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クロマニヨンは日本に来ていたか。

中東から地中海、アメリカ経由を考えたくなる流れが見えるのです。

スペインやフランス様式の鏃を伴ったアメリカからのアイヌ的人骨出土、カナリヤ諸島にある旧石器時代のクロマニヨンと見られる白人的ミイラ、ヨーロッパ的血液型パターンの秋田犬と彼らを伴ったとみられる秋田美人、ヨーロッパやアメリカのオオヤマネコの仲間の骨が出る日本の貝塚。

フランスと日本にいる似た顔の人、フランス語と勘違いしそうな東北弁、スペインでいえばバスク人に似た日本人がいて気質の類似も指摘されます。

ついでにいえば、ケネウィックから出たアイヌにきわめて似ている人骨はイギリス人が連想できたが、幕末の日本に来たヨーロッパ人はブリティッシュ的顔立ちの人々がいると言っています。

 改めてみると、面白いことがたくさんありますね。

クロマニョン人(Cro-Magnon man)とは、南フランスで発見された人類化石に付けられた名称です。

身長は男性で180cm前後。

1868年、クロマニョン(Cro-Magnon)洞窟で、鉄道工事に際して5体の人骨化石が出土し、古生物学者ルイ= ラルテ(Louis Lartet)によって研究されたのです。

ヨーロッパにおける化石現生人類を、ひろくクロマニヨン人と言うこともあります。

またネアンデルタール人を旧人と呼ぶのに対し、クロマニョン人に代表される現代型ホモ・サピエンスを新人と呼ぶこともあります。

なお、ネアンデルタール人以外にも、25万年前に新人段階に達する前の、現代型サピエンスの直接の祖先である古代型サピエンス等も旧人段階の人類とみなすことがあります。

約20万年前に誕生した現生人類を称するための用語としては、学名の「ホモ・サピエンス・サピエンス」・同じく新人の「ホモ・サピエンス・イダルトゥ」以外には、「新人」ぐらいしかないので、不正確ではあってもこれらの用語で代用されることも多いですね。

後期旧石器時代に属し、約4万~1万年前のものと考えられます。

骨格が頑丈で多くの点で現代人と、特にヨーロッパ人に似ていると言われます。

クロマニョン人は後期旧石器時代にヨーロッパに分布した人類で、現代人と同じホモ=サピエンス(Homo sapiens)に属し、白色人種に入ると考えられます。

クロマニョン人は、現在は化石でのみ発見されるので、同時代の他地域の上洞人・港川人などと共に「化石現生人類」とも呼ばれています。

精密な石器・骨器などの道具を製作し、優れた洞窟壁画や彫刻を残したのです。

また、死者を丁重に埋葬し、呪術を行なった証拠もあるなど、きわめて進んだ文化を持っていたのです。

主流派の学説ではクロマニョン人はそのまま現代人へと遺伝的に繋がっているとされます。

一部の学者によれば、狩猟採集生活をし、イヌ以外の家畜を持たず、資源が豊富だったのでより効率の高い食糧生産方法が必要なかったので農耕も知らなかったと見られています。

農耕も知らなかったため、野ウマ・ヤギュウ・マンモス等の大動物が減少・絶滅すると共に彼らも滅亡したとされます。

精巧な石器や骨器を作り、ラスコー、アルタミラ、その他多数の動物を描いた洞窟壁画や動物・人物の彫刻を残しています。

 クロマニヨン人は滅んだと見られているけど、カナリヤ諸島からクロマニヨンと見られる白人的ミイラが見つかり、アメリカからはスペインやフランス様式の鏃を伴ったイギリス人にも見えるアイヌ的人骨出土でしょ。

 クロマニヨン人は、アメリカに渡ったのかしら。

骨格が頑丈で多くの点で現代人と、特にヨーロッパ人に似ていると言われるから、イギリス人的と見られた可能性なら考えられます。

 クロマニヨン人って、イヌ以外の家畜を持たずと言われているでしょ。

 アメリカにオオヤマネコを、ネズミ対策に連れて行ったりしてないかしら。

 ネコにとっては、ネズミをはじめ小動物のハンティングさえできて、天敵から守ってもらえさえすれば、人の傍は居心地がいいはず。

きわめて進んだ文化を持った狩猟採集生活者だったとされるから、備蓄の防衛のためにオオヤマネコを傍に住まわせていたとみても、おかしくはないですね。

 ネコは今でも人の隣人として、暮らしているでしょ。

 オオヤマネコなら、なおさらご近所暮らしの住民であっても、家畜ではない。

クロマニヨン人は現代ヨーロッパ人と似てるわけなので、よく見ないことには判別は難しいでしょうね。

アイヌを始めてみたヨーロッパ人は、なんで日本にヨーロッパ人がいるのかと驚いたのです。

 ヨーロッパを後にしたクロマニヨンは、アメリカに行ったが長居をしないで、日本に来て縄文人になったのかしら。

そういえば、アメリカからも縄文土器にあまりによく似た出土品があります。

 ヨーロッパから連れてこられたと考えないと説明がつかない秋田犬と、ヨーロッパから来たと見たくなるほど色白な秋田美人。

実際、秋田には背が高く体つきのしっかりした人が多いと指摘されます。

 ヨーロッパとアメリカと古代日本のオオヤマネコ、背後にいるのはクロマニヨン人なのかしら。

 そういえば、縄文人の顔を特徴をつかんで描いたら、フランス人にそっくりさんがいるタレントの顔に激しく似ちゃったって、話題があったでしょ。

クロマニヨンは南フランスで発見されたし、アメリカからはフランスとスペインの様式の鏃を伴ったイギリス人とアイヌに似た顔の古代人骨が出ています。

でも、クロマニヨン人は現代ヨーロッパ人的特徴と言って、イギリス的ともフランス的とも言われていないです。

だとすれば、アメリカのヨーロッパ人的古代人骨がフランスとスペインの様式で作った鏃と一緒だとなれば、全身骨格などの検討が必要としてもクロマニヨンの可能性は無視できない展開になるかもしれないです。

また一つ、謎が増えました。

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