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宇宙に本当にインフレーションがあったか。

日経サイエンス2011年7月号に、こんな内容の文章が載りました。

公式サイトの要約で内容を紹介しましょう。

インフレーション理論は完全か
P. J. スタインハート(プリンストン大学)
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1107/201107_060.html

 宇宙が137億年前のビッグバンで始まった,というのはいまや多くの人がご存じの定説だ。

誕生直後の宇宙が光速を超える猛烈な勢いで急膨張したという「インフレーション理論」も現代宇宙論を支える定説──と本誌の読者は考えているはず。

ところが,同理論の発展に寄与してきた著者自身を含め,一部の物理学者たちは,そうは言い切れないとみる。

研究が進むにつれ,その論理的基礎にいくつかの欠陥が見つかってきた。

宇宙の中でインフレーションが続く領域が無限に生まれ,収拾がつかなくなるという。

こうした“欠陥”は致命的なものなのか? 

インフレーション理論を修正・代替するさまざまな提案も生まれている。

ショッキングでしょ。

宇宙の中でインフレーションが続く領域が無限に生まれ,収拾がつかなくなるというのですよ。

 これは、宇宙のあちこちに斥力が発生しているというのと同じことでしょ。

そうなりますね。

 アインシュタインは、自分の理論を宇宙に適応したら重力であっという間に潰れるので、宇宙定数を導入して切り抜けたでしょ。

ところが、膨張宇宙論の登場で、宇宙定数を使わないでも宇宙は潰れないらしいとなったわけです。

 アインシュタインは、宇宙定数導入を勇み足だったと思ったのでしたね。

宇宙定数は、引力と同じ大きさで方向が逆な力が働くというものですよ。

 ここでいう引力は、当然、万有引力でしょうね。

当たり前すぎるでしょ、万有引力を念頭に置いていなかったわけはないと思いますよ。

 万有引力とは、全ての物質にあるということでしょ。

万有とは、あらゆる物質にある普遍的な力、というつもりでニュートンは言ったでしょうね。

どんな大きな物質でもどんな小さな物質でも必ずある力という気持ちが、万有という言葉に込められていることでしょう。

 宇宙定数は、引力と同じ大きさで反対向きということは、すべての物質にあると言ってるのと同じですよね。

アインシュタインが、どのようなつもりだったかは知らないけど、そうなるでしょうね。

その宇宙定数を、膨張宇宙論が正しいとしたらいらなくなると、思っていたわけですよね。

 でも、宇宙の膨張があれば宇宙定数が要らないと言うのは、それこそ早まった判断だったのでは。

引力は常にありますよね。

その引力と反対方向に働く宇宙定数を、宇宙の膨張に置き換えたらどうなります。

 まさに、インフレーションが続く領域が無限に生まれますね。

 引力と同じだけ、インフレーションがあるというのが宇宙定数を膨張宇宙に置き換えることでしょ。

ようするに、アインシュタインは宇宙定数を導入したものの、なぜ発生するか説明できなかったので、膨張宇宙論に飛びついてしまったのでしょうね。

科学の発展には、いくつかの段階があります。

情報を集める。

情報を纏めたり整理したりする。

仮説を立てる。

検証する。

実証できれば、知識になる。

知識を纏めたり整理したりする。

理論を立てる。

検証する。

実証できれば、事実の説明として常識となる。

これを繰り返して、科学は発展するわけです。

そして、常識となったはずの理論で説明できない事実の情報が出れば、二つの流れができます。

前提が崩れて理論が破棄され、新しい理論にとってかわられる。

限界が明らかになって従来の理論の適応範囲が限定され、新たな事実は新たな理論によって説明される。

アインシュタインは定常宇宙論が崩れたと解釈して、宇宙定数を早まったと感じたわけでしょう。

 だが、膨張宇宙はハッブル定数の解釈の一つに過ぎない。

ハッブル定数の別の解釈を可能にする、異なる理論や解釈が、その時点ではなかったのです。

インフレーションが続く領域が無限に生まれ収拾がつかないというなら、膨張宇宙を宇宙定数に置き換えるしかないでしょうね。

 つまり、膨張宇宙という解釈を放棄する。

これは、ハッブル定数の解釈から宇宙膨張という考えを捨て去ることになるでしょう。

インフレーション理論は終焉を迎え、プラズマ宇宙論の肩に宇宙を説明する責任が圧し掛かる展開が来るときは、すぐそこまで来ていると言えるでしょうね。

もはや、インフレーション理論延命策は、天動説の周転円同様の袋小路に入ったと言えるでしょう。

 修正・代替するさまざまな提案も生まれている、だが決定打がない。

ハッブル定数と赤方偏移が根拠でしょうけど、アンドロメダ銀河のスペクトルは、青方偏移しているという観測結果が報告されています。

秒速300kmで、こちらに近づいてきているそうです。

膨張速度は、距離に比例して大きくなると見られています。

逆に言うと、距離が近いほど膨張速度が遅くなることで、地球周辺の膨張速度が遅すぎて地球上では観測できないということです。

 地球周辺の観測できないほど遅い膨張速度に比べて、秒速300kmは早いですね。

 でも、もし、これが予想できるいたるところにあるインフレーションの仕業としたら、類似なデータはもっとあっても良い。

現実と理論の間に、差があり過ぎるわけです。

現実には、いたるところにインフレーションがあって収拾がつかないどころか、地球周辺では宇宙の膨張は遅すぎて観測できないわけです。

 はっきり言って、地球周辺では宇宙の膨張は起きていない。

理論の要請する観測データと現実のデータに、開きがあり過ぎるということになっていくでしょうね。

遅すぎるが膨張しているというなら、その速度を観測できる方法をなぜ誰も考えようとしないのですか。

ハッブル定数が膨張を示しているから、あるに決まっているというなら、多くの記述が史実であると実証されている聖書に書いてあるから神の天地創造は事実だという創造論者を非科学的と笑う資格があるでしょうか。

ハッブル定数が膨張を示しているというのは解釈に過ぎないが、聖書の歴史記述が事実であることは物的証拠が雄弁に物語っているのですよ。

赤方偏移が証拠というが、青方偏移を黙殺しているのですよ。

そんな彼らに創造論者を笑えるでしょうか。

世界の実在は事実である。

人は精巧なものを作れる。

もっと精巧な世界にも作り手がいるはずで、それが神だ。

創造論者が無視している事実はどこにもありません。

 宇宙の年齢も、観測結果の解釈に過ぎないといえば、確かにそう。

 インフレーション理論と創造論のどっちが合っているかなんて、解釈の問題でしかない…。

 神を仮説というなら、ハッブル定数は膨張を意味するというのも仮説。

ところがインフレーション理論は、解釈と事実の無視の上に成り立っています。

創造論を非科学というなら、インフレーション理論はそれ以上に非科学でしょ。

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コメント

>インフレーション理論は、解釈と事実の無視の上に成り立っています。=私も同意見です。賛成します。矛盾と例外の多い原理は、原理ではないと暴露したに等しい。銀河と太陽系の無膨張を例外にしたり、膨張速度の大きい宇宙の辺周に働く現在の力と、エネルギー源が無いという、力学法則の無視があり論理に破綻がある大きな嘘なのに、頑迷な天文学者が多すぎる。

投稿: 伴 公伸 | 2014年5月14日 (水) 09時51分

赤方偏移の原因にはもっと常識的な別解があります。

 光の振動数を減少変換するダウンコンバータはレーザー光学用品の結晶に存在します。だから宇宙空間には希薄ながらも光の振動数を落とし、代わりに差分のエネルギーを熱にしてしまうようなチリが多量に漂っていると考えるほうが素直な解答です。

たとえば光学結晶に起きるラマン効果、・散乱は、物質に光を入射したとき、散乱された光の中に入射された光の波長と異なる波長の光が含まれる現象です。最初に見つけられた物質それは海水だったそうです。入力(入射)した別の波長の光波を出力(反射波、屈折波)の光波に作り出す物質があるわけです。

 そんな物質が暗黒物質に満ち満ちている宇宙空間に蔓延していてもおかしくありません。地球の上でもたとえば海水は地球の表面の大半を占めて充ち満ちています。

 実際波長を変えるパッシブな結晶はレーザー光学部品にあります。効果が何層も重なった時、通り抜けた光は遠くの星ほど偏移は増えるでしょうね。ハッブルと同じ結果が生まれそうです。

投稿: 伴 公伸 | 2014年5月14日 (水) 09時54分

面白い指摘をありがとうございます。

なお、重力波と電磁波は似通った形式の式で書けると指摘されます。

あるいは、なんらかの関連があるかもしれませんね。

投稿: cova | 2014年5月14日 (水) 15時05分

さっそくのご回答ありがとうございます。ほかのページにも検索がヒットしました。たぶん同じ興味の方向性を持っているようです。

投稿: 伴 公伸 | 2014年5月22日 (木) 14時35分

赤方偏移を証拠とするインフレーション理論について私は支持できず、WS様というかたと、現在WEBのTrello上で討論の最中です。論を尽くしたつもりですが、なかなか理解されません。

投稿: 伴 公伸 | 2014年5月30日 (金) 11時18分

青方偏移や一部とはいえ重力赤方偏移が確認されている以上、それも含めてきちんと説明できないのに、疑いもしないと言うのは、科学的な態度としてどうなんでしょう…。

投稿: cova | 2014年5月30日 (金) 12時52分

宇宙の背景放射の証拠とやらが、信じがたいインフレーション理論をまだ支えているらしいですが、もし背景放射がヒューレットパッカードのノイズフィギュア測定器HP8970を直接用いたり、校正に間接的に用いたりしていれば、背景放射の測定の理論に間違いがありそうです。NFには、メーソンのルールというシグナルフローグラフがヒューレットパッカードの測定器回路理論で使われている。しかしメーソンと伝達関数を流れ図にしたブロック図という数学に裏打ちされた図と似ているため、誤用をされてしまって、正しく使うべき理論の中でまぜこぜ状態になっている。これがミスだ。

投稿: 伴 公伸 | 2014年5月30日 (金) 15時24分

宇宙マイクロ波背景輻射は、実際には相当にむらがあるのに、そういう事は無視しまくってますからね。

このむらは、いったい、いつからあったとみるかで、ビックバンを否定している論拠にもなりえると思うのですが。

例えば、背景輻射のむらがプラズマダストのむらを生み出し、プラズマダストのむらが背景輻射のむらをより加速したと言うモデルだって、描けるんじゃないでしょうか。

輻射は、一様に広がるよりもむらがある方が自然なのじゃないですか。

f分の1ゆらぎのような状態が、どこまでも3次元空間を埋め尽くしていたとみる方が、自然でしょ。

そこにプラズマダストが絡めば、さらにむらが大きくなるはずと思いますが。

投稿: cova | 2014年5月30日 (金) 15時58分

重力かただの力Fかは分別できないのですが、私の立てた物質波の作用力Fの式があります。

根拠は半導体工学にあります。
hdk/dt=2πF
hを右辺の2πで除するとバーの付いたプランク定数です。
kは物質波の波数です。
これは電子波の角速度ω
波数k
運動エネルギーE
波束中心部の群速度v群
電子の質量m
電子の運動量P
電子の速度vとして

2πP=hk、2πE=hω、2πω=hk^2/(2m)
電子を運動する粒子とみて
P=mv
電子のドブロイ波より
2πP=hk
から両者の運動量を等しいとおいて
2πmv=hk
v群を群速度としてまたhをすべて2πでわったhバーをhで今後は記入することにして
電子波のうなりの速度
mv=hk
は電子の速度に等しい
すると
v群=dω/dk=1/h・dE/dk=hk/m=v
これを直前に示した式から
v群=1/h・dE/dk
より
dE(k)=hv群dk
ここでdEは力と単位時間の移動距離積なので
dE=(F・v群)dt
上記から
hdk/dt=F
物質波の波数の時間変化があると、hバーのプランク定数倍の力が生まれます。
万有引力なのかなーと思っています。

投稿: 伴 公伸 | 2014年7月11日 (金) 13時35分

万有引力なのかな、ですか。

でも、万有引力だけじゃ宇宙は瞬時にして潰れるのでアィンシュタインは宇宙定数を導入しました。

宇宙定数は万有引力と大きさは同じで逆方向に働く力です。

万有引力と打ち消しあって宇宙を支えるには、宇宙定数と万有引力は同数じゃないとまずいでしょう。

これって、宇宙定数=万有斥力と言っているのと実質的に同じではないでしょうか。

投稿: cova | 2014年7月11日 (金) 16時52分

天体などの表面で時空歪みによる引力しか感じられないのは、表面が球面だからと思います。

仮に天体などの物質が周囲に圧力を及ぼしているとしても、拡散して弱まるはずです。

一方で時空歪みによる力は、球面の中心に向かっているわけですね。

とは言え、私達の引力で潰されないでいられるのもひょっとすると、宇宙定数のおかげかも知れないですよ。

万有斥力である以上、ミクロからマクロまで程度の差こそあれ、働いているわけでしょ。

そして、宇宙定数は引力と同じ大きさの反対に働く力ですから。

投稿: cova | 2014年7月11日 (金) 18時16分

>万有引力だけじゃ宇宙は瞬時にして潰れるのでアィンシュタインは宇宙定数を導入しました。

 この考え方は万有引力の有効到達距離が無限で瞬時に届くという条件が暗黙に設定されています。
 その立場に立ち、その「万有引力の到達距離が無限に届く」とするとおりなら、引っ張る力はすべてのものを吸い寄せる渦を造り、中心に吸い寄せるでしょう。
 遠心力がその対抗力であるなら、すべての物体は中心の周りに公転の回転をしない限り、吸い寄せられてしまうでしょう。宇宙には中心が必要なわけです。
 回転をしないなら万有引力に今のところ人類は斥力を見つけてはいないので、アインシュタインが付け加えたような宇宙定数が必要となるでしょう。

 しかし全宇宙をまとめる中心は存在はしません。中心を回る公転も存在しません。
 公転の回転もそれぞれの銀河でバラバラです。運動速度も渦の宇宙の中心に対する公転ではありません。

 ようするに我々人類の宇宙の認識が間違っているのです。

 すなわち万有引力は無限距離の宇宙の果てまで到達していないと考えるべきです。
 また圧力等のような面に直交方向に働く力を我々宇宙と、銀河、地球には存在しないので、それを予定するアインシュタインの式は適用できず、適用場所が間違っていると考えられます。

 宇宙はまるで金魚鉢です。金魚鉢の中の水にはゴミが浮き漂っています。宇宙の真空は金魚鉢のまるで水です。真空の中の中に漂うゴミ粒のように天体が浮いている状態のように私には見えます。

 天体の中には銀河の渦が流体の渦とは違う形も存在しているそうです。
 たとえば引力に遅れがあるような等角らせんが存在しているようです。
 それはそれぞれの銀河セクションで働く力学が一様ではない・太陽系とは違う万有引力の体系の存在する意味があると思います。

投稿: 伴 公伸 | 2014年7月14日 (月) 17時38分

 宇宙を金魚鉢に私は例えました。金魚鉢の容器の大きさはどのくらいか私は知りません。金魚鉢にはふちが無く無限大なのかもしれません。もしかすると太陽圏が内側で、ほかの天体は金魚鉢の外かも知れません。

 天体間には万有引力が働いているとされています。今のところ万有引力から天体間に収縮力が働くと知られています。
 収縮に逆らって天体間に膨張力はあるでしょうか。ないと宇宙は収縮し1点までしぼみます。
 しかし我々の観測した膨張力の種類は幾つもありません。気体粒子の熱運動による気体の膨張、電気力による引力と反力、磁力による引力と反力、公転運動による遠心力です。
 これがうまく働かないと天体間は収縮して全宇宙はいずれ一点に縮まることになります。

 もしかすると万有引力の届く距離は有限で、金魚鉢の中に限られるなら、収縮しないで安定するかもしれません。
 それぞれの銀河をそれぞれの金魚鉢が囲うなら収縮は起きないのです。

 私は真空を金魚鉢の水に例えました。しかし濃度が薄く、気体粒子の衝突もないので圧力はありません。圧力は面の法線方向に働く力です。それが真空にはないのです。だから金魚鉢の水は流体として考えるに適さないのです。宇宙に圧力のような法線方向の力を想定する方法も間違いでしょう。

 気体粒子のような熱運動による膨張も太陽圏全体に働いたとしても宇宙の真空では絶対温度5℃付近と観察されているので、ほとんど働いてはいないのです。

 太陽圏は広いので距離が離れ電気力や磁気の効果も膨張力に期待する値ではありません。宇宙のどこかではとてつもない値の銀河もあるかもしれませんが、太陽圏には膨張力に電気や磁気の力は全く寄与してないでしょう。

 アインシュタイン方程式を実際に値を入れて、宇宙全体に対して求めかけたのがフリードマン方程式なのかと私は間違っているかもしれませんが、理解します。
 物理界のひとに尋ねたらフリードマン方程式は面に直交する法線方向の力、すなわち流体運動と圧力の働きを宇宙全体に想定したそうです。そして中身の要素は連立2階微分方程式だそうです。
 まず圧力や法線方向の力は宇宙にはないのでフリードマン方程式を適用することは誤りです。
 連立2階微分方程式は電気工学で回路を計算する方法と同じです。解はすでに種類を分けて概形が知られています。どれも波の解で、全く常に安定することがありません。

 太陽圏と宇宙の観察では長い期間安定なのですから波の解は適しません。したがって連立2階微分方程式の適用は解の予想からも誤りです。したがってフリードマン方程式の適用は誤りと考えられます。

 公転運動による遠心力で宇宙の収縮に対抗する膨張力を期待できますが、現在の宇宙観察には、個別銀河はともかく、宇宙全体の周回の中心はなく、宇宙は等方と考えられているので、公転運動による膨張力は全宇宙全体にまとめて働いていません。宇宙の収縮を防ぐに公転は寄与しないのです。
 もし全宇宙の中心があり公転が全宇宙に及んでいれば、ドップラー効果が中心を挟んで対称に遅れ側と進み側が分布するはずですが、そのような観察はありません。

 したがって全宇宙を収縮から救い出す膨張力は人類にまだ知られていません。未知なのです。
 もしかすると金魚鉢がそれぞれ宇宙を分けているので、宇宙も収縮しないので、膨張の力も必要が無いのかもしれません。万有引力は宇宙の果てまで届く有効距離を持っていないのではないでしょうか。それぞれの金魚鉢の中にしか届かない短い有効距離なのではないでしょうか。

 たとえば銀河の形状が現状の物理では説明しきれないそうです。そして等角らせん形状の銀河も見つかっています。等角らせんは引力が伝搬に時間がかかり遅れているときの形状です。
 地球と太陽の間では軌道が円周に定まることから、引力の伝搬時間を0秒と考えられています。
 宇宙には引力の伝搬時間が0秒ではない銀河が存在しています。未知なのです。

 宇宙の本当の姿を我々人類はまだ知らないようです。

 アインシュタイン方程式は美しく、難しい姿です。数式では最高至宝です。
 そのためジンクピリチオン効果も最大級です。しかし今回は宇宙に適用できないのです。

投稿: 伴 公伸 | 2014年7月15日 (火) 11時02分

重力は瞬時に届いてないかもしれません。

そんなに遠方まで届いてないかもしれません。

だが、重力はどのように発生し伝播していくのでしょうね。

アインシュタインの時空歪みによる重力モデルを古典力学で考えるとどうしても反作用力の発生は避けられないはずなのです。

ありとあらゆる物質で、基本的には古典力学は通用するはず、ただ、マクロの世界とミクロの世界ではミクロの世界の方が確率論的な条件など勝手が違うだけと言う視点で議論を展開してきました。

ミクロの世界でもマクロの世界でも、物質は物質なので基本的にはそんなに変わらないはずと思っています。

おそらくひも理論も物質波の反映じゃないかと見ています。

そういう論理展開の中で、引力と斥力からなる重力モデルを展開してきました。

投稿: cova | 2014年7月16日 (水) 07時58分

>重力はどのように発生し伝播していくのでしょうね

 重力は不思議な力ですね。衛星で重力がドップラー効果の影響を受けるか、知りたいものです。わかれば重力を波の種類か否か判別できるかもしれません。

 ふつう力は接触点で接触の瞬間に作用反作用により伝搬します。引力はその仲間でしょうか。
 それに対して波による伝搬には時間がかかります。そして媒体が必要です。媒体に接した力が媒体と作用反作用して媒体の性質に変位が起き、それが隣り合う媒体に伝わり、繰り返して連続することで波が伝わるとされています。連鎖のひとつひとつには伝搬時間が発生しています。引力はその仲間でしょうか。

 重力(万有引力)は地球と太陽の間に働いているので、地球に遠心力が無いと太陽にいずれ引っ付いてしまいます。
 地球の太陽周りの公転速度が時速約10万7280km秒速に換算すると30km/sだそうです。
 太陽の引き付けに逆らう遠心力がこの速度でやっと生まれるのだそうです。光の速度37万キロメートル毎秒だからざっと光の1万分の1の速さですね。かなり早いものですね。この速度ですから、あらゆる波にドップラー効果が測れるのではないでしょうか。
 万有引力にも、もし万有引力が波ならドップラー効果が測れるでしょうね。
 公転のために、正午(太陽の天中)時刻に見たとすれば、東に向かって地球が高速で進んでいるわけです。

 地球の衛星は宇宙ロケットで東に向かってさらに秒速8km(時速28,800km)を増して打ち上げるそうです。
 公転と足すと、
30+8=38km/s 
なので30:38≒1:1.3という速度です。比1はちょうど太陽の重力を打ち消します。

 ここで考えてみてください。衛星は宇宙で無重力状態になるそうです。
 でも帰還するまで連続して無重力が続いてはちょっとおかしくありませんか。

 地球の重力は衛星の遠心力で正確に打ち消したけれど、太陽の重力にはちょうど1の打ち消しができていません。

 よくみると衛星は太陽に対して衛星の公転速度を変えながら飛んでいるのです。太陽の重力打ち消し量にもし0.7から1.3までのふらつきがあれば、その分の重力を衛星は感じるべきでしょう。

 ふらつきはエレベーターで上がり下がりするのと衛星の室内環境は似ているかもしれません。
 エレベーターで落下するとき、ブランコで揺れるとき、ふわっと感じる平衡感覚の船酔い感が宇宙飛行士にも起きるはずです。1時間で衛星が地球を回るなら1時間周期で揺れを感じるのでしょうか。
 これは無重力ではないですね。連続運動中ですから静粛な環境ではありません。

 揺れの中ではJASDAかどこかが宇宙で結晶成長を無重力で実験するそうですが、静粛な環境での結晶成長ではなくなりそうで す。
 衛星の中で太陽の重力、万有引力にも、もし万有引力が波ならドップラー効果が測れるでしょうね。これでわかるんじゃないでしょうか。結果は知らないですけれど。

投稿: 伴 公伸 | 2014年7月16日 (水) 10時16分

 時節時を得てちょうど数日前のニュースによると重力波測定のトンネルが最近完成したそうです。トンネルの中にレーザ干渉計を置くそうです。遠くの太陽圏外の天体からの重力波を観測対象としているそうです。
 私は太陽圏外の重力は地球まで届いていないと思うので、失敗に終わるだろうと予想しています。地球が所属銀河の重力圏に入っていない限り失敗です。所属銀河の重力圏なら衛星に起きるのと同じ環境ですから可能になる場合があります。
 私は人工衛星にレーザ干渉計を持ち込んで観察すれば、0.7から1.3にも広く変化する値にも達する、ドップラー効果があるかないかに重力波の存在の有無を明確に確定できるだろうと思います。

投稿: 伴 公伸 | 2014年7月16日 (水) 10時27分

電磁波については重力赤方偏移が確認しているそうですが、重力を波動とした場合、確かに重力自体にドップラー効果があってもおかしくないですね。

宇宙の電磁波については、重力赤方偏移が少ないとはいえ確認しているそうですが、青方偏移も確認しているそうです。

加速度と重力は区別不能なはずなのです。

だとしたら、宇宙で観測される全ての電磁波のドップラー効果が重力によるものと判断してしまえば、赤方偏移を宇宙膨張の根拠とする議論は崩れ去ると思えます。

投稿: cova | 2014年7月16日 (水) 12時02分

1984年、宇宙科学研究所(ISAS)のX線観測衛星 てんま が、中性子星の強い重力による重力赤方偏移を世界で初めて捉えたと報じたとされています。

青方偏移についても、アンドロメダ銀河の観測で見つかっていると言います。

だが、重力と加速度が区別できないとされる以上、重力赤方偏移はブラックホールなどの質量の大きな天体の近くから放射された光は、エネルギーの一部を失って振動数が小さくなり、波長が長くなって観測されるという前提そのものがおかしいはずです。

そして、青方偏移も含めて重力による偏移であると一貫した解釈をしてしまえば、膨張宇宙論は事実上とどめを刺されるでしょう。

投稿: cova | 2014年7月16日 (水) 22時00分

 赤方偏移を宇宙膨張の根拠とする議論は崩れ去るべきです。人類がジンクピリチオンに弱すぎるのか、天文学者はただのバカなのか、彼ら天文学者はバカボンのパパのようなバカだ学部卒なのか、赤方偏移が宇宙膨張を意味しないと彼らはなんでわからないのか私には不思議です。

 ところで前回のcova様の発言内容が私にはよくわからなかった。「重力と加速度が区別できないとされる以上、・・おかしいはずです」の詳しいご説明をください。

 たとえば、重力と加速度が区別できないとされる以上とは?膨張すると加速するかもしれないけれど、重力が強ければ加速しなくても赤方偏移するはず。その重力の強い宇宙の存在がすでに観測されているので、宇宙膨張説は捨てるべきだということですよね。

 まだ意味を含んでいるなら「重力赤方偏移は・・おかしいはずです。」の詳しいご説明をもう一度してください。
 その中に述べられた、「前提そのものがおかしいはずです。」これ、前提そのものは、どうおかしいのでしょうか。
 たとえば天文学者は強い重力による重力赤方偏移を世界で初めて捉えたと報じたり、膨張による速度によってドップラー効果で赤方偏移したといったり、天文学者の報告が矛盾をしていておかしい。のでしょうか。
 それとも強い重力で膨張しない宇宙を天文学者は想定したのに、想定とは逆の膨張中のドップラー効果が生じていると、矛盾した前提条件を天文学者が持っているところでしょうか。
 ちょっと区別できなかったので言葉を足していただけるとありがたいです。きっと報告も前提条件の想定もどちらも矛盾で、いろいろあることをcova様はまとめて言いたかったのだろうとは思っています。

投稿: 伴 公伸 | 2014年7月18日 (金) 11時10分

言葉が足りずすみません。

重力赤方偏移は、ブラックホールなどの質量の大きな天体の近くから放射された光は、エネルギーの一部を失って振動数が小さくなり、波長が長くなって観測されるということ自体は間違っていないのです。

そう言う特殊な状態下でないと観測できないと言う決めつけが、おかしいと言うつもりでした。

重力と加速度が区別不能と言うのは、重力の影響か加速度の影響か、区別不能ということです。

そこで、落下中にわずかなあいだ起こる疑似的な無重力状態を用いて、無重力を体験する訓練をしたり、無重力下で起こる現象を調べたりできるわけですね。

宇宙で観測される赤方偏移が宇宙膨張の根拠とする議論は、アインシュタインの提起した重力の影響と加速度の影響は区別不能という事情を考慮してないわけです。

まだ提起されたばかりの仮説なわけでしょ。

しかし今は、重力の影響と加速度の影響は区別不能ということは、事実として受け入れられているわけですよね。

だとしたら、重力赤方偏移と見たら計算結果が合わないと言う検証はされたのでしょうか。

重力赤方偏移が検出可能なのは特殊な条件下だけと頭から決めつけて、誰も検証してないのではないでしょうか。

その検証もなく、膨張宇宙を信じろと言われても無理です。

私は、膨張宇宙は完全に疑っています。

その理由を簡単ですがまとめてみました。
やはり宇宙は膨張してない? http://bit.ly/1tThnDY

投稿: cova | 2014年7月18日 (金) 17時27分

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