ノアの方舟と恐竜?
私のところに、こんな質問が来ました。
ノアがそれら全てを一つがいずつ方舟に乗せたのであれば、なぜ、現代に恐竜は生き残っていないのでしょうか。
恐竜の全種が生き残っているはずでしょ。
なのに、未だ、一種も「確認」されていないというのは、やはり、不可解に思えます。
こういう内容です。
いわゆる未確認動物と呼ばれる中に、恐竜ではないかという議論がされている種類がいるようです。
未確認動物は、英語ではCryptid(クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoologyと呼ばれます。
それと、代表的な種を網羅すれば基本的な生態は再現できます。
適応放散による分化で、多様性も再現は可能です。
でも、昔居た種の再現は無理でしょ。
それは、そうですけどね。
似通った環境であれば、似通った姿になることなら、ないとは言えないでしょうね。
ただ、植物の種類や大きさがまるっきり違うから、そっくりになるのは難しいでしょうね。
恐竜は鳥に近いというのが、近年の定説でしょ。
爬虫類的な姿を期待すると、見つからないと思いますよ。
欧米では、体毛ふさふさのカラフルな恐竜はあたりまえに図鑑に載っているそうです。
恐竜について検討してみると、爬虫類ではありえないのはまず、間違えありません。
最新研究でも、鳥に近い図を描くものが増えています。
そして、恐竜の子孫が鳥と主張する人は多いです。
さらに、鳥と哺乳類の境目も、調べてみると案外あいまいです。
また、哺乳類型爬虫類に分類された仲間は、現在では爬虫類型哺乳類に分類されています。
現在では爬虫類型哺乳類に分類されているのは、単弓類のことです。
恐竜の仲間には、単弓類と見られていたものがあります。
従来からの爬虫類の分類に引っ張られて双弓類の亜綱にされているけど、穴は明らかに一つなので足の付き方や心臓の構造から言っても哺乳類に分類されてもおかしくないのです。
爬虫類に分類されてきたもので、四肢が胴の下につき、体毛があるのは恐竜だけです。
爬虫類は、四肢が胴の横についているし、そもそも体毛がない。
恐竜はむしろ、鳥類や哺乳類に近い。
そして、体毛の多いものと少ないものがある、これは哺乳類の方が近いと言えます。
多くの恐竜に素嚢があるけれど、素嚢にはミルクを出す能力があるのです。
恐竜がミルクを与えていた可能性は、否定する方が馬鹿げている。
もし、恐竜が哺乳類であったら、目撃例が少なく生態が不明な哺乳動物の中に、いる可能性は十分にあり得ます。
飛鳥昭雄や三神たけるにいたっては、恐竜は哺乳類だったと主張しています。
もしそうなら、哺乳類の未確認動物に恐竜が混ざっている可能性さえ出てきますね。
未確認動物には、天狗や河童のような妖怪の類や、小説などのために創作された存在は含まれません。
また、ジャイアントパンダやローランドゴリラも生物学的に確認されたのは19世紀以降です。
つまり、ジャイアントパンダやローランドゴリラは、18世紀以前の人々にとっての未確認動物でした。
恐竜も、21世紀以降になって生物学的に確認される存在になる可能性は否定できない。
未確認動物、あるいはUMAと呼ばれるなかに、姿から推察して恐竜ではないかとみられる生物の目撃例があるそうです。
現代にもし恐竜がいたら大発見だが、はるか昔に滅んだのでいないことになっている彼らがもし現代にいれば、定説は危うくなるのでそう簡単には認知されないでしょうね。
しかも、目撃された姿は明らかに未知の哺乳類らしいですよ。
耳が見える。
耳ではないかと思えるものが、写っている写真もあるようですね。
恐竜は定温動物だったのではないか、とみる研究者が増えているそうですね。
定温動物とも、温血動物とも言っていたけれど、最近は恒温動物という事が多いですね。
恒温動物ではないかと、見る方が説明できる事柄が増えてきたからでしょうね
だったら、恐竜が鳥類や哺乳類の可能性は排除しないでしょ。
鳥類までは許容範囲でも、なぜか、哺乳類となるとためらうようですね。
進化して鳥になったと言い続けた手前、昔の姿のまま哺乳類になったとも言いずらいかも。
すでに体毛も、確認されてるから…。
白頭山などには、伝説のドラゴンそっくりな生物の目撃例があるそうです。
ロシアや中国でも、同様な目撃例があると言います。
体を上下に波打たせながら、水中を進むそうです。
また、カンガルーに似ているが、体を水平に倒して走る謎の生物の目撃例もあると言います。
これら目撃例の中には、さっきも言ったように写真が残っている場合もあるようです。
未確認生物とかUMAを扱った本の中には写真の収録されているものもあるので、書店で立ち読みでもいいから見かけたらご覧になってください。
立ち読みでもいいからって、作者から見たら営業妨害では。
買ってもらえるかどうかは、内容に対する評価次第でしょ。
素通りされたら買ってもらえないわけだし。
方舟の方は。
幼い子どもであれば、小さいしおとなしいだろうから、動物たちは相当な数と種類、乗ったでしょうね。
そのなかには、恐竜の子どももいたかもしれませんよ。
追記
2010年11月、アマゾン川の大干ばつで無数の水生生物の死骸が転がっていたのです。
魚類、甲殻類、軟体動物、など多岐にわたった死骸の中に奇妙なものがあったそうです。
未知ではあるが新種ではない、はっきり言って化石でしか見たことのない生物に似ていたそうです。
体長約50センチ、幅約20センチ、見た目は節足動物のようで、巨大なフナムシか、あるいはカブトガニに思えたそうです。
目撃者の中に、話のタネにしようと写真を撮った者がいました。
残念ながら、死骸を拾ってはいないと言います。
写っていたのは大きさといい、節の部分といい、三葉虫にそっくりだと写真を入手した飛鳥昭雄と三神たけるは主張します。
記事が載っていたのが学研のムーで、しかも、執筆者がこの二人なので、頭ごなしにトンデモ扱いする人もいるでしょう。
2億5100万円前に絶滅したというのが、定説になっている生物の死骸というのですから。
先入観で否定する前に、そういう人には、まず写真を見て欲しいですね。
なお、写真は2011年12月発行の1月号に掲載されています。
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コメント
三葉虫とカブトガニ、よく似てますね。同種の生物ですか。確認されているかいないかの差だけで価値や扱いが雲泥の差ですね。ツチノコとツチノコによく似た何とかトカゲみたいですね。それぞれの生物にも雛型と完成形があるという事でしょうか。
投稿: ペプシコーラ | 2011年12月25日 (日) 21時48分
三葉虫は、古生代を代表する無脊椎動物であり、化石としても多産し、示準化石としても重視されます。
カンブリア紀に現れて、古生代の終期であるペルム紀に絶滅した節足動物です。
三葉虫はカブトムシの幼生に似ているので、カブトムシの幼生は三葉虫型幼生と呼ばれます。
カブトガニは見た目から連想される甲殻類ではなく、カニよりはクモやサソリに近いとされます。
カブトガニは、節口綱カブトガニ目カブトガニ科カブトガニ属に属する節足動物です。
幼生が似ている三葉虫と系統的に近いと思われたこともあるが、今では否定されているそうです。
とはいえ、同じ節足動物に分類される以上、もし生存が確認されて比較された場合、再び位置付けが見直されるかも知れないですね。
投稿: cova | 2011年12月26日 (月) 08時36分