融合。

 スピン偏極核融合

 陽子と中性子の自転の角運動量のパラメータであるスピンを制御する事により核融合反応を制御する。

 ピクノ核融合

 非常に高密度の星である白色矮星の内部で起こっていると考えられている核融合反応。

 電子が原子核のクーロン力を強く遮断して、絶対0度付近の極低温の状態でも零点振動による量子トンネル効果により核融合が起こる。

 ミューオン触媒核融合

 負ミューオンが原子核の電荷1つ分を核近くまで無効化するので核融合が起こりやすくなる。

 負ミューオンは消滅までに何度もこの反応に関与できるので触媒のように作用する。

なお、中心の温度が約1,000万Kを超えると水素核融合を起こし、恒星になるというのが現在の定説ですね。

ちなみに太陽の中心は、1,500万Kと見られています。

kはケルビン(kelvin)の略で、温度、つまり熱力学温度を表す単位で、国際単位系の基本単位の一つでもあります。

ケルビンはすべての分子の運動が停止する絶対零度を 0 ケルビン(K)とし、セルシウス度(℃)でいうと-273.15℃になります。

ちなみに、太陽の表面温度は約6000℃と見られているので、相当宇宙空間で冷やされていると言いたいところだが、コロナは摂氏100万度を超えるといいます。

太陽の表面は、まるで沸騰した液体の表面のようです。

水蒸気の温度は、いくらでも上げることができるのです。

この事実から類推できることは、太陽は液状の天体であって気体の天体ではないと見る方が理にかなっているように思えます。

 太陽の中心部は、重力で押しつぶされた超高温の熱水になっているのかしら。

可能性は疑って良いでしょうね。

太陽の内部では、核融合によって大量のニュートリノが作られていると推定されています。

しかし地球で観測される数は、理論に基づいて予測した量より大幅に少ないです。

だが、太陽が液状の天体と見たらどうでしょう。

ニュートリノは、膨大な対流する液体に阻まれていると見たなら、大幅に少ない理由も説明できるのですよ。

 そういえば、膨大な水でニュートリノを捉えようというカミオカンデのような施設もありますね。

太陽の磁場については、こんな報告があります。

「ひので」衛星、太陽極域に強い磁場を発見!

http://hinode.nao.ac.jp/news/100309PressRelease/

2010年3月9日

自然科学研究機構 国立天文台

宇宙航空研究開発機構

米国航空宇宙局 (NASA)

英国科学技術会議 (STFC)

欧州宇宙機関 (ESA)

発表概要

国立天文台を含む日米欧国際研究チームは、太陽観測衛星「ひので」に搭載された可視光・磁場望遠鏡により、これまで困難であった太陽極域の磁場の観測を行い、太陽の極域には、黒点並みの1000ガウス(0.1テスラ)を超える強い磁場が存在することを発見しまし

た。

この成果は、「ひので」衛星によって鮮明な太陽極域の画像を取得することに、世界で初めて成功した結果もたらされたものです。

観測の結果、今回発見された磁場は、斑点状の形状をしており、太陽の極域全域に存在します。

これらの斑点状磁場は、大きさと寿命が黒点に比べて非常に小さいという特徴があります。

「ひので」衛星による観測結果が明らかになる前は、太陽極域には広がった弱い磁場しか存在しないと考えられていました。

つまり、今回の研究成果は、これまでの太陽極域に対する認識に変更を迫る極めて重要な結果と言えます。

太陽の極域の観測は、今後の太陽活動を予測する上でも極めて重要です。

太陽活動は予想以上に静穏な状態を続けており、研究チームは、「ひので」衛星による太陽極域の精密観測を重点項目として継続しています。

研究チームは、今後の「ひので」衛星による継続的な観測により、太陽フレアや地磁気擾乱などを引き起こす黒点の形成や、太陽風を高速に加速するメカニズムなどを解明したいと考えています。

さらに、「ひので」衛星の観測データに基づいた研究から、太陽活動周期や太陽の地球環境への影響の理解が進むと期待しています。

これらの研究成果は、2008年12月1日発行のアストロフィジカルジャーナルと 2009年11月20日発行のアストロフィジカルジャーナルレターに掲載されました。

比較までにいうと、地磁気に相当する磁場の惑星赤道上での値は、土星は20×10-6テスラ、木星が400×10-6テスラ、天王星も30×10-6テスラという大きさです。

 太陽の0.1テスラを超える磁場が、いかに大きいかわかりますね。

これまで何度も、電磁力と重力が似た様式の式で統一可能であるということを議論してきたです。

 太陽の磁場は、まるで絨毯表面のループのように、表面全体をにループ状に覆っているのでしょ。

磁場が曲がっているなら、それを曲げる重力もまた、曲がった軌跡を描いていると相対性理論からは見ないとおかしいのです。

 重力は磁場によって攪乱されているので、実際より小さい値が測定されているかも知れない。

太陽は、実際の重力の大きさによっては液状天体とみる方が理にかなっていることになるかもしれませんよ。

 でも、それって、核融合で光っているという定説と矛盾しませんか。

核融合で光っているという前提そのものを、捨てないといけないかもしれない議論でもあるですけど。

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狭き門。

鳩山元首相、言わされた「方便」ばかり独り歩きです。

普天間難航は、閣内不一致と官僚妨害と自らの力不足が原因だったとの部分が、丸ごと無視されています。

しょっぱなの報道を聞いたものとそうでないものの情報格差は、背過ぎが凍るほど恐ろしいです。

鳩山元首相が普天間移転で苦労した、閣内不一致の最大の相手はおそらく菅直人、官僚の妨害は民主政権短命と小馬鹿にしている自民時代からの連中です。

鳩山元首相の力不足は、バラバラで足引っ張りまくりの党内事情と、読めます。

追い詰められた結果、苦し紛れに言ったのが「方便」、そう思えます。

鳩山元首相は党首まで務めた一党員として、言いたいけど言えない党内事情をぎりぎりまで明かし、後は察して欲しかったのでしょう。

だが、沖縄は海兵隊は抑止力発言が苦し紛れと知ってそこで思考停止です。

鳩山元首相を苦しめた閣内不一致、官僚怠慢、党内分裂は、完全に耳を素通りです。

メディア報道は、彼らの気持ちと理解力のフィルターを潜って、ある程度偏向していることを前提に見ないと危ないです。

せっかくのネット社会、もっと活用して裏情報や裏読みを知らないともったいないです。

メディアは、それなりに事実は伝えているから、それなりに利用価値はあります。

だが、メディアは表面しか伝えないので、真実を読むには事実の裏を見ないといけないです。

メディアは情報のインデックス以上でも以下でもないです。

メディアが鳩山に不利になる方向に動く裏を想像してみました。

日本の財界は、アメリカ財界の目下の同盟者だからではないでしょうか。

日本の労働者を貧乏にしてでも価格を下げて、アメリカに買ってもらおうとしています。

世界展開もアメリカのコバンザメになりたいから、TPPに尻尾振っています。

だから鳩山が邪魔です。

民放は財布を財界に握られているから、TPPの真実を言えないのでしょう。

TPPは、24の作業部会からなる包括的交渉です。

1 首席交渉官協議 2 市場アクセス(工業) 3 市場アクセス(繊維・衣料品) 4 市場アクセス(農業) 5 原産地規則 6 貿易円滑化 7 SPS(検疫、及びそれに付随する措置) 8 TBT(貿易上の技術的障害) 9 貿易保護 10 政府調達 11 知的財産権 12 競争政策 13 サービス(クロスボーダー) 14 サービス(電気通信) 15 サービス(一時入国) 16 サービス(金融)  17 サービス(e-commerce) 18 投資 19 環境 20 労働 21 制度的事項 22 紛争解決 23 協力 24 横断的事項特別部会(中小企業,競争,開発,規制関連協力)

作業部会の内容に環太平洋版EUとの感想を持つ者もいます。

だが、メディアでこれを言う人を知らないです。

Mr.ニュースの異名をとる 池上彰も、おそらく言いたくても言えない可能性あります。

わかりやすく解説する番組が増えたから、執筆に専念したいというのが表向きの理由ですが。

本音を言えば、CMをトイレタイムと言って干されたタレントの二の舞です。

降板も、番組の縛りを感じたからかも知れないです。

だが、やめてもどこまで言えるでしょう。

NHKも、企業団体献金で財界ひも付きの政党が多数を握る国会で予算を通したいから、言えないです。

こうやって見ると、ネットなどでいくら自由に言えると言っても、言いたいことが言えないメディアという点で北朝鮮とどこ違うでしょう。

狭き門より入れ。

滅びにいたる門は大きく、その路は広く、これより入る者は多し。

生命にいたる門は狭く、その路は細く、これを見出すものは少なし。

「新約聖書」マタイ伝七章十三節にあります。

この聖書の言葉、思い出しました。

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輪のある土星と輪のない木星を比べてみる。重力と電磁力?その5

最近の望遠鏡や性能のよい双眼鏡を使えば、土星の環は容易に観測することができます。

環は土星の赤道から 6,630 km の距離から 120,700 km の距離まで広がっています。

土星の環は内側から順にD環、C環、B環、A環、F環、G環、E環があり、F環、G環はよじれた構造をしています。

環の厚さはその大きさに比べて非常に薄く、特に内側ほど薄いです。

各環の中央部の厚さは、不明です。

端部では、C環が約5m、B環が5~20m、A環が10~30mです。

仮に土星本体の直径を10mとして模型を作ったとすると、環の厚さは数μm程度となります。

 薄いですね。

ところが、G環の厚さは100km、E環は1万kmと推定されています。

 まるで、遠心力で回したみたいですね。

土星の輪は、シリカや酸化鉄、氷の粒子などで構成されています。

水が主要な成分で93%を占めるが少量の複雑な有機物で濁っている、シリカや酸化鉄などは残りの7%に過ぎません。

粒子は細かい塵状のものから、小さな自動車程度の物まで様々です。

地球から観察した場合、環の間隙は最も大きなカッシーニの間隙とエンケの間隙のみ見ることができます。

ボイジャーは、土星の環に何千もの空白区間があることを発見したのです。

この構造は、土星にある多くの衛星の副産物と考えられます。

また、衛星の運動以外では粒子同士の重力的共鳴現象によって環を形作っていると考えられます。

F環は、羊飼い衛星のパンドラとプロメテウスの二つの衛星によって形を維持していると考えられています。

物質密度の高いコアという部分と淡いストランドという部分で構成され、形状は常に変化しています。

2005年9月のカッシーニの観測により、F環のストランドが螺旋(らせん) 状であることが発見されたのです。

螺旋構造の成因は、F環とS/2004 S 6の衝突によると推測されています。

2006年3月、カッシーニによってエンケラドゥス南極付近に噴出孔が発見され、E環はここから放出された物質によって形成されたと考えられています。

1980年まで、土星の環の構造は土星の重力のみによって形作られると説明されてきたのです。

しかし、ボイジャーはB環のなかに暗い放射状の構造を発見したのです。

これはスポークと呼ばれ、重力による環の軌道運動だけでは説明できない物だったのです。

この現象は土星の環がほぼ土星の磁気圏内を運動しているため、環を構成している粒子の電磁相互作用によって生じていると考えられています。

スポークが形成される原因は、はっきりと分ってはいません。

カッシーニは2004年7月の土星到着以来、ボイジャーと同等以上の精度で環を撮影したが、しばらくの間スポークは認められなかったのです。

2005年9月に、スポークの写真が得られ、四半世紀を経てその存在があらためて確認されたのです。

スポークは、環の平面が太陽と大きな角度をなす土星の夏・冬には消失し、環の平面が公転面と重なる土星の春・秋に姿を現わすと考えられています。

土星にあるのは、一対の極を持つ簡単な対称形状の磁場です。

 地球に、磁場の形は似ている。

そのようですね。

地磁気に相当する磁場の惑星赤道上での値は、土星は20×10-6テスラであるというのです。

木星が400×10-6テスラなので、20分の1という小ささなのが大きな謎です。

奇妙なことに、輪を持つ天体である天王星も30×10-6テスラとの報告があります。

 同じように、重力の小ささから質量も小さいと見られている天体でも、随分違いますね。

海王星も、輪を持つところから磁場の惑星赤道上での値は、天王星と似た値と思われるけど手元に資料がないので断定はできないですけど。

 輪を持つ天体がどれも、木星より磁場が小さく測定されるのは、奇妙ですね。

回転を記述するには、回転速度、角速度、角運動量のほか、角加速度を用います。

注目したいのが、角加速度です。

 そういえば、加速度と重力は区別できないというのが相対性理論ですね。

つまり、角加速度も重力と区別できないはずなのです。

 重力と電磁気力は、形式が似た式で記述ができるというのが、最新の研究でしたね。

複素空間で、重力と電磁気力は変換可能になるといいます。

輪を持つ天体の磁場が小さく測定される原因が、輪の回転にあるとしたらどうでしょう。

 仮に輪がないとしたら、磁場は木星、土星、天王星、海王星、どれも似たような値になる可能性がある。

そう見るのが、自然に思えるです。

もちろん、天体によって差は出るでしょうけど。

 じゃあ、木星同様、土星、天王星、海王星も、磁気を曲げ疲れた重力を測定しているかもしれない。

磁場で乱された重力の大きさを、測定している言う方が科学的ですけど。

小さく見積もられた重力に相当する質量が、仮に地殻天体と見なした場合との差に近いと出れば、天文学の定説はひっくり返るかもしれないですね。

追記 

実は、木星にも輪があります。

しかし、木星の輪は氷ではなく微粒子でこの議論に影響しない事が理論的にわかったため、話を単純化するため輪がないとして扱いました。

この点については、改めて取り上げます。

木星の輪はレンツの法則が適応できるか。
http://cova-nekosuki.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-8d33.html

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さらに近づく鳥と恐竜と哺乳類。どこへ向かうか、恐竜研究。その6

ネットでこの記事を見つけました。

ニワトリの指に恐竜の名残 鳥類・獣脚類説を裏付け

http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021001000591.html

 ニワトリの翼に存在する3本の指の骨は、ヒトの場合の親指と人さし指、中指に相当し、祖先とされる恐竜の獣脚類の前脚と同じ形態だとする研究成果を、田村宏治東北大教授(発生生物学)らのチームがまとめ、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 従来、鳥類の指は人さし指と中指、薬指の3本と考えられており、獣脚類から進化したとする説では説明がつかない矛盾点として残っている。

 今回の発見は、この矛盾を解消する成果。

チームは「鳥類の恐竜起源説の正しさを支持する決定打ともいえる」と強調。

田村教授は「150年間の論争に終止符を打つ」としている。

 鳥類は四肢動物に属し、翼が前脚に相当、指の骨が3本ある。

一方、獣脚類は前脚に5本の指があったが、進化の過程で薬指と小指が退化。

3本の指となったことが化石から分かっていた。

 チームは、卵の中でニワトリの指が形成される過程を、3本のうち最も外側の指に着目して詳しく調べた。

指のもととなる軟骨が、初期には薬指の位置にあるが、発達とともに次第にずれ、どの指になるかが決定する段階では中指の位置に移動することを発見した。

 さらにこの指は、マウスの中指の作られ方と一致することも判明。

3本は中指と、人さし指、親指と判断した。

 約150年前に見つかり最古の鳥とされる始祖鳥の場合も、恐竜と指が似ていることから、現存する鳥類と指の形態が異なるのかどうか議論が続いていた。

2011/02/11 04:02   【共同通信】

こういう内容です。

 鳥と恐竜が、いかに近いかさらに裏付けられましたね。

この記事の、「さらにこの指は、マウスの中指の作られ方と一致することも判明。」の一文は、多くのメディアは無視しました。

ほとんどは、鳥と恐竜の比較に興味を集中させたのです。

この記事は、そのいい例でしょう、

毎日新聞 2011年2月11日 4時00分

恐竜:前脚の指と鳥類の翼は同じ構造 東北大教授が発表

http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2011/02/11/20110211k0000m040138000c.html

 恐竜の前脚の指と鳥類の翼(前脚)の指が発生学上は同じ構造であることを、東北大大学院生命科学研究科の田村宏治教授(発生生物学)が明らかにし、11日の米科学誌サイエンスに発表した。

鳥類は恐竜の一部から進化したとされるが、指の発生の仕方が異なると指摘し否定する研究者もいた。

今回の研究成果は鳥類の恐竜起源説を強力に裏付ける証拠になるという。【鈴木一也】

 恐竜の指は第1~5指(親指~小指))のうち、第4、5指が退化して「第1-2-3指」になったことが化石から分かっている。

これに対し、鳥類の翼の指は位置や形から「第2-3-4指」で構成されるとみなされてきた。

 田村教授は、産卵直後から約20日間のニワトリの指の形成過程を分析。

これまで第4指とされてきた最も外側の指が、実は第4指を作る領域(ZPA)ではなく、第3指を作る場所から発生することを突き止めた。

 従来の研究では受精から発生初期が詳しく観察されず、指が成長した後の形から「第2-3-4指」説が取られてきたが、今回の発見で、鳥類の前脚の指は恐竜と同じ「第1-2-3指」であることが証明された。

田村教授は「始祖鳥の発見以来、150年続いた論争に終止符を打つ研究」と話す。

真鍋真・国立科学博物館研究主幹は「鳥類の恐竜起源説最大の課題が解消された。

生物学的研究が化石だけでは分からない進化のプロセスを明らかにできることを示す良い例だ」と話している。

だが、鳥と哺乳類の類似はほかにも指摘されていました。

2010年7月3日、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校の研究者たちは、鶏の脳で聴覚入力を分析すると考えられる領域は、哺乳類と同様に構成されていることを見つけたのです。

非哺乳類の脊椎動物は、哺乳類の大脳皮質のような感覚情報の複雑な認知や分析処理を行えないとみられていました。

しかも鳥類の獣脚類説がさらに一歩前進したというのは、鳥と哺乳類の脳に類似が認められたことと合わせると、さらに興味深いことになります。

「さらにこの指は、マウスの中指の作られ方と一致することも判明。」の一文が持つ重要性が、さらに増したと言えるでしょう。

 カモノハシも、体毛があって卵生でクチバシまであるから鳥か、授乳するから哺乳類か、論争があった。

 カモノハシは授乳するから、哺乳類に分けられた。

 そこで、ミルクを出す鳩、フラミンゴ、インコ、オウム、哺乳類で良いかと話題にしましたね。

鳥と哺乳類の差が見えなくなればなるほど、恐竜と哺乳類の比較の見直しが必要となるでしょうね。

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artとactの語源を考えてみた。

artもactも、おそらくは同じ語源と思われます。

その語源とは、神を表すelやalではなかったでしょうか。

 アラビアのアラも神を意味し、アラビアとは神の土地だったりしませんかね。

そういえば、聖書の舞台となったイスラエルの地はアラビア半島の付け根だし、アラビア半島自体もコーランの主な舞台ですね。

このビアも、日本とのつながりが見える土地に多く見えるシャやシャの転化だとみれば、日本に残る古代中東の遺伝子から言っても矛盾ないですね。

 そうなるとますます、日ユ同祖論の論者が喜びそう。

でもそうなると、シャやシャの付く地名の場所は、ユダヤ人や古代イスラエル人が住んでいた土地という議論が成り立つかどうかですね。

アラビアも日本人の起源にかかわる土地であったと見れば、中東の人々が日本人を親類縁者のように感じるのは当然となりますけど。

芸術を指すことも多いartは、もともとは「技術,こつ,要領」という意味の言葉でした。

つまり、見事な技術でこつをきちんと押さえて要領よく行われた結果は、あたかも神の御手によって生み出されたかのような高い水準である、と言うのがもともとのartの意味ではないでしょうか。

actは、あたかも何者かであるように振る舞うことです。

また、何者かを演じることであり、何者かの代理をすることでもあります。

さらには、何者のために尽くすことであり、何者かに従って行動することです。

そして、何者かの考えなどを行動で示すことであり、何者かを実際に演じることでもあります。

この、何者かを神とおけば、actとは預言を伝える行為となるのです。

そうなるとartもまた、見事な技術でこつをきちんと押さえて要領よく行われた、あたかも神の御手によって生み出されたかのような高い水準を行うこと、または、その作品となるでしょう。

 じゃあ、神懸かりのactによって生み出された結果がartなのでしょうか。

そうなるかもしれませんね。

もともと、芸能や芸術は神を讃え、神に捧げる目的で、なされたわけですから。

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日本の民俗に見る数の意味を考えてみた。

八十八夜は雑節のひとつです。

雑節とは二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称です。

他にも節分・彼岸・社日・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日などがあります。

このうち土用は、年4回、四季ごとにあるのです。

これに、初午や上元・中元・下元の三元、盂蘭盆、大祓を加える場合もあるのです。

 八十八夜は、いつでしたっけ。

八十八夜は、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、だいたい五月二日頃ですね。

立春は二十四節気の第1で、旧暦12月後半~1月前半の正月節です。

現在広まっている定気法(ていきほう)では、太陽黄経が315度のときで2月4日ごろです。

定気法とは二十四節気を配置する方法の一つです。

太陽の天球上の通り道である黄道と天の赤道の交点すなわち春分点を基点として24等分し、こうして導き出された15°ごとの黄経上の特定の度を太陽が通過する日に正節とされる節気と中気を交互に配しているのです。

 ここでいう節季とは、二十四気ともいわれる二十四節気ね。

このため空間分割法とも呼び、現在、中気は黄経30°の倍数、正節はそれに15°足したものとされています。

この方法では、節気から節気までの日数が不均等になります。

暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とします。

恒気法(こうきほう)と呼ばれることもある平気法(へいきほう)では、冬至から1/8年つまり、約45.66日後で2月5日ごろになるのです。

平気法とは、二十四節気を配置する方法の一つで、節気間の時間が均等であることからこの名があります。

定気法が黄道を24分割する空間分割法とも呼ばれることに対し、平気法は時間分割法とも呼ばれます。

立春には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の雨水前日までです。

 八十八夜って、何か意味があるのかしら。

八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきました。

また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまき、蚕のはきたてなど一般に農作業の目安とされているのです。

しかし「八十八夜の忘れ霜」「さつき寒」とも言い、急に気温が下がって霜が降り、農作物や果樹に思いがけぬ被害を与えることを警戒したことばもあるのです。

天気予報の発達した現在でも、農家では霜除けのよしずを取り払ったり、苗代の籾巻きを始めたり、というならわしを行っているところが多いです。

天然自然の暦に則って季節を迎えることが無病息災の祈りだった古人の知恵を受け継いでいるところも数多くあるのです。

 八十八といえば、霊場巡りでも言いますね。

四国八十八箇所は、空海ゆかりの四国にある88か所の札所の総称ですね。

単に八十八箇所、あるいは四国霊場と言う場合も多いです。

弘法大師は、醍醐天皇から921年に送られた諡号(しごう)です。

諡(おくりな)とも呼ばれ、主に帝王・相国などの貴人の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名のことです。

訓読みの「諡」(おくりな)は「贈り名」を意味するのです。

 八十八といえば、十一の倍数でしょ。

 十一の倍数では、三十三が、よく使われるのですね。

 でも、他の倍数はあまり使われないでしょ。

 なんでかしら。

まず、十一といえば十一面観音ですね。

この十一は、生命の樹のセフィロトと呼ばれる節の数と一緒なのです。

 十も、生命の樹のセフィロトの数とされ、門松の節の数ですよね。

そこで、十や十一にまつわるものは生命の樹の変形とみなせると言われることも多いですね。

 じゃあ、十干十二支の十干も、生命の樹だと。

可能性はあるのですね。

 十一が生命の樹を表す数なら、三神で三十三になるでしょ。

 三十三間堂の三も、三神…。

そうでしょうね。

 じゃあ、八十八の、八は「ヤー」で「ヤハウエ」の略。

 でも、八が2つでしょ…。

旧約のヤハウエは、新約ではイエスとして登場するのですよ。

そして、イエスは自らをヤハウエを意味する「わたしはある」と名乗っていますね。

 八十八の、2つの八は、ヤハウエとイエス…。

さらに、ヤハウエ=イエスは十戒をもたらしています。

 十字架の十も。あるでしょ。

漢字圏ではそう思うけど、そうでない地域では、気が付かないことです。

 そういえば、クロスと呼んでいましたね。

日本はもう一つのイスラエルだと指摘する人は、十戒のヤハウエと十字架のイエスだと言いますけどね。

 十一、三十三、八十八…。

 ほかの数字があまり登場しないのは、聖書のヤハウエとイエスに対応しない数だから。

 思い出した、高齢の祝では、七十七、九十九もある。

 これは、どう。

七は、生命の樹の変形とされるメノラーの枝の数ですよ。

九は、結界を貼る九字切にあるのです。

九字切の九は陽で、ヤハウエ=イエスを表す数である陰の十を封印した呪術と見なせるのです。

 八、つまり、ヤー、もあるでしょ。

それもあるかもしれませんね。

偶数がほとんど使われないのは、陰の数だからです。

割れるでしょ。

 中が出る数ということだから。

そうでしょうね。

それに対して奇数は、割り切れない、言い換えれば、割れない、だから封印には陽の数として奇数を使うのかも。

一桁の奇数で五を用いることが少ないのは、六を人を表す数として用いるからというのもあるでしょうね。

 そういえば、六根清浄とか、六道輪廻とか、いいますね。

 六根は、視覚の眼根・聴覚の耳根・嗅覚の鼻根・味覚の舌根・触覚の身根・意識の意根でしたね。

 六道は、天道・人道・畜生道・餓鬼道・修羅道・地獄道でしょ。

日本をもう一つのイスラエルと見る人は四は死に通じるので、神の宣告である死を封じないためだというかも知れませんね。

 十一、三十三、七十七、八十八、九十九、はカッバーラに関係する数なのかしら。

 日本には、カッバーラが仕掛けられているの。

飛鳥昭雄と三神たけるなどは、そう言っていますけどね。

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ブルガリア料理と日本料理を比べてみると。

ブルガリア料理というと、ヨーグルトが当たり前のように入るといいます。

 ちょうど、イタリア料理と言えばトマトという感じ。

トマトと言えば、ケチャップは和の食材の味を上手に引き立てる万能調味料になるといいます。

見た目と違って、意外とトマトの使い方は日本料理の醤油や味噌に近いのです。

 ブルガリア料理のヨーグルトは、イタリア料理でいうトマト、日本料理でいう醤油や味噌に近い感覚で使っている。

醤油の塩味に対してヨーグルトの酸味という差はあるけれど、発酵食品という共通点があるのです。

ただ、ヨーグルトは旨味を持っているというより、旨味を引き出すのではないかと見られているのですね。

蛋白質・脂質・糖質・ナトリウム・ビタミン・カルシウムなどが主な成分で、旨味を出すと言われる要素はないからです。

 以前ある番組で、味噌汁を作るときの裏ワザといって、出汁が無いときの代替として、粉チーズとヨーグルトを使えるという話題をやっていました。

 裏ワザを試してみたけど、確かに旨味はしっかりしていました。

おそらく、ヨーグルトやチーズを作る際に用いられた酵素が関係しているのかもしれないですね。

ヨーグルトの蛋白質は、牛乳の蛋白質に比べ消化や吸収がよいとされているのです。

この消化しやすい状態になっている蛋白質が、旨味のもとになっている可能性もあります。

メカニズムはともかく、ヨーグルトは旨味調味料としてブルカリア料理に使われているのは確かなようです。

 味噌汁の出汁には、ケチャップも使えれば、工夫すればヨーグルトも使えるわけでしょ。

 だったら、ブルガリア料理をイタリア風にしたければトマトをヨーグルトの代わりにし、和風にしたければ醤油や味噌をヨーグルトの代わりにしても、美味しいのかしら。

試す価値はありそうだけど、微妙な加減や組み合わせがありそうなので、専門家とか、料理研究家にやって欲しいですねえ。

 言いっぱなしにする気なの。

悪いですか。

気になるのが、ミシュマシュという「グチャグチャ」という意味の煮物で、チーズやトマトをいれて卵でまとめたものです。

 「ミシュマシュ」と「グチャグチャ」、語感が似てますね。

 そういえば、豆乳から豆腐、牛乳からチーズ、乳に含まれる蛋白質を固めた点では似てますね。

豆腐の蛋白質含有量は、あまり多くはないですよ。

100g中の蛋白質は、こんな具合です。
木綿   6.8
絹ごし  5.0
ソフト  5.7
充てん  4.5
沖縄豆腐 9.1
焼き豆腐 7.8

一方、一般的なチーズは、ミルクの中に含まれる蛋白質が酵素により固まり集まったものが醗酵したものです。

チーズは、25%が蛋白質ですよ。

でも、見た目はどこか炒り豆腐に似ている気がするのですね。

それと、ショプスカというトマト、キュウリ、唐辛子、パセリのサラダにすりおろした羊のチーズをたっぷりかけたものがあるのです。

これも、白和えをなんとなく連想してしまいそうなんですよ。

 じゃあ、ブルガリア料理のチーズも、豆腐に変えたら和風になるとでも。

少なくとも、見た目は近いものになりそうですけど。

 これも、気がするだけなの。

似ている気がするのだから、しょうがないでしょ。

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クロマニヨンは日本に来ていたか。

中東から地中海、アメリカ経由を考えたくなる流れが見えるのです。

スペインやフランス様式の鏃を伴ったアメリカからのアイヌ的人骨出土、カナリヤ諸島にある旧石器時代のクロマニヨンと見られる白人的ミイラ、ヨーロッパ的血液型パターンの秋田犬と彼らを伴ったとみられる秋田美人、ヨーロッパやアメリカのオオヤマネコの仲間の骨が出る日本の貝塚。

フランスと日本にいる似た顔の人、フランス語と勘違いしそうな東北弁、スペインでいえばバスク人に似た日本人がいて気質の類似も指摘されます。

ついでにいえば、ケネウィックから出たアイヌにきわめて似ている人骨はイギリス人が連想できたが、幕末の日本に来たヨーロッパ人はブリティッシュ的顔立ちの人々がいると言っています。

 改めてみると、面白いことがたくさんありますね。

クロマニョン人(Cro-Magnon man)とは、南フランスで発見された人類化石に付けられた名称です。

身長は男性で180cm前後。

1868年、クロマニョン(Cro-Magnon)洞窟で、鉄道工事に際して5体の人骨化石が出土し、古生物学者ルイ= ラルテ(Louis Lartet)によって研究されたのです。

ヨーロッパにおける化石現生人類を、ひろくクロマニヨン人と言うこともあります。

またネアンデルタール人を旧人と呼ぶのに対し、クロマニョン人に代表される現代型ホモ・サピエンスを新人と呼ぶこともあります。

なお、ネアンデルタール人以外にも、25万年前に新人段階に達する前の、現代型サピエンスの直接の祖先である古代型サピエンス等も旧人段階の人類とみなすことがあります。

約20万年前に誕生した現生人類を称するための用語としては、学名の「ホモ・サピエンス・サピエンス」・同じく新人の「ホモ・サピエンス・イダルトゥ」以外には、「新人」ぐらいしかないので、不正確ではあってもこれらの用語で代用されることも多いですね。

後期旧石器時代に属し、約4万~1万年前のものと考えられます。

骨格が頑丈で多くの点で現代人と、特にヨーロッパ人に似ていると言われます。

クロマニョン人は後期旧石器時代にヨーロッパに分布した人類で、現代人と同じホモ=サピエンス(Homo sapiens)に属し、白色人種に入ると考えられます。

クロマニョン人は、現在は化石でのみ発見されるので、同時代の他地域の上洞人・港川人などと共に「化石現生人類」とも呼ばれています。

精密な石器・骨器などの道具を製作し、優れた洞窟壁画や彫刻を残したのです。

また、死者を丁重に埋葬し、呪術を行なった証拠もあるなど、きわめて進んだ文化を持っていたのです。

主流派の学説ではクロマニョン人はそのまま現代人へと遺伝的に繋がっているとされます。

一部の学者によれば、狩猟採集生活をし、イヌ以外の家畜を持たず、資源が豊富だったのでより効率の高い食糧生産方法が必要なかったので農耕も知らなかったと見られています。

農耕も知らなかったため、野ウマ・ヤギュウ・マンモス等の大動物が減少・絶滅すると共に彼らも滅亡したとされます。

精巧な石器や骨器を作り、ラスコー、アルタミラ、その他多数の動物を描いた洞窟壁画や動物・人物の彫刻を残しています。

 クロマニヨン人は滅んだと見られているけど、カナリヤ諸島からクロマニヨンと見られる白人的ミイラが見つかり、アメリカからはスペインやフランス様式の鏃を伴ったイギリス人にも見えるアイヌ的人骨出土でしょ。

 クロマニヨン人は、アメリカに渡ったのかしら。

骨格が頑丈で多くの点で現代人と、特にヨーロッパ人に似ていると言われるから、イギリス人的と見られた可能性なら考えられます。

 クロマニヨン人って、イヌ以外の家畜を持たずと言われているでしょ。

 アメリカにオオヤマネコを、ネズミ対策に連れて行ったりしてないかしら。

 ネコにとっては、ネズミをはじめ小動物のハンティングさえできて、天敵から守ってもらえさえすれば、人の傍は居心地がいいはず。

きわめて進んだ文化を持った狩猟採集生活者だったとされるから、備蓄の防衛のためにオオヤマネコを傍に住まわせていたとみても、おかしくはないですね。

 ネコは今でも人の隣人として、暮らしているでしょ。

 オオヤマネコなら、なおさらご近所暮らしの住民であっても、家畜ではない。

クロマニヨン人は現代ヨーロッパ人と似てるわけなので、よく見ないことには判別は難しいでしょうね。

アイヌを始めてみたヨーロッパ人は、なんで日本にヨーロッパ人がいるのかと驚いたのです。

 ヨーロッパを後にしたクロマニヨンは、アメリカに行ったが長居をしないで、日本に来て縄文人になったのかしら。

そういえば、アメリカからも縄文土器にあまりによく似た出土品があります。

 ヨーロッパから連れてこられたと考えないと説明がつかない秋田犬と、ヨーロッパから来たと見たくなるほど色白な秋田美人。

実際、秋田には背が高く体つきのしっかりした人が多いと指摘されます。

 ヨーロッパとアメリカと古代日本のオオヤマネコ、背後にいるのはクロマニヨン人なのかしら。

 そういえば、縄文人の顔を特徴をつかんで描いたら、フランス人にそっくりさんがいるタレントの顔に激しく似ちゃったって、話題があったでしょ。

クロマニヨンは南フランスで発見されたし、アメリカからはフランスとスペインの様式の鏃を伴ったイギリス人とアイヌに似た顔の古代人骨が出ています。

でも、クロマニヨン人は現代ヨーロッパ人的特徴と言って、イギリス的ともフランス的とも言われていないです。

だとすれば、アメリカのヨーロッパ人的古代人骨がフランスとスペインの様式で作った鏃と一緒だとなれば、全身骨格などの検討が必要としてもクロマニヨンの可能性は無視できない展開になるかもしれないです。

また一つ、謎が増えました。

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