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えびす神社とキリスト?

えびす神社の名前に対し、こんな疑問が寄せられました。

えびす神社には、蛭子神社もありますね。

子といえば、神の御子であるキリストを連想します。

蛭は、昼=太陽と解釈するのは強引でしょうか。

西宮神社は日本全国にある事を考えると、西というは西日本を示唆しているのではなくて、日本人の起源が西方にある事に関係があるのではと思いました。

まず、蛭は、昼=太陽と解釈するという連想についてみてみたいです。

 蛭(ひる)は昼(ひる)に音が通じる。

 面白いですね。

昼=太陽みれば、イエスは義の太陽に準えられるので、蛭子を義の太陽である人の子を暗示しているとみてもいいかなと、思えますね。

 イエスは自らを、人の子と言い続けておられましからね。

それと、陰陽をカッバーラの正体と見る人もいます。

 そう見てよいなら、面白いことになりますね。

虫は、もともとは動物の総称です。

陰陽五行では動物を、五虫、つまり、毛虫・羽虫・裸虫・介虫・鱗虫に分けています。

毛虫は獣、羽虫は鳥やいわゆる虫、裸虫は人類、介虫は亀のようなかたい甲羅をもった類、鱗虫は魚類など鱗をもった類とするのです。

蛭を、至る虫と分解し、至る人と言い換え、至る先を神と見れば、神に至る人=イエスの暗示と解釈が可能になります。

 そうなると、蛭子=イエスとなり、えびす神社=イエスの神殿となる。

また、ヒルに「蛭」の字を充てた理由としては、マムシに噛まれた毒を吸い出させるために蛭が使われていたことも、ありそうですね。

 そういえば、調べてみると、日本の山間部の雑貨屋や、よろず屋などの生活用品雑貨店では、マムシに咬まれたときヒルに毒を吸い出してもらうために売っていた。しかしここ近年では見かけなくなっていた。・・・と、ありますね。

旧約聖書の民数記では、エジプトを離れたイスラエル人の一行が葦の海の途中までやってきたときに、苦しみに耐えかねて不平を言ったので神は炎の蛇を送ったので、かまれた人々の中から死者が出たという話があります。

民がモーゼに許しを願うと、モーゼは神の言葉に従って青銅で蛇を作り旗ざおの先に掲げ、この青銅の蛇を見たものは炎の蛇にかまれても命を永らえたのです。

この青銅の蛇は、イエスの予型と見られています。

実際、イエスには癒しの奇跡が伝えられています。

えびすには、蛭子の他にも、胡、夷、戎、恵比須、恵比寿、恵美須などの書き方があります。

胡は西アジアを指す文字なので、ついでに、西宮についても、触れてしまいましょう。

西は、日本人のルーツである西アジアとみることも可能でしょう。

 日本人の西アジアからの道には、東回りのほか、西回りも考えうるのでしたね。

それで、胡や西宮も陰陽で、解釈してみたいです。

西は陰に配され、神を含む魂の世界の方角とされます。

そこで、西=神の国と置くなら、西宮は神の宮、つまり、この一言だけで神社、あるいは神殿となるでしょう。

さらに、陰は、現在は神の世界に隠れておられるイエスの暗示となり、西宮は天のイエスの神殿という見方もできるかと感じられますね。

夷と書く場合には、弓を構える人の象形という本来の解釈より、弓の長さに注目し、陰陽では長いものを風や息や声に配するので、神の声を託された預言者としてのイエスが連想できます。

 弓は、矢を放ちますね。

矢は、ヤハウエのヤに通じ、弓(きゅう)は旧(きゅう)に通じるので、旧約のヤハウエであったイエスを夷の字で表す意図も、見えそうですね。

戎は、中国語では、古代の兵器や軍、あるいは単に、軍隊や軍事や兵隊という意味も持ちます。

一方では、古代における西方の民族を指す言葉でもありました。

つまり戎とは、軍事に長けた西方の民のことを呼んだと見ることもできます。

さらに、戎(じゅう)という読みから、「じゅう」と呼ばれる民族であったと解釈するなら、軍神としての側面を持つヤハウエの民であるユダヤを連想できます。

ユダヤはジュウとも、呼ばれるからです。

それに、恵比須、恵比寿、恵美須は当て字であることを思えば、中国的発音から見てへブル(heburu)からの音韻転化は十分あり得たと見ても良いと思えます。

平唇音化するとheはhui、buはbi、r音は、sやshuに容易に転化し、heburuはhuibishuに転化したのかも知れません。

 つまり、えびすは西方の民であるユダヤを指し、神としてのえびすは、ヤハウエを指し示す。

少なくとも、えびすはヤハウエを指すという解釈はあり得るし、字からすれば、イエスとみることも、可能でしょうね。

これは、どこまでも解釈であり、言い切るには、さらに情報を集める必要があります。

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