薄毛を透かすとヨーロッパが見える?
ちょっと興味深い記事が、週刊ポスト2012年11月2日号で掲載されていました。
NEWSポストセブンのHPから、紹介しましょう。
イギリス 裁判官のカツラ廃止、法服簡素化で7000万円削減
2012.10.26 16:01
日本の成人男性の薄毛人口は約1000万人。
そのうち、ざっと10人に1人がカツラ愛用者といわれる。
ここでは、そんなカツラーだけでなく、誰もが知っておいて損のないカツラ・トリビアを3つ紹介しよう。
■イギリスの裁判はカツラが義務
イギリスでは17世紀以来、裁判官らに法廷での白いカツラ着用を義務づけている。
法廷の威厳を保つための伝統だが、「時代遅れ」という声が挙がり、2008年から一部地方で民事裁判に限って廃止された。
同時に法服も簡素化され、当時のレートで年間7000万円の経費削減効果があった。
しかし、刑事裁判については、被告人から裁判官の人物特定が容易になってしまうという理由で、現在もカツラが着用されている。
■欧米と日本で異なるカツラ意識
アメリカやヨーロッパにもカツラはあるが、日本のものほど精巧ではなく、着けっぱなしにして数か月で使い捨てるのが一般的。
また使っていることを隠したりせず、オープンだという。
これには、それぞれの国の薄毛率が関係あるようだ。
主な国の成人男性の薄毛率調査によると、ドイツ41%、フランス、アメリカ39%、イギリス36%と半分近くが薄毛。
一方日本は、アジアトップではあるものの26%。
薄毛は4人に1人と少数派であるため、日本ではこっそり使う精巧なカツラが発達したのかもしれない。
■元は同じ会社の同僚!
日本のカツラ市場で過半数のシェアを握るアデランスとアートネイチャー。
実は創業者は同じ会社の同僚で、いまはなき名古屋の女性用カツラメーカー、ボア・シャポーの社員だった。
昭和40年代にそれぞれ独立し、当初は個人商店としてスタートした。
私が注目したいのは、ここです。
主な国の成人男性の薄毛率調査によると、ドイツ41%、フランス、アメリカ39%、イギリス36%と半分近くが薄毛。
一方日本は、アジアトップではあるものの26%。
薄毛は4人に1人と少数派であるため、日本ではこっそり使う精巧なカツラが発達したのかもしれない。
日本と欧米の間に見られる、さまざまの類似点を挙げてきた私としては、見逃せません。
そういえば、薄毛は26%で4人に1人と少数派とはいっても、アジアトップとありますね。
家族性地中海熱、家族性アイルランド熱、高IgD症候群HIDSなど、主に欧州人種で発症している遺伝病は、日本にも見つかっています。
秋田美人の美白の謎を探っていくと、白人の血が入っていないとここまで白くならないという、指摘もありました。
秋田犬、さらには、北海道犬にまで、ヨーロッパとの接点が見えてきました。
秋田美人の顔も、典型を探るとミロのビーナスに近くなると言います。
体格も、良いですよね。
縄文時代の遺跡から見つかるオオヤマネコを追跡すると、ヨーロッパからアメリカ経由の可能性が見えてきました。
アメリカからは、イギリス人とアイヌの双方に似ているフランスとスペインの鏃を伴った古代人骨が、でてますよね。
日本の神話は、太陽神を中心とした三神構造で、動物神を含む八百万の神々という、古代エジプトとの共通点があります。
けれど、散りばめられている神話はギリシャとの類似が言われることの方が多いです。
日本人の足も面白いことに、エジプトタイプが多数を占めるが、二位がギリシャタイプ。
三位は、スクエアタイプですね。
エジプトに似た構造の神々の世界であるのに、神話はギリシャ。
エジプトタイプが足の多数を占めるのに、二位がギリシャ。
そう見ると、面白いですね。
日本とヨーロッパ、それも、旧ローマ帝国領の地域と、妙に似てる気がしませんか。
北欧からも、日本に親近感を持っている民族が見つかるので、旧ローマ帝国領に絞らないほうが、良いように思いますがね。
一つの記事だけ見てると、単なる話のネタで終わるけど、情報を集めると、ここまで話題って広がるのですね。
アデランスとアートネイチャーの創業者が、同僚だったとは驚きました。
驚くのは、そっちですか。
おかしいですか。
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