本気で技術立国を想うならどうすべきだったか考えてみた。
以前、ピストル型のプラズマ発生装置がテレビなどのメディアにでたことがありました。
いつだか、覚えてないの。
相当、前ですからね。
だが後日談は一向にないのですよ。
あまりに小型ゆえ、悪用されたら大変な装置なので実用化が見送られた可能性はもちろんあります。
だが、気になるのは軍事関連技術を扱う秘密特許の存在なのです。
これに抵触したが故に、製造できない可能性は否定できないのです。
悪用したら危ない、言い換えれば十分に兵器になり得る。
軍事用技術の開発には、膨大な資金と最高の技術や能力が結集しています。
一企業はもちろん、どんな巨大な企業集団をもってしても、敵わない程の金額と頭脳が投入されているのです。
そういえば、今でこそ民間企業でもある程度のロケットは飛ばせるけど、開発は巨費を投じたし危険も大きかったから国家プロジェクトでしたね。
そう考えたら、ピストル型のプラズマ発生装置は、すでに秘密特許であってもおかしくないのです。
民生用の技術者でさえ、その気になれば作れたという事は、軍事技術としてはすでに先を行っている可能性があるのです。
超能力でさえ軍事目的で研究されていたなんて話も、出てくるくらいだから…。
真偽のほどは不明だけど、アメリカと旧ソ連の冷戦時代には相手が研究しそうと思えば、オカルトまがいな研究だってあり得たのです。
現代人の多くはオカルトを非科学とあざ笑うが、現代科学を切り開いた偉人の多くは、熱心なオカルト研究者だったことを忘れてはならないのですよ。
そういえば、ニュートンもオカルティストだった…。
ニュートンの錬金術師としての側面は、近年注目を集めていますよ。
そうでなくても軍事は秘密の塊なのに、旧ソ連はとことん秘密主義だったから、なおさらです。
たとえ今の常識に外れていても、ちょっとでも、できそうだ、ありそうだと思えたら、研究してしまう。
技術や攻撃で先を越されたら、お手上げだからです。
だとしたら、技術立国などと言っていても、本当の最先端技術は、とっくにアメリカとロシアに軍事技術として開発されていると見た方がいいのです。
そのいい例が、掃除ロボットなのです。
類似品は、最新技術があれば出来ます。
だが、投入されている技術の水準が桁外れなのです。
出し惜しみされなかった資金を用いて、極限の事態を想定し、最高の頭脳で開発された制御技術と、高い信頼性のある加工技術が、用いられているのです。
軍需で儲け、さらに、民需で儲け、その資金を再び開発に投入する。
しかも、売れれば売れるほど、量産されるからコストも下がるとしたら…。
さらに言えば、アメリカでものすごく高性能な手術ロボットができています。
かなり高度な手術が可能になるのです。
しかも、アメリカでは当たり前な機械になっています。
実はこれ、前線にいる戦士の遠隔手術が目的で開発されたものですよ。
日本は発想を変えないと、置いていかれると危機感を持つべきでしょう。
日本も、産学共同研究を、もっと活発にやる必要があったのです。
基礎研究も含めてです。
応用研究は、一見すると即戦力だけど後れを取ったらすべてが無駄です。
基礎研究は、どんなに小さな発見でも裾野は広いから、いち早く応用できた方が勝ちます。
技術立国を言うなら基礎研究をもっと大事にし、先入観にとらわれず機敏に応用に回すべきだったのです。
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