八角が繋ぐ日本とギリシャ?
八角は、日本の墳墓に見られる独特な形と言われます。
そういえば古墳に、八角は多く見られますね。
かなり高い地位の人物が、葬られていると見られるのでしょ。
天皇クラスと、見られているようですね。
外国でも、国王クラスでないと葬られないようですね。
八角は、クレオパトラの悲劇の妹アルシノエの墓を発見する決め手でもあったのですよ。
ヨーロッパに見られる形である八角であることが、ギリシャ系であったクレオパトラの妹の墓であると推定された根拠ですね。
ギリシャに似た神話が多いとされる日本に、八角の墓は偶然以上の意味がある。
日本神話はエジプト神話と太陽神を中心とした三神構造を共有しながら、ギリシャに似た話がちりばめられていますからね。
この対応が面白い。
日本には、追悼の八角の建造物も結構あると言われていますね。
円堂と呼ばれる八角堂や六角堂は、故人の冥福を祈るために建立されることが多いので、廟建築の影響を受けているとも考えられています。
法隆寺夢殿や興福寺南円堂・北円堂、京都市の頂法寺六角堂などが有名ですね。
木造では、円形平面を造るのが困難なためというのが定説です。
神仏混淆を特徴とした日本の仏教は、神道の理論とされてきた陰陽を考えに入れる方が良いと思うのですよ。
円は、陰陽では天を表すのでしたね。
そして、八角は世界を表している。
八角堂は、仏の世界を表現する目的があったと見たいですね。
六角堂は、この場合は六根清浄や六道輪廻からの解脱を求めて、円堂と呼ばれるのはないでしょうか。
八角の墓に葬られたアルシノエは、ギリシャ系にしてエジプトの王女だったでしょ。
不思議なことに、天皇の高御座もまた八角であったと見られていますね。
陰陽では、八角は世界を表す形でしょ。
しかし、偶数である八は、陰陽では陰とされますね。
陽が物質の世界とすれば、陰は精神の世界ということになります。
死とは、精神世界への旅立ちであったとすれば、八角の構造は精神世界を物質世界に出現させる形となります。
精神世界を地上に表すのが八角の目的であるとすれば、神とされた天皇の場としても、八角はふさわしい形であった。
八角の高御座とは、天皇が生きながらにして天の玉座に昇られている姿を表しているとなるでしょうね。
八角はキリスト教会にも、現れるでしょ。
たとえば、スペインのサンタ・マリア・デ・エウナテ巡礼教会やドイツのザイフェン教会は八角形をしてますね。
イタリアのラヴェンナにあるビザンティン建築で、初期キリスト教建築の代表的な教会堂とも呼ばれるサン・ヴィターレ聖堂も、八角でしたね。
ビザンティン建築には、八角のほか、十字型、バシリカなどがありますね。
バジリカ式は、長堂式ともいう建築の平面形式のひとつです。
中央の身廊の2辺ないしはそれ以上の辺を、側廊によって取り囲むものをいい、身廊と側廊は列柱によって分けられます。
聖書を本当に理解するには、カッバーラが必要とされるが、実は陰陽とカッバーラは同じものと指摘する人々がいます。
飛鳥昭雄と三神たけるなどは、代表的な例でしょ。
聖書は易経の焼き直しだと、主張する易経研究家もいますよ。
もしそうなら、教会の八角もまた精神世界を地上に表す目的で用いられたことになる。
天皇とイエスは、人として降臨した神という位置付けが似ているが、これを偶然と言い切れるでしょうか。
Y染色体DNAのD系統は、日本人とチベット人や中近東の人の他には、世界のどこにもほとんど存在しないでしたね。
江戸時代に日本に訪れ天皇に謁見した欧米人は、「日本の皇族は中東系である」という発言を残したほどですね。
天皇はスメラミコトと呼ばれ、中東に古代から伝わる紋章そっくりの菊花門があるので、スメル渡来説もあるのですよ。
アイヌの生活文物は、古代イスラエルと似ているでしょ。
神話は、古代エジプトに構造が似ている。
秋田美人の典型顔はミロのビーナスと言われ、神話もギリシャと似ている。
縄文、弥生、古墳と、文化は、連続というには断続的とも、断続というには連続的とも、言われます。
中東の辺りから波状的に移動してきたとみれば、天孫一族も中東に遡れることになるでしょうね。
その天皇の高御座が、八角形というのは興味深いですね。
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コメント
What a great reusocre this text is.
投稿: Lucinda | 2011年7月18日 (月) 22時13分
The nice of you to interest.
投稿: cova | 2011年7月18日 (月) 23時48分