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柱と日本とイスラエル?

神を柱であらわすのは、日本とイスラエルくらいのものです。

古代イスラエルには、アシラという女神が信仰されていました。

このアシラ神は、枝を切り落とした木の柱がシンボルとして信仰されていました。

柱には、アシラの転化という説も立っていますよ。

実際、「アシラ」は発音次第で「ハシラ」に容易に転化します。

 柱というのは、上に向かって聳え立つような形ですよね。

 リンガも、柱崇拝の一種かしら。

アシラは、女神のシンボルですよ。

リンガは、男神のシンボルですよ。

 中東のペルシャと南アジアのインド、神と悪魔は立場が入れ替わっているでしょ。

 ヨーロッパとアジアや日本、不思議なほどいろいろと逆になるものがある。

 鋸の歯の向き、鉋をかける向き、などはよく引き合いに出されますよ。

 アシラとリンガ、どちらかが転化だったりしないですかね。

 おそらく、リンガの方が転化した音では。

男神のシンボルであるリンガは、しばしば、女神のシンボルであるヨーニと対になりますね。

しかも、リンガとヨーニの対で表されることが多い。

 リンガが本来、アシラ女神のシンボルであったことを示したかったのかしら。

“a”は“h”音がついて“ha”に転化しやすいです。

そして巻き舌音化で、“ha”は“ri”に、“si”は“n”に、“ra”は“ga”に、それぞれ転化した可能性はあり得ますね。

 やがて、リンガの正体はアシラだったことは忘れ去られたが、もともとは女神のシンボルであったのでヨーニを合わせたのかしら。

アシラの方が、陰陽合一によって女神のシンボルとされた経緯が忘れ去られた姿だったかも、知れないですよ。

陽を表す形のアシラに、陰を配して太極にするため、あえて、女神のシンボルとしたのでしょう。

リンガとヨーニの対は、陰陽合一をわかりやすく表した姿だったでしょうね。

 アシラは、陽極まりて陰で、陰の女神とされたと見ても良いのでは。

いずれにしても、陰陽合一で太極になるという解釈に変わりはないですよ。

 かつてのペルシャ領は、ほとんどがイスラム圏に入っているでしょ。

 面白いのは、イスラム教のモスクにはしばしば、ミナレットと呼ばれる塔が建っていることね。

ミナレットの起源は、諸説あるようですね。

ユダヤ教のシナゴーグや、キリスト教の教会にも、しばしば塔と言える構造があるけれど、ミナレットほどの高さへのこだわりはないようです。

 例外も多いけど、モスクで複数の塔を立てる場合、四本が多いようですね。

 これ、諏訪大社の四本の御柱と似てますよね。

 社殿の四方に立っていないから、あまり比べる人を見ないけど。

日本には、インド人から同胞と勘違いされる人も、中東のどこか、つまり古代ペルシャ領のどこかから来たと錯覚される人も、いますよ。

そして、タミル語に日本語の語源説が出ているし、さらに、古代日本に多くのペルシャ人が来ていることは記録にはっきり残っている。

諏訪大社の御柱に古代中東の影響があっても、それほど不思議ではないですよ。

 確かに。

 日本とチベットは、イスラエル人を除けば古代中東の遺伝子が今日まで残っている数少ない民族だし。

同祖神は、仲睦まじい男女像、それも年配に代わっているけど、時代を遡ると若い男女像だったようですね。

 おまけに、あからさまな陽の物や、陰陽石が祀られる土地があったりするでしょ。

こちらの方は、インドのリンガとヨーニが形を変えて今に伝わっているのかも知れないですね。

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