縄文の犬とイスラエルの犬はどこかでつながる?
縄文時代の遺跡から、犬を抱いて葬られた人骨が見つかっています。
縄文時代は、年代でいうと今から約1万6,500年前の紀元前145世紀から約3,000年前の紀元前10世紀です。
イスラエルにある1万2000年前の遺跡から、人と一緒に埋葬された子犬の骨が発見されています。
縄文時代から日本にいると見られるアイヌに、生活文物が古代イスラエルと似るという声があります。
だからって、犬と一緒の埋葬まで似るとは面白いにもほどある。
そういえば、日本に残る中東の遺伝子は、いつごろに遡れるのでしょ。
アイヌと古代イスラエルの生活文物が似ていることを思えば、縄文かしら。
エジプトと日本の、味の好みと宗教の構造の類似から言っても、縄文に遡る可能性は大きいですね。
吉村作治の話ですね、エジプトと日本の味の好みが似てるって。
太陽神を中心にした三神、動物神を含む八百万の神が共通。
問題は、辿った道ね。
アメリカからは縄文土器にあまりに似た土器が出土し、考古学者たちをドキ!っとさせているのです。
そのなかには最近注目を浴びている、ボリビアの古代モホス文明遺跡も入っています。
カナリヤで有名なカナリヤ諸島には、かつて白い人が来たという言い伝えがあり、白い人のミイラが見つかっています。
ボリビアでは、アンデスの東側斜面にあたるユンガス地方でイランやインドの女性を表現したと見える銅製の頭部がでています。
インド人からインド人に間違えないと断言されて困った人も、いるからね。
中東のどこかの出身でしょうと、自信たっぷりに聞かれた人もいるし。
チチカカ湖畔からは、古代シュメール文字の一種かもしれない文字が刻まれた石製の大皿が見つかってるのです。
日本スメル渡来説があるけど、ヨーロッパ・アメリカ経由かもしれない。
少なくともアメリカで出会っていないとは、言いきれないですね。
縄文の遺跡から、オオヤマネコの骨が出ています。
オオヤマネコは、ヨーロッパとアメリカのネコなのです。
アメリカとの繋がりは、縄文を探れば探るほど出てきますね。
秋田犬の血液型パターンがヨーロッパに似ているというのがアメリカ経由なのか、気になるところですけどね。
あの水が苦手なネコでさえ、ヨーロッパからアメリカを経て日本の可能性あるのでしょ。
オオヤマネコは、縄文人と海を渡ったと見ないと、ヨーロッパからアメリカや日本にいないのです。
人との付き合いが長いイヌが、縄文人と一緒に来ない方が、不自然だと思うけど。
やはり、縄文人はヨーロッパを経て中東にまで、遡る議論が必要になるのかもです。
アメリカから見つかった、フランスやスペインの様式の鏃と一緒に、アイヌに似た骨が出ています。
そのアイヌに似た骨は、イギリス人の特徴を持っていました。
幕末に日本を訪れたヨーロッパ人の中には、日本にブリティッシュ的な顔がいると言っています。
ストーンサークルも、日本とイギリスから見つかっています。
ヨーロッパ先住民のケルトと、日本先住民のアイヌ、似ているって比べたことありましたね。
アメリカで見つかったイギリス人に似た古代人骨、連想された人はケルトが多かった土地の人なのですよね。
そのイギリスでケルトが多かった土地の人が、アイヌに似ている。
イギリスも、日本と似た文化の国ですね。
そのイギリスにも、ブリティッシュイスラエルを本気で考えている人がいますからね。
縄文の遺跡の犬、イスラエルの遺跡の犬と、関係あるのかしら。
さあ、遺伝子で誰かが比べてくれないことには、どっちともいえないですね。
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