稲荷の鳥居と天皇?
稲荷の鳥居はなぜ赤いか議論していたら、思いがけない方向に進んで行ったのです。
赤は火ではないかと思います。
青は水。
黄色は…土?
陰陽では、色はこういう配当になります。
黒=水、赤=火、青=木、白=金、黄=土
詳しく言えば、陰陽では色にはもっと配当されることがあります。
煩雑さを避けるために省きますが。
「赤」=「鉛を煮立てた色」なのだと思います。
鉛はアルファ線とかベータ線とか「放射線を遮る効果」が高かったろうと思います。
昔の人はそうした効果を「魔除け」にしたのだろうな…と、私は思っています。
鉛丹(えんたん)は、光明丹(こうみょうたん)、赤鉛(せきえん)、赤色酸化鉛(せきしょくさんかなまり)とも呼ばれますね。
鉛丹は、鉛が名前にあるように、四酸化三鉛(Pb3O4)を主成分とする、赤色の無機顔料です。
鉛丹が主原料の塗料で、日本の平安時代の建築物の朱色の柱は塗装されています。
鉛に遮蔽の力があるのは、確かです。
古代の知識や技術は、今日の私たちが考える以上の水準にあることは、確かに注目されてきました。
だが、いにしえの人が鉛の遮蔽効果まで、知っていたか、理解していたか、となると、想像の域をでません。
解釈としては、面白いとは思いますが。
聖書のどこかに再臨する時のイエスは赤い服を着ていると書かれてますね。
黙示録でしたかね。
イエスは赤い衣をまとってメルカバーに乗っているとありますね。
地球はノアの洪水で水によるバブテスマを受け、この世が終わる時には火で焼かれ火によるバブテスマを受けます。
そのへんが鳥居の赤い色と関係しているのではないでしょうか。
鳥居の赤い色は朱色ですね。
朱色の朱(しゅ)は、主(しゅ)であるイエスを暗示する色かもしれません。
ヤハウエיהוהをさす一文字“ה(へー)”を筆記すると、鳥居にそっくりになるだけでなく、יהוה(ヨッドヘーヴェブヘー)を縦書きしてもそうなります。
その鳥居が赤い稲荷とイエスを比べると面白いですね。
イザヤ63章にも、赤い服の再臨するイエスの話がありますね。
イザヤ63章第1節ですね。
「エドムから来る者、ボツラから真紅の衣を着て来るこの者は、だれか。その着物には威光があり、大いなる力をもって進んで来るこの者は。」「正義を語り、救うに力強い者、それがわたしだ。」
気になるのはどういう事ですか。
黙示録では再臨するイエスは、赤い服を着て白い馬に乗っているようですね。
黙示録の19章第11節から13節ですね。
11 また、私は開かれた天を見た。見よ。白い馬がいる。それに乗った方は、「忠実また真実」と呼ばれる方であり、義をもってさばきをし、戦いをされる。
12 その目は燃える炎であり、その頭には多くの王冠があって、ご自身のほかだれも知らない名が書かれていた。
13 その方は血に染まった衣を着ていて、その名は、「神のことば」と呼ばれた。
この、色の対比をどう見たいのですか。
白地に赤の日の丸の旗は、再臨のイエスの予型というのはどうでしょうか。
陰陽では、白は西と死、赤は地と生に配されます。
また、陰陽では馬は午と表し地と生に配されます。
イエスは義の太陽とされる事と合わせると、日の丸の構図と配色にそういう連想が出来るのは面白いですね。
日の丸は、日ノ本の国という国名に、対応しているのでしょ。
確かにそうなのだけど、昔から白地に赤丸だったわけではないようです。
世界中で歴史的に太陽が赤で描かれることは少なく、太陽は黄色または金色、それに対して月は白色または銀色で表すのが一般的です。
平安時代末期の頃までの「日輪」の表現は、通常「赤地に金丸」であったと考えられています。
赤は陰陽でいえば地に配当されるので、赤地に金丸で地上に降臨した太陽神の子孫である天皇を中心とした国という意味合いを込めていたのかも知れません。
日本で白地赤丸が日章旗として用いるようになった経緯は諸説あり正確には不明です。
一説には、源平合戦の結果が影響していると言われます。
朝廷の象徴である錦の御旗は、赤地に金の日輪、銀の月輪が描いてあります。
錦の御旗は、天皇すなわち朝廷の軍である官軍の旗で、錦旗(きんき)と略称されます。
別名は、菊章旗、あるいは、日月旗で、日之御旗と月之御旗は二つ一組で掲げられます。
平安時代末期に、平氏は自ら官軍を名乗り御旗の色である赤旗を使用し、それに対抗する源氏は白旗を掲げて源平合戦を繰り広げました。
古代から国家統治と太陽は密接な関係であることから日輪は天下統一の象徴であり、平氏は御旗にちなんで「赤地金丸」を、源氏は「白地赤丸」を使用したのです。
源氏の「白地赤丸」は、白で御旗の月、赤で御旗の太陽、というつもりだったのかも知れません。
天皇は太陽神の子孫という位置付けだからです。
もし、「白地赤丸」を日月旗と見てよければ、陰の月と陽の太陽の対比となり、陰のヤハウエと陽のイエスの対比と対になりますね。
日月旗と呼ばれる錦の御旗そのものが、陰の月と陽の太陽の対比となり、陰のヤハウエと陽のイエスの対比と対、と見ても良いのは興味ありますね。
平氏が滅亡し、源氏によって武家政権ができると代々の将軍は源氏の末裔を名乗り、「白地赤丸」の日の丸が天下統一を成し遂げた者の象徴として受け継がれていったと言われます。
現存最古の日章旗としては、山梨県甲州市(旧塩山市)の裂石山雲峰寺所蔵のものが知られています。
日ノ本とは日出る国という意味である共に、古来太陽を神として崇めてきた日本は太陽神のお膝元の国という意味にも、とれます。
天皇は、太陽神の末裔という位置付にあります。
言い換えれば日本とは、天皇陛下のお膝元の国、という意味の国名ともとれるのです。
日本が古代の天皇即位以来、天皇の所有下にある国という位置付けは変わってない。
大日本帝国から日本国に国名は変わったように見えても、天皇を中心とした日本という点では、古代から連続性があるのですよ。
中国が国名も支配民族も、ころころ変わったのとは、対照的なのです。
古代から一つの皇統が連綿と続いている国は、良いか悪いかはさておき、日本くらいのものです。
それだけは、覚えておいた方が良いですよ。
日本は、もしも天皇制を廃したら、古代からの連続性は途切れ、まったく別の国家になると言いえるでしょう。
いずれ地球は、イエスが統治する日の栄の王国、すなわち神の御国となります。
日本は、日の栄の王国の雛型なのではないでしょうか。
日本は、日の栄の王国の雛形という意味も込められた名前とみるのも、面白いですね。
イエスは、義の太陽とされる存在ですね。
天皇は神道の最高祭司であり、神の道を整えることが務めと言えますから。
その祖先神であるアマテラスの本地が大日如来、すなわち大いなる太陽の如く来られると呼ばれることと合わせると、矛盾はないですね。
だから、フランシスコ・ザビエルは大日を誤訳として血相変えて訂正しまくったのでしょうね。
天皇陛下は、日の栄の王国を統治するイエスの雛型なのではないでしょうか。
天皇陛下と日本の関係は、日の栄の王国を統治するイエスと、相似形にみえますね。
予型とか雛形に見えちゃうのは、仕方ないでしょうね。
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