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nationの語源を想像してみた。

nationとは、しばしばこれらの意味で使われる言葉です。

国や国家。

なお、国民つまりpeopleの意味で使われる場合は、集合的に単数形で複数扱いとなる。

民族や、種族。

ただし、言語・宗教を同じくするが1つの国家にまとまっているとは限らない。

ところで、nationの語源をどう見ますか。

 tionは「接尾語」のひとつであって、動詞を名詞にするものですよね。

 そこで、tionが最後についているものはすべて名詞です。

 意味としては、「状態・動作・関係・結果」の意味の名詞を作るものだと説明されています。

そうなると、naは動詞なはずですよね。

 ところが、naという動詞はないですね。

naを、否定を意味するnoと語源を同じと見たらどうなるでしょう。

 否定している状態を、nationと呼ぶ。

 ほかの誰でもないとか…。

このnaを、夜を表すnightと比べてみたらどうでしょう。

 暗いnightに対して明るいlight。

 閉じる感じの音のnightと、開く感じの音のlight。

 nの音には、閉じる感じがあるので、しばしば、否定を意味する言葉に使われますね。

共に夜を過ごす者たちということが、もともとのnationの意味だとしたらどうでしょう。

 そういえば、定住人口、あるいは居住人口とほぼ同じ意味で夜間人口と言いますね。

 ある地域に常住する人口が夜間人口、つまり日常的にある地域で寝ている人の人口ですね。

民族や、種族の意味でnationという場合、言語や宗教を同じくする人達という事ですよね。

共に夜を過ごす人たちが、最低限、言語を同じくしないと秩序は保てないでしょ。

 そして古代になればなるほど、宗教は種族や民族の単位で信仰されましたね。

神の移動は、信者の移動であり、それはしばしば民族の移動を意味したようですね。

国は、時代を遡れば遡るほど、種族を単位とするようになるでしょ。

 大きな国家もあったが、大抵は種族連合であったり、複数の種族を纏める権限を委ねられた王がいたりした。

そして、大きな古代国家はある種族や民族が、自分の移動の安全を確保するために他の種族や民族の国家を従属させたわけですよね。

 結果として、従属させられた人々にとっても、移動の安全が保障されてある程度の利益になったけれど。

たとえ、言葉や宗教の自由を保障されても、異民族支配には変わりないでしょ。

 そこで、中心的な民族の力が弱まると、すぐに主導権争いになってバラバラになってしまう。

とはいっても、その過程で言葉や宗教を同じくする人々の集団は次第に大きくなっていくわけですね。

生産手段の発展とともに、古代から中世に向かい、さらに大きくなった生産力を背景に王権も力を増していくことになります。

 ただし、皮肉なことに、中世の帝国って、古代より範囲が小さくないですか。

古代は生産力が比較的小さい分、帝国を広げないと多くの富が集まらないという側面もあったのでしょうね。

中世は生産力が増した分、近場で集めても多くの富を手に入れられるようになった分、帝国をそれほど広げないでも良くなったのかも。

 もっとも、資本主義が成立した近代ともなると、発展した生産力の産物の販売先と必要な原材料を求めて再び帝国は巨大化していくけど。

生産力の増した分人口も増えるから国自体も、古代より面積が大きくなるのは確かでしょうね。

 そして、国家が大きくなり、生産力の増大は次第に量産品も増やすことになる。

 量産品の増加は、自分たちの好みが似ていることを人々に自覚させることになり、民族意識は高まっていく。

 民族の伝統的意匠はあったけれど、量産化はさらにその特徴の共有を意識させることになっていったでしょうね。

さらに、産業革命は飛躍的的に生産力を増やし、市場はさらに拡大するとともに、中世以上に日常化したでしょうね。

 民族は時代とともに確立していったが、民族国家は近代とともに生まれたと言われる理由もこのあたりにありそうですね。

 nationと似た意味で使われるのが、stateですよね。

ただし、stateには、国という以外の意味合いも強いですね。

単数形でつかって、状態やありさま、ようすとか様相のほか、事態、事情、形勢、さらには情勢や様相を表す場合もある。

時には、精神状態を指すことさえある。

社会上の地位や身分、位置、階層、階級なども表し、特に高位の人を表す用法もある。

高い身分とか富者にふさわしい威厳や威儀のほか、豪奢やもったいぶり、さらには荘厳を意味したりする。

特に主権を有する国家や国、時にはchurch(教会勢力)に対する国家を指したり、中央政府を意味したりする。

そうかと思えば、米国・オーストラリアなどの州や、州当局、州政府の意味に用いたりもする。

アメリカ人などは、USAの略称としてstateを使ったりする。

ほかにも、現段階の状況とか、作業などの進行状態、スポーツの得点やスコアを指したりもする。

そして、形容詞として用いる場合もある。

ちなみにstateの語源は、ラテン語で立っている状態を表すstatusだそうです。

つまり、立っている状態から、留まっている状態を指すようになり、さらに、留まっている場所へと意味が拡大されたのでしょう。

 そうなると、nation stateとは、民族の留まる場所となり、自他ともに承認されないと成立しないことになりますね。

 イスラエルはパレスチナ国家の樹立を引き延ばそうとしているけれど、入植を進めていることと合わせると、イスラエルに帰化するか、ここから出ていくかどちらかにしろと言いたいのでしょうか。

あまり考えたくないけど、彼らの行動はそう見えますね。

平和を手に入れたいなら、共存の道こそ模索して欲しいですね。

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コメント

I can't believe you're not playing with me--that was so helfupl.

投稿: Fanny | 2011年12月 7日 (水) 21時49分

It's much easier to undretsnad when you put it that way!

投稿: Jory | 2011年12月 8日 (木) 00時55分

What is easy to understand.

投稿: cova | 2011年12月 8日 (木) 16時20分

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