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焼き芋と鶏肉?

石焼き芋は、サツマイモを使った食品のひとつです。

 サツマイモを熱した小石の中に埋めて、間接加熱によって焼くのですよね。

石焼きに適した品種としては「紅あずま」、「鳴門金時」や「ベニオトメ」があげられますね。

 ほくほくした仕上がりの芋と、しっとりとした仕上がりの芋があるでしょ。

それぞれに、フアンがあるようですね。

 リヤカーに専用釜を積んだ石焼き芋売り、あの匂いがたまりません。

焼き芋屋が屋台や軽トラックに専用の釜を積み売り歩く姿は、日本の冬の風物詩のひとつですよね。

売り歩く時の定番は、独特の節回しで「いーしやぁーきいもー、おいもー」といった呼びかける、あの声ですよね。

 地域によっては街を巡る時に、「ポー」あるいは「ピヨーーーー」と聞こえる音が鳴る独特の笛の音を響かせるでしょ。

この笛は、芋を焼く窯に取り付けられています。

排ガスの圧力で鳴る仕組みで、お客が来て販売作業中は笛を止めます。

 近所まで来た笛の音が止まると、屋台が止まっているとわかるの。

 そうすると、買いに生きたくなる。

今は屋台が減少したけど、スーパー軒先での路上販売やコンビニなどで売られていますよね。

 うちの近くでは、冬の間だけ八百屋さんが売ってますよ。

 あれは、遠赤外線で、加熱するから石でなくても良いのでしょ。

 だから、最近では家庭用の「石焼き芋器」も市販されているのですよね。

セラミックスで遠赤外線を、出しているのですよね。

 手軽に、家庭でも石焼き芋が楽しめるようになってきているって、うれしい。

間接的にゆっくり加熱することで、デンプン分解酵素のアミラーゼが、デンプンをブドウ糖に変えるわけですね。

 それで、通常の焼き方よりも甘く仕上がる。

ゆっくり焼く分には、石やセラミックスでなくても良い訳です。

 石焼き釜を使わず焼いたものは、単に焼き芋と呼ばれるでしょ。

日本では昭和やそれ以前、冬の時期に道路や庭に積った落ち葉を集めて焚き火をするとき、一緒にサツマイモを入れて焼く光景は、よく見かけるものでした。

 冬を物語るものとして扱われ、冬を表す季語にもなっているけど、今の住宅事情ではちょっと難しいですね。

 庭は、あっても狭いし、ベランダじゃまず無理。

たき火で焼き芋をするとき、焦がさないようにアルミホイルに包んで焼く事もありますね。

 あの焦げも、香ばしいから好きなんだけど。

焚火で焼くのは石焼き釜とは違い裸火を使うことから火加減が難しいけど、上手に焼ければ甘い風味を味わえるのが魅力ですね。

時代の流れとはいえ、2002年12月に施行された改正廃棄物処理法により、一部の例外を除いてゴミを野焼きすることが禁止されました。

焚き火などの軽微なものは例外扱いなところもあるというけど、地方自治体が落ち葉などを可燃ごみとして排出するように指導している場合もあるようですね。

 サツマイモ自体は栽培が簡単で収穫量が見込めることから、焼き芋を含むサツマイモを使った芋料理は通年食べられているでしょ。

サツマイモには、焼く他に蒸かしたり煮たりといった加熱調理が行われますね。

 こうやって見ると、サツマイモって、調理法がどことなく肉に似てませんか。

 食文化の中には、肉や野菜などを草で蒸し焼きにする調理法もあるから、単純に比べられないという声もありそうだけど。

ほくほくした感じは魚、しっとりした感じは肉に似てますね。

 そうかしら、皮がパリッとして、中が全体としてほろっとした食感なのは共通でしょ。

そうですね。

 焼き芋好きの女子って、結構多いでしょ。

 低カロリーが嬉しいのもあるけど、鶏肉好きの女子も結構多い。

 つまり、鶏肉が案外サツマイモの食感に近かったりする。

 ほろっとした感じがささみ、しっとりした感じが胸や腿の肉。

そうですね。

 焼き芋の食感って、鶏のクリスティアンに近くありませんか。

強いて言えば、そうかも知れないけど…。

焼けた皮を、剥いて食べている人もいますからねえ。

 それを言ったら、皮付鶏肉の皮が苦手な人もいますよ。

確かに。

 石焼きの肉って、鉄板やバーベキューとは違う、独特の味わいがある。

サツマイモの鉄板焼きや串焼きも、する人いますよね。

 サツマイモは、ヒルガオ科サツマイモ属の植物ですよね。

仲間に、アサガオやアサガオ菜とも呼ばれるヨウサイがありますね。

食用にしているのは、養分を蓄えている肥大した根の塊根という部分ですね。

サツマイモは、漢字で書くと薩摩芋だけど薩摩が原産ではないですよ。

甘藷(かんしょ)の別名の他にも、唐芋(からいも、とういも)、琉球藷(りゅうきゅういも)という呼び名があります。

メキシコで、1955年に西山市三が祖先に当たる野生種を見つけ、イポメア・トリフィーダと名付けます。

後に他の学者達によって、中南米が原産地とされるわけですね。

スペイン人或いはポルトガル人により東南アジアに導入され、そこから中国を経て17世紀の初め頃に琉球、九州、その後八丈島、本州と伝わった作物ですよ。

 アジアの外来植物なのですね。

このため唐と呼ばれた中国から伝来した沖縄や九州では、唐芋と呼ばれているといいますよ。

奄美群島では、薩摩芋だそうですが。

 中南米と言えば、インカやマヤでしょ。

 古代日本との遺伝的近さが、指摘されますね。

サツマイモの原産は南アメリカ大陸、ペルー熱帯地方とされますね。

 アメリカ大陸で、縄文土器に似た出土品があるでしょ。

 地域的に重なるかしら。

どうでしょうね。

気にはなりますけど。

ただ、アメリカで出たフランスやスペインの形式の鏃とともに見つかったアイヌに似た古代人骨や、縄文的な顔が意外とフランス的だったりする点は、何かありそうですね。

 東北弁も、響きは妙にフランス語に似て聞こえるし。

そう言われると、焼き芋は鶏のクリスティアンを連想するというのも、あるような気もしてきますねえ。

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